10月度その15 世界の北方磁場強度シリーズ➡クールー・ホノルル・グアム最大値_観測時刻のグラフをまとめる!
世界の北方磁場強度シリーズ➡クールー・ホノルル・グアム最大値_観測時刻のグラフをまとめる!
低緯度グループの特徴は、最大値が最小値よりも強いピーク特性を示し、かつ、10:30〜12:30LTに分布している事です
最大値観測グラフをまとめましたので、ご報告です
観測地点の順番は太陽が昇る順にしています
クールー水星探査機発射とホノルルマラソンとグアム風景、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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KOU/HON/GUAデータはINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロードしています
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうで、感謝です!
クールーKOU(北緯5度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
クールーKOU(西経53度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
KOU西経53度はグリニッジとの時差約20.5時間で、
LT20.5時台に最小値、LT10.5時台に最大値を観測しています
ホノルルHON(北緯21度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図3:最小値と最大値3年間
ホノルルHON(西経158度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図4:最小値と最大値の時刻別カウント
HON西経158度はグリニッジとの時差約10.5時間で、
LT21.5時台に最小値、LT12.5時台に最大値を観測しています
グアムGUA(北緯13度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図5:最小値と最大値3年間
GUAのグラフでは、データ異常が続いたあと最大値・最小値が飽和して減少に転じているように見えます
近くのOKIは磁場強度増大でありHONでは減少であり、GUAは増加から減少に変化するタイミングに偶然遭遇したのでしょうか? 月一で測定していれば、これは分かると思います
グアムGUA(東経145度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図6:最小値と最大値の時刻別カウント
GUA東経145度はグリニッジとの時差約9.5時間で、
LT18.5時台に最小値、LT10.5時台に最大値を観測しています
以上、低緯度の特徴は最大値が最小値より鋭いピーク特性を示す事であり、これは集中が強い事を意味します(一方、最小値は分散します)
この最大値_観測時刻をまとめたグラフを以下に示します:
図7:低緯度における最大値_観測時刻のグラフ
特に緯度の低いKOUとGUAは、どちらもLT10:30時台に最大値を観測しています、これは中緯度(CLF/OTT/MEA/VIC/KAK)でLT10時台〜11時台に最小値を観測した事実と正反対の結果となっています
参考のため最小値_観測時刻のグラフをアップしますと:
図8:中緯度における最小値_観測時刻のグラフ
KOU vs OTT、GUA vs VIC、HON vs KAK が数値的にいい勝負です
まとめ:
1.最大値ピークは低緯度で、最小値ピークは中緯度で、観測される原因をそろそろまとめる(モデルを作る、という事です)タイミングに来ているように思えます
2.しかし、その前に地球磁力線と電離層の位置関係を調べておく必要があると考えており、次回に報告させて頂きます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その14 世界の北方磁場強度シリーズ➡米国はツーソンのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出し、考える!
世界の北方磁場強度シリーズ➡米国はツーソンのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出し、考える!
ギアナ・クールーに続いて米国ツーソンのデータをINTERMAGNETさんからダウンロードしグラフ化しました
ツーソンは、北緯32度・西経111度に位置します、これは中緯度になります
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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米国アリゾナ・ツーソンのデータをINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロードしグラフ化ました
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうで、感謝です!
ツーソンの位置ですが:
中央にある砂漠の街です
盆地なのですね?
ツーソンTCU(北緯32度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
磁場強度減少です、HON/KOUに続いて北方地磁気減少観測地点となりました
磁場強度平均値23.87KnTは、KOUの26.56KnTに比べ弱くなっています
グラフで描画されているデータは最小値で1091日、最大値で928日(すべてグラフ内に入れば1095日)です、最大値では約5.5ヶ月167日分のデータがグラフ外です
ツーソンTUC(西経111度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
TUC西経111度はグリニッジとの時差約16.5時間で、
LT8.5時台に最小値を示し、
最大値は明確なピークを示していません
ツーソンは北緯32度に位置し、ピーク特性は中緯度型のパターンを示しています
まとめ:
1.低緯度とは0度〜30度、中緯度は30度〜60度、ですからツーソン32度は境界に位置していて、厳密に言えば中緯度になります
2.低緯度観測点として沖縄・グアム・ホノルル・クールー・サンファンそしてツーソンを調べて来ました
沖縄は1年前から確定値が公開されていない事、サンファンは磁場強度データが途中で不連続に飛んでいる事、から外します
グアム・ホノルル・クールーの特徴は、最大値が鋭いピーク特性を示す事で、これが低緯度の特徴と思われます(中緯度では最小値が鋭いピーク特性を示す)
ツーソンの場合は中緯度の特徴を出しており、実際にツーソンは中緯度である事から、ツーソンは低緯度から外して次回まとめます
3.低緯度の観測点グループは、グアム・ホノルル・クールー3点となりました!
