2018-08 放出エネルギーと黒点数の推移

始めに

本ブログは、地震の放出エネルギーと太陽黒点数の推移を毎月調べ報告するものです。

放出エネルギーは:

 主たるデータは気象庁さん [2] データですが、直近データは防災科研さん [1] です。

 北東太平洋(北緯20°東経120°〜北緯47°東経150°)領域で発生した地震(マグネチュード)をエネルギー(ジュール)に変換して表示しています。 深さ制限はかけていません。

 過去25年間の推移を表示しています。

一方、黒点数は:

 三鷹太陽地上観測さん [3] が毎月公開する一日当りの平均黒点数を表示しています。

 直近48ヶ月分のデータをグラフ化して表示しています。

私が、何故こんな事をしているのか?と言うと:

 2017年は、この25年間で最低の放出エネルギーでした。 私は地震の放出エネルギーが本格的な上昇状態に入る前に、新しい太陽サイクル25が始まるのではないか、と予想しています。

* 黒点について何故48ヶ月かと言うと、13ヶ月平均を取って調べるからです。 ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します。 これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です。 それを調べるには48ヶ月あれば充分だろう、と考えたからです。

 従って、通り過ぎてから、底が分かる事になります。 株価と同じです(当り前ですが)。

 また人によって底の判断が多少異なるようです。 私は英文Wikipediaの数値を使っています。 [4]

 現在は正に十一年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります。 たとえ私の予想は外れたとしても、新しい太陽サイクルが始まるこの時を、この目で、リアルタイムに見てみたいのです。

 

1994年1月〜2018年8月迄・25年間の放出エネルギー推移

ブログ [地震の予測マップ] によるエネルギーの推移で、次のデータによります [1], [2]

 

一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年9月1日〜2018年8月31日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。

新規な太陽サイクル開始後、放出エネルギーは減少し、それから増加に転じているように見えます(図中の”Cyc23開始”、”Cyc24開始”を参照)。 そこで、次に示す黒点数推移を追っています。 尚、現在は太陽サイクル24の最終期です。

 

2014年9月〜2018年8月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [3]

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一番右側が2018年8月で平均8.13個で、北半球は1.96、南半球では6.17でした。

3月、7月とほとんどゼロの月でしたが、8月になってそれなりの黒点数の月となりました。

こうなりますと、2018年3月が13ヶ月平均で黒点数ミニマムになる可能性が戻ってきました。

現時点では3月か7月がミニマムで新サイクル25が始まった年月となりそうです。 そうなりますと、サイクル24は非常に短いサイクルであった、ということになります。

果して、新サイクル25は始まっているのか???

観測を続けて頂くしかありません。 何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月3日頃となります。 本「放出エネルギー...」が更新されてから「SP500と黒点数の推移」がその後更新されます。

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「放出エネルギーと黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

放出エネルギーの直近データは「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[4] List of solar cycles - Wikipedia

2018-07 SP500と黒点数の推移

始めに:

太陽黒点数と経済活動に相関はあるのか?

よく言われる事です。 では、それを調べてみよう、という事で黒点数の推移とSP500(正確にはS&P500株価指数:ニューヨークにおける代表的株価指数)の推移を追います。

2018年7月のSP500と黒点数の推移から、5〜10年の長期レンジ・ブル投資を前提とした分析を試みます。

 

1996年〜2018年迄の黒点数推移とSP500推移

まず、大局的な観点からのグラフ表示です。

ここ25年間(約2サイクル分の太陽サイクルに相当)のグラフです。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の過去25年分の黒点数推移(©国立天文台)。 [1] が太陽北半球上の、が太陽南半球上の、黒点数。 がトータルで、に着目して下さい。 点線は25年以前100年位前までの参考データで、無視して下さい(三鷹さんは100年に及ぶ黒点観測の歴史があるのです)。

次にSP500の約25年分の半年単位(各年1月1日と7月1日終値)の推移。 [2] これはかなりアバウトですが、全体傾向を見る目的ですのでこの程度のサンプリングで充分です。

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ここでは黒点数最小の時にSP500も底を打つように見えます。 特に2009年頭で黒点数が最小となった時、SP500も底を打ったタイミング相関は見事に現れています。 これは偶然ではなく必然であると考える(仮定する)所から本ブログ・本シリーズは始まります。 

SP500の底については2008年9月発生のリーマン・ショックによるもので、黒点数については2008年12月が黒点数最小の時(太陽サイクル24開始の時)であった事によります。 株価暴落のような破壊現象では、SP500の暴落の方が黒点数最小の時より四半期程度前に現れる、と仮定します。 これは黒点数最小に至る過程で既に株価は破壊エネルギーを充分蓄積しており、株価が暴落してから黒点数最小の時期が現れる、と考えられるからです。

2009年以降、FRBの金融緩和政策により、SP500はこの10年間ほとんど一本調子で上昇して来ました。 一方黒点数の方ですが、2018年から2019年のどこかで黒点数最小となる時期を再び迎え、新たな太陽サイクル25が今まさに始まろうとしています。

このような状況下において、米国債市場は10年に及ぶ資金の流入が続いた事からバブルが進行、2018年1月末には米国債価格が暴落し利回りが急上昇する事態となり、結果として割高感の出た又は長期金利の上昇を嫌った株価も一旦暴落し、現在に至っています。

 

2014年8月〜2018年7月迄・48ヶ月間の黒点数とSP500推移

次に直近48ヶ月分の推移です。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [1]

次に48ヶ月分のSP500。 これは月単位のSP500指数で一日当り(終値)の平均値です。 [2] 変化分を強調する為、指数1800でベース・オフセットを取っています。

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f:id:yoshihide-sugiura:20180804154236p:plain

黒点数は3月がほとんどゼロで、その後4月・5月・6月と増加し、7月に再びほとんどゼロになりました。

一方、SP500は2018年1月にピークを付けてから暴落、その後続落し4月に底をう打ち、5月・6月・7月と上昇に転じています。

世界経済の観点からは、米国と中国の保護主義経済政策による経済活動の圧迫不安、FRBによる利上げがもたらす新興国通過不安、政情不安によるイタリア国債の下落(利回り上昇)に端を発した南欧州経済不安、等、不安定な状態が続いています。

 

問題点:

問題点はこの1月にピークを付けたSP500の暴落は、4月が底で、5月・6月・7月の上昇は本物か?という事です。

これを、新しい太陽サイクル25の開始時期(黒点数最小となるであろう月)の予測から分析してみよう、というのが本ブログ・本シリース「SP500と黒点数の推移」の目的です。

 

分析: 

 2018年3月でサイクル24は終了し新サイクル25が始まったのか? それは分からない。

 7月に再び黒点数はほとんどゼロである。 今後もゼロが続く可能性はある。

 仮に3月でサイクル24が終了しているのであれば、サイクル24は9年3ヶ月となり随分と短い(通常サイクルは11年)。 ただあり得ない話ではない(あり得る、という事)。

 一方、サイクル24が通常通り11年続くとすれば、終了する年月は2019年12月で随分先の事である。 この場合SP500は、一進一退状態となる事が予想され、かつ、再度暴落が来る可能性もある。

まとめ:

 積極投資プラン:

  積極的に考えれば、SP500は4月から5月・6月・7月と3ヶ月連続して上昇しており、3月でサイクル25が始まったとして、長期レンジの投資に動いても構わないだろう。

 慎重投資プラン:

  長期レンの投資は10月まで待って、SP500と黒点数の推移を見守るべき。 7月の黒点数が再びゼロとなり、3月で新サイクル25が始まりSP500は4月が底で今後本格的な上昇モードに入る、と判断するにはリスクが高すぎる。 特に米国と中国の関税障壁がどのように展開するのか、見守った方がよい。

 本投資プランはすべて仮定の上の話です。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月4日頃となります。 本ブログは「放出エネルギーと黒点数の推移」が3日頃更新されてからの更新となります。

 ご興味のある方は「読者」登録されますと、毎月4日頃にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「SP500と黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

本ブログは太陽黒点数の測定から始まるものであり、ここに三鷹太陽地上観測の活動並びにデータ公開について深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の仮定と前提と推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。 投資をした事により被った損失、投資をしなかった事により被った損失、等、投資またはそれに関連する行為の結果はすべて自己責任にてお願い致します。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測。

[2] ^GSPC Historical Prices | S&P 500 Stock - Yahoo Finance

 

2018-07 放出エネルギーと黒点数の推移

始めに

本ブログは、地震の放出エネルギーと太陽黒点数の推移を毎月調べ報告するものです。

放出エネルギーは:

 主たるデータは気象庁さん [2] データですが、直近データは防災科研さん [1] です。

 北東太平洋(北緯20°東経120°〜北緯47°東経150°)領域で発生した地震(マグネチュード)をエネルギー(ジュール)に変換して表示しています。 深さ制限はかけていません。

 過去25年間の推移を表示しています。

一方、黒点数は:

 三鷹太陽地上観測さん [3] が毎月公開する一日当りの平均黒点数を表示しています。

 直近48ヶ月分のデータをグラフ化して表示しています。

私が、何故こんな事をしているのか?と言うと:

 2017年は、この25年間で最低の放出エネルギーでした。 私は地震の放出エネルギーが本格的な上昇状態に入る前に、新しい太陽サイクル25が始まるのではないか、と予想しています。

* 黒点について何故48ヶ月かと言うと、13ヶ月平均を取って調べるからです。 ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します。 これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です。 それを調べるには48ヶ月あれば充分だろう、と考えたからです。

 従って、通り過ぎてから、底が分かる事になります。 株価と同じです(当り前ですが)。

 また人によって底の判断が多少異なるようです。 私は英文Wikipediaの数値を使っています。 [4]

 現在は正に十一年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります。 たとえ私の予想は外れたとしても、新しい太陽サイクルが始まるこの時を、この目で、リアルタイムに見てみたいのです。

 

1994年1月〜2018年7月迄・25年間の放出エネルギー推移

ブログ [地震の予測マップ] によるエネルギーの推移で、次のデータによります [1], [2]

一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年8月1日〜2018年7月31日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。

新規な太陽サイクル開始後、放出エネルギーは減少し、それから増加に転じているように見えます(図中の”Cyc23開始”、”Cyc24開始”を参照)。 そこで、次に示す黒点数推移を追っています。 尚、現在は太陽サイクル24の最終期です。

 

2014年8月〜2018年7月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [3]

f:id:yoshihide-sugiura:20180803200748p:plain

一番右側が2018年7月で平均0.5個で、南半球ではゼロでした。

2018年3月の平均は0.48個で、やはり南半球はゼロでした。 これと非常に近い値となっています。

こうなりますと、2018年3月が13ヶ月平均で黒点数ミニマムになる可能性は少なくなってきました。

果して何時黒点数ミニマムが現れ、新サイクル25が始まるのか???

観測を続けて頂くしかありません。 何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月3日頃となります。 本「放出エネルギー...」が更新されてから「SP500と黒点数の推移」がその後更新されます。

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「放出エネルギーと黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

放出エネルギーの直近データは「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[4] List of solar cycles - Wikipedia

2018-06 SP500と黒点数の推移

始めに:

太陽黒点数と経済活動に相関はあるのか?

よく言われる事です。 では、それを調べてみよう、という事で黒点数の推移とSP500(正確にはS&P500株価指数:ニューヨークにおける代表的株価指数)の推移を追います。

2018年6月のSP500と黒点数の推移から、5〜10年の長期レンジ・ブル投資を前提とした分析を試みます。

 

1996年〜2018年迄の黒点数推移とSP500推移

まず、大局的な観点からのグラフ表示です。

ここ25年間(約2サイクル分の太陽サイクルに相当)のグラフです。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の過去25年分の黒点数推移(©国立天文台)。 [1] が太陽北半球上の、が太陽南半球上の、黒点数。 がトータルで、に着目して下さい。 点線は25年以前100年位前までの参考データで、無視して下さい(三鷹さんは100年に及ぶ黒点観測の歴史があるのです)。

次にSP500の約25年分の半年単位(各年1月1日と7月1日終値)の推移。 [2] これはかなりアバウトですが、全体傾向を見る目的ですのでこの程度のサンプリングで充分です。

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f:id:yoshihide-sugiura:20180706142824p:plain

ここでは黒点数最小の時にSP500も底を打つように見えます。 特に2009年頭で黒点数が最小となった時、SP500も底を打ったタイミング相関は見事に現れています。 これは偶然ではなく必然であると考える(仮定する)所から本ブログ・本シリーズは始まります。 

SP500の底については2008年9月発生のリーマン・ショックによるもので、黒点数については2008年12月が黒点数最小の時(太陽サイクル24開始の時)であった事によります。 株価暴落のような破壊現象では、SP500の暴落の方が黒点数最小の時より四半期程度前に現れる、と仮定します。 これは黒点数最小に至る過程で既に株価は破壊エネルギーを充分蓄積しており、株価が暴落してから黒点数最小の時期が現れる、と考えられるからです。

2009年以降、FRBの金融緩和政策により、SP500はこの10年間ほとんど一本調子で上昇して来ました。 一方黒点数の方ですが、2018年から2019年のどこかで黒点数最小となる時期を再び迎え、新たな太陽サイクル25が今まさに始まろうとしています。

このような状況下において、米国債市場は10年に及ぶ資金の流入が続いた事からバブルが進行、2018年1月末には米国債価格が暴落し利回りが急上昇する事態となり、結果として割高感の出た又は長期金利の上昇を嫌った株価も一旦暴落し、現在に至っています。

 

2014年7月〜2018年6月迄・48ヶ月間の黒点数とSP500推移

次に直近48ヶ月分の推移です。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [1]

次に48ヶ月分のSP500。 これは月単位のSP500指数で一日当り(終値)の平均値です。 [2] 変化分を強調する為、指数1800でベース・オフセットを取っています。

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f:id:yoshihide-sugiura:20180706150349p:plain

黒点数は3月がほとんどゼロでしたが、その後、4月・5月・6月と増加しています。

一方、SP500は2018年1月にピークを付けてから暴落、その後続落し4月に底をう打ち、5月・6月と上昇に転じました。

世界経済の観点からは、米国と中国の保護主義経済政策による経済活動の圧迫不安、FRBによる利上げがもたらす新興国通過不安、政情不安によるイタリア国債の下落(利回り上昇)に端を発した南欧州経済不安、等、不安定な状態が続いています。

 

問題点:

問題点はこの1月にピークを付けたSP500の暴落は、4月が底で、5月・6月の上昇は本物か?という事です。

これを、新しい太陽サイクル25の開始時期(黒点数最小となるであろう月)の予測から分析してみよう、というのが本ブログ・本シリース「SP500と黒点数の推移」の目的です。

 

分析:

 分析は、5〜10年程度の長期レンジの投資かつブル相場を前提として行う。

 黒点数最小の月を迎え、新しい太陽サイクル25が始まり、その後黒点数が本格的な上昇に転ずればSP500も安定上昇に転ずるだろう。 果してサイクル25はいつ始まるのか? はたまた既に始まっているのか?

 

 2018年3月でサイクル24は終了し新サイクル25が始まったのか? それは分からない、何故ならサイクル開始については黒点数13ヶ月平均を取って判断されるから。 即ち3月の黒点数13ヶ月平均は、今年9月の値が出て10月にならないと分からない。

 仮に2018年3月でサイクル24が終了しているのであれば、サイクル24は9年3ヶ月となり随分と短い(通常サイクルは11年)。 ただあり得ない話ではない(あり得る、という事)。

 一方、サイクル24が通常通り11年続くとすれば、終了する年月は2019年12月で随分先の事である。 この場合、SP500は、続落状態または一進一退状態となる事が予想され、かつ、再度暴落が来る可能性もある。

 新サイクル25では南半球で新しい黒点が出現する事が予想されており、6月現在南半球での黒点数はゼロである。 要するにサイクル25が始まっているのかどうか全く分からない。

まとめ:

 長期レンジの投資は2018年10月まで待って、SP500と黒点数の推移を見守るべきと思われます。 5月・6月のSP500は上昇しましたが、3月で新サイクル25が始まりSP500は4月が底で今後本格的な上昇モードに入る、と判断するにはリスクが高すぎると思われます。 特に米国と中国の関税障壁がどのように展開するのか、見守った方がよいのではないでしょうか。

 本分析及びまとめはすべて仮定の下に構築されています。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月10日頃となります。 本ブログは「放出エネルギーと黒点数の推移」が8日頃更新されてからの更新となります。

 ご興味のある方は「読者」登録されますと、毎月10日頃にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「SP500と黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

本ブログは太陽黒点数の測定から始まるものであり、ここに三鷹太陽地上観測の活動並びにデータ公開について深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の仮定と前提と推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。 投資をした事により被った損失、投資をしなかった事により被った損失、等、投資またはそれに関連する行為の結果はすべて自己責任にてお願い致します。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測。

[2] ^GSPC Historical Prices | S&P 500 Stock - Yahoo Finance

 

2018-06 放出エネルギーと黒点数の推移

始めに

本ブログは、地震の放出エネルギーと太陽黒点数の推移を毎月調べ報告するものです。

放出エネルギーは:

 主たるデータは気象庁さん [2] データですが、直近データは防災科研さん [1] です。

 北東太平洋(北緯20°東経120°〜北緯47°東経150°)領域で発生した地震(マグネチュード)をエネルギー(ジュール)に変換して表示しています。 深さ制限はかけていません。

 過去25年間の推移を表示しています。

一方、黒点数は:

 三鷹太陽地上観測さん [3] が毎月公開する一日当りの平均黒点数を表示しています。

 直近48ヶ月分のデータをグラフ化して表示しています。

私が、何故こんな事をしているのか?と言うと:

 2017年は、この25年間で最低の放出エネルギーでした。 私は地震の放出エネルギーが本格的な上昇状態に入る前に、新しい太陽サイクル25が始まるのではないか、と予想しています。

* 黒点について何故48ヶ月かと言うと、13ヶ月平均を取って調べるからです。 ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します。 これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です。 それを調べるには48ヶ月あれば充分だろう、と考えたからです。

 従って、通り過ぎてから、底が分かる事になります。 株価と同じです(当り前ですが)。

 また人によって底の判断が多少異なるようです。 私は英文Wikipediaの数値を使っています。 [4]

 現在は正に十一年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります。 たとえ私の予想は外れたとしても、新しい太陽サイクルが始まるこの時を、この目で、リアルタイムに見てみたいのです。

 

1994年1月〜2018年6月迄・25年間の放出エネルギー推移

ブログ [地震の予測マップ] によるエネルギーの推移で、次のデータによります [1], [2]

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一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年7月1日〜2018年6月30日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。

新規な太陽サイクル開始後、放出エネルギーは減少し、それから増加に転じているように見えます(図中の”Cyc23開始”、”Cyc24開始”を参照)。 そこで、次に示す黒点数推移を追っています。 尚、現在は太陽サイクル24の最終期です。

 

2014年7月〜2018年6月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [3]

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一番右側が2018年6月で平均9.0個ですが何と南半球ではゼロでした。 太陽の磁極はサイクル事に逆転しており、各黒点も磁極を持っており、各黒点の磁極は太陽の磁極と相関があります。

これは黒点磁極を観測すると、それがサイクル24に属するのか、新サイクル25のものか分かる、という事です。 南半球にサイクル25の磁極を持った黒点が現れたとの事でした(確か4月だったと思います)が、6月には消えています。

では北半球の黒点磁極はサイクル25になっているのか?が現時点で私には全く分りません。

想像ですが、恐らく北半球ではまだサイクル25の黒点は現れていない、と思います。

私の理解が間違えている可能性もあります。 新しいサイクルが始まる時には新しい磁極を持つ黒点が現れる、と理解しています。 が、新しいサイクルが始まる時には古い磁極を持つ黒点は一気に磁極を逆転させて新サイクルに対応する、とすれば既にサイクル25は始まっている可能性があります。

観測を続けて頂くしかありません。 何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月8日頃となります。 本「放出エネルギー...」が更新されてから「SP500と黒点数の推移」が10日頃更新されます。

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、毎月8日頃にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「放出エネルギーと黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

放出エネルギーの直近データは「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網

[2] 気象庁|震源データ

[3] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[4] List of solar cycles - Wikipedia

2018-05 SP500と黒点数の推移

始めに:

太陽黒点数と経済活動に相関はあるのか?

よく言われる事です。 では、それを調べてみよう、という事で黒点数の推移とSP500(正確にはS&P500株価指数:ニューヨークにおける代表的株価指数)の推移を追います。

2018年5月のSP500と黒点数の推移から、5〜10年の長期レンジ・ブル投資を前提とした分析を試みます。

 

1996年〜2018年迄の黒点数推移とSP500推移

まず、大局的な観点からのグラフ表示です。

ここ25年間(約2サイクル分の太陽サイクルに相当)のグラフです。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の過去25年分の黒点数推移(©国立天文台)。 [1] が太陽北半球上の、が太陽南半球上の、黒点数。 がトータルで、に着目して下さい。 点線は25年以前100年位前までの参考データで、無視して下さい(三鷹さんは100年に及ぶ黒点観測の歴史があるのです)。

次にSP500の約25年分の半年単位(各年1月1日と7月1日終値)の推移。 [2] これはかなりアバウトですが、全体傾向を見る目的ですのでこの程度のサンプリングで充分です。

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ここでは黒点数最小の時にSP500も底を打つように見えます。 特に2009年頭で黒点数が最小となった時、SP500も底を打ったタイミング相関は見事に現れています。 これは偶然ではなく必然であると考える(仮定する)所から本ブログ・本シリーズは始まります。 

SP500の底については2008年9月発生のリーマン・ショックによるもので、黒点数については2008年12月が黒点数最小の時(太陽サイクル24開始の時)であった事によります。 株価暴落のような破壊現象では、SP500の暴落の方が黒点数最小の時より四半期程度前に現れる、と仮定します。 これは黒点数最小に至る過程で既に株価は破壊エネルギーを充分蓄積しており、株価が暴落してから黒点数最小の時期が現れる、と考えられるからです。

2009年以降、FRBの金融緩和政策により、SP500はこの10年間ほとんど一本調子で上昇して来ました。 一方黒点数の方ですが、2018年から2019年のどこかで黒点数最小となる時期を再び迎え、新たな太陽サイクル25が今まさに始まろうとしています。

このような状況下において、米国債市場は10年に及ぶ資金の流入が続いた事からバブルが進行、2018年1月末には米国債価格が暴落し利回りが急上昇する事態となり、結果として割高感の出た又は長期金利の上昇を嫌った株価も一旦暴落し、現在に至っています。

 

2014年6月〜2018年5月迄・48ヶ月間の黒点数とSP500推移

次に直近48ヶ月分の推移です。

最初に三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [1]

次に48ヶ月分のSP500。 これは月単位のSP500指数で一日当り(終値)の平均値です。 [2] 変化分を強調する為、指数1800でベース・オフセットを取っています。

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黒点数は3月がほとんどゼロでしたが、その後、4月・5月と増加しています。

一方、SP500は2018年1月にピークを付けてから暴落、その後続落し4月に底をう打ち、5月には上昇に転じました。

世界経済の観点からは、米国の保護主義経済政策による経済活動の圧迫不安、FRBによる利上げがもたらす新興国通過不安、政情不安によるイタリア国債の下落(利回り上昇)に端を発した南欧州経済不安、等、不安定な状態が続いています。

 

問題点:

問題点はこの1月にピークを付けたSP500の暴落は、4月が底で、5月の上昇は本物か?という事です。

これを、新しい太陽サイクル25の開始時期(黒点数最小となるであろう月)の予測から分析してみよう、というのが本ブログ・本シリース「SP500と黒点数の推移」の目的です。

 

分析:

 分析は、5〜10年程度の長期レンジの投資かつブル相場を前提として行う。

 黒点数最小の月を迎え、新しい太陽サイクル25が始まり、その後黒点数が本格的な上昇に転ずればSP500も安定上昇に転ずるだろう。 果してサイクル25はいつ始まるのか? はたまた既に始まっているのか?

 2018年1月にSP500は暴落し、続落し4月に底を打ち、5月には上昇した。

 2018年3月の黒点数は0.46でほとんどゼロであった。

 では2018年3月でサイクル24は終了し新サイクル25が始まったのか? それは分からない、何故ならサイクル開始については黒点数13ヶ月平均を取って判断されるから。 即ち3月の黒点数13ヶ月平均は、今年9月の値が出て10月にならないと分からない。

 仮に2018年3月でサイクル24が終了しているのであれば、サイクル24は9年3ヶ月となり随分と短い(通常サイクルは11年)。 ただあり得ない話ではない(あり得る、という事)。

 一方、サイクル24が通常通り11年続くとすれば、終了する年月は2019年12月で随分先の事である。 この場合、SP500は、続落状態または一進一退状態となる事が予想され、かつ、再度暴落が来る可能性もある。

 新サイクル25では南半球で新しい黒点が出現する事が予想されており、5月現在では北半球での黒点数の方が多い。

まとめ:

 長期レンジの投資は2018年10月まで待って、SP500と黒点数の推移を見守るべきと思われます。 5月のSP500は上昇しましたが、3月で新サイクル25が始まりSP500は4月が底で今後本格的な上昇モードに入る、と判断するにはリスクが高すぎると思われます。

 本分析及びまとめはすべて仮定の下に構築されています。

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月10日頃となります。 本ブログは「放出エネルギーと黒点数の推移」が8日頃更新されてからの更新となります。

 ご興味のある方は「読者」登録されますと、毎月10日頃にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「SP500と黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

本ブログは太陽黒点数の測定から始まるものであり、ここに三鷹太陽地上観測の活動並びにデータ公開について深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の仮定と前提と推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。 投資をした事により被った損失、投資をしなかった事により被った損失、等、投資またはそれに関連する行為の結果はすべて自己責任にてお願い致します。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測。

[2] ^GSPC Historical Prices | S&P 500 Stock - Yahoo Finance

 

2018-05 放出エネルギーと黒点数の推移

始めに

本ブログは、地震の放出エネルギーと太陽黒点数の推移を毎月調べ報告するものです。

放出エネルギーは:

 主たるデータは気象庁さん [2] データですが、直近データは防災科研さん [1] です。

 北東太平洋(北緯20°東経120°〜北緯47°東経150°)領域で発生した地震(マグネチュード)をエネルギー(ジュール)に変換して表示しています。 深さ制限はかけていません。

 過去25年間の推移を表示しています。

一方、黒点数は:

 三鷹太陽地上観測さん [3] が毎月公開する一日当りの平均黒点数を表示しています。

 直近48ヶ月分のデータをグラフ化して表示しています。

私が、何故こんな事をしているのか?と言うと:

 2017年は、この25年間で最低の放出エネルギーでした。 私は地震の放出エネルギーが本格的な上昇状態に入る前に、新しい太陽サイクル25が始まるのではないか、と予想しています。

 黒点について何故48ヶ月かと言うと、13ヶ月平均を取って調べるからです。 ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します。 これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です。 それを調べるには48ヶ月あれば充分だろう、と考えたからです。

 従って、通り過ぎてから、底が分かる事になります。 株価と同じです(当り前ですが)。

 また人によって底の判断が多少異なるようです。 私は英文Wikipediaの数値を使っています。 [4]

 現在は正に十一年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります。 たとえ私の予想は外れたとしても、新しい太陽サイクルが始まるこの時を、この目で、リアルタイムに見てみたいのです。

 

1994年1月〜2018年5月迄・25年間の放出エネルギー推移

ブログ [地震の予測マップ] によるエネルギーの推移で、次のデータによります [1], [2]

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一番左は1994年。 一番右が2018年で25年目に当りますが、現時点では、2017年6月1日〜2018年5月31日の一年間・放出エネルギーです。 本年末には2018年そのものになります。

新規な太陽サイクル開始後、放出エネルギーは減少し、それから増加に転じているように見えます(図中の”Cyc23開始”、”Cyc24開始”を参照)。 そこで、次に示す黒点数推移を追っています。 尚、現在は太陽サイクル24の最終期です。

 

2014年6月〜2018年5月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。 [3]

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一番右が2018年5月で平均7.39個/日、4月は平均5.26個/日、3月が平均0.48個/日でした。 3月の黒点数はほとんどゼロでしたが、4月・5月と順調に増加しています。 果して2018年3月が新しいサイクル25のスタート月となるのか、今後の推移をもう少し見守る必要があります(9月末頃まで)。 現在、太陽サイクルは24で、今後1〜2年の内に新しいサイクル25が始まります。

三鷹太陽地上観測さんのサイトでは、現在データは5月のデータが公開されていますが記事の内容は4月迄のデータに関するものです。 この記事の内容が極めて素晴らしく、是非、一読される事をお勧め致します。 名文です。 [3]

簡単にまとめさせて頂きますと:

 4月太陽南半球に新サイクル25の磁極性を持つ黒点がひとつ現れた。

 しかし未だサイクル25が始まった、とは断定できる状況にはない。

・ 従来、新サイクルが始まる時は北半球から新サイクルに属する磁極性を持つ黒点が現れた。 それが今回南半球に新サイクル25に属する黒点が現れた。

 南北どちらの半球から新しいサイクルの黒点が現れるかは50ー60年周期で交代する。 従って、今現在、50−60年に一度の南北半球交代の時を目の前で観測している、という事になる。

というものです。 太陽は地球と同じで磁極を持っており、この磁極は11年周期で逆転します。 黒点そのものも磁極を持っており、その時の太陽磁極に見合った方向を向いています。 所が新サイクルが始まる時は逆転磁極を持つ黒点が出現し、これが増加して最終的に太陽磁極が逆転します。

この新サイクル25の極性を持つ黒点が4月にひとつ観測された、という言っています。

しかしWikipedia "List of solar cycles" [4] を見て頂けると分かるのですが、2016年12月にも新サイクル25の極性を持つ黒点が観測された、との報告があります。 随分と前の事です。

結論として、新サイクル25の磁極性を持つ黒点が2016年以来高々一個程度であれば出現しているのだけれども、現在新サイクル25が始まったと断定できる状況にはない、という事になります。

 

 

以上です

 本ブログは、一ヶ月に一回の更新です。 毎月8日頃となります。 本「放出エネルギー...」が更新されてから「SP500と黒点数の推移」が10日頃更新されます。

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、毎月8日頃にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「放出エネルギーと黒点数の推移」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

謝辞:

放出エネルギーの直近データは「気象庁文部科学省が協力してデータを処理した結果」の「気象庁一元化処理震源要素」データ一年分(暫定)を「防災科学技術研究所」サイトよりダウンロードして解析しています。 [1] このデータによって初めて一般にリアルタイム解析が可能となったもので、構築にご尽力頂きました各国立大学、各官庁と関連する機関、都道府県と関連する機関、等の関係各位殿に深く謝意を述べさせて頂きます。

免責:

本ブログの内容は、個人の推論にもとずくものであり、結果に対しいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

[2] 気象庁|震源データ

[3] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[4] List of solar cycles - Wikipedia