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その13 世界の北方磁場強度シリーズ➡カリブ海プエルトリコ・サンファンのデータを見つけましたが、、、
世界の北方磁場強度シリーズ➡カリブ海プエルトリコ・サンファンのデータを見つけましたが、、、
カリブ海プエルトリコ・サンファンのデータをグラフ化しましたが、測定条件を変更したのか、データが飛んでいます
これはチョット使えないので、簡単に短くアップ致します
お付き合い頂ければ幸いです
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地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
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1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
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3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
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極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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プエルトリコ・サンファンSJGデータをINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロードし例によってグラフ化ました
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうで、感謝です!
カリブ海に浮かぶプエルトリコ・サンファン(San Juan)は、
サンファンは北緯18度西経66度に位置する港町です
サンファンSJG(北緯18度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間を取ってみましたが、
図1:最小値と最大値3年間
何と、約19000nTから約27000nTへ2019年10月1日頃に飛んでいます
これでは駄目です!
こんなんでも、北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントは出て来てしまう
図2:最小値と最大値の時刻別カウント(エラーあり、これは使えない!)
ですので、注意する必要があります、あくまでもそこそこ連続した図1グラフが取れていませんとカウントは危険です!
次は?
もう少し北半球低緯度観測点を探してみます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その12 世界の北方磁場強度シリーズ➡南米は仏領ギアナ・クールーのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
世界の北方磁場強度シリーズ➡南米は仏領ギアナ・クールーのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
ホノルルHONに続いて南米は仏領ギアナ・クールーのデータをINTERMAGNETさんからダウンロードしグラフ化しました
期間は2018年10月から2021年9月迄の直近3年間です、やっと低緯度で綺麗なグラフが得られました!
ここは北緯5度で、昨日のホノルルHONより面白い結果が出ています
お付き合い頂ければ幸いです
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地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
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3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
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電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
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南米仏領ギアナ・クールーKOUデータをINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロードし例によってグラフ化ました
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうで、感謝です!
南米仏領ギアナの位置ですが、By TUBS:
ここです ⬆
クールーにはフランスのロケット発射基地があるそうで、ロケットは東向きの海岸から打ち上げますから海辺の街です
中央上に打ち上げられたロケットが見えます
以下、クールーKOU(北緯5度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
微減です、HONに続いて北方地磁気減少観測地点となりました
磁場強度平均値は26.56KnTとHON26.84KnTと同程度です
グラフで描画されているデータは最小値で1095日、最大値で1002日(正常であれば最大も1095日)です、最大値では約3ヶ月94日分のデータがグラフ範囲内には表示されていません
クールーKOU(西経53度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
KOU西経53度はグリニッジとの時差約20.5時間で、
LT20.5時台に最小値、
LT10.5時台に最大値を観測しています
何と、現地時間朝10時半台に最大値を観測しています
そして最大値・最小値は極めて綺麗なシングルピークとなっています
まとめ:
1.GUAやHONに見られたようなデータ欠損(異常)なしの綺麗なグラフが得られた事は大きいです、それも北緯5度で!
これは準リアルタイムの波形データ3日間を取ってFFT解析をやりGOES-17Westと比較してみたくなります
2.ですが、その前にもう少し低緯度観測地点を増やしましょう
次回はカリブ海に浮かぶプエルトリコ・サンファン(San Juan)SJGのデータからグラフ化を試みます
サンファンは北緯18度西経66度に位置する港町だそうです
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その11 世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はホノルルのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はホノルルのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
ホノルルHONのデータをINTERMAGNETさんからダウンロードしグラフ化しました
期間は2018年10月から2021年9月迄の3年間です、が、異常データが存在していましてフィルター処理を掛けています
昨日のグアムGUAに続いて面白い結果が出ています
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
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ホノルルHONデータもINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロードし例によってグラフ化ました
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうで、感謝です!
ホノルルHON(北緯21度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
何と、初めて北方地磁気減少観測地点に遭遇しました!
HON以外はOKIもGUAもKAKもMEAもOTTもCLFも増加(VICはほとんどフラット)でした
グラフで描画されているデータは最小値で1085日、最大値で686日(正常であればどちらも1095日)です、最大値では約13.5ヶ月409日分ものデータが欠損しています
直線性グラフから外れているから欠損であるというのは早計でして、磁気嵐等の原因により最大値が異常に大きくなったのであれば、それはそれでグラフに載せる必要があるのでしょうが、、、時間を掛けて解析してみます
従って図1グラフは、定常状態における変動を3年間プロットすれば、と解釈します
全体平均とは、グラフ内に表示された最小値平均と最大値平均を取って、又その平均を取っています、KnTとはμTの事なのですが地磁気の世界ではnT表示が多いのでKnTとしてみました
ホノルルHON(西経158度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
カウントしたデータは最小値で1085日・最大値で686日、図1に示された範囲内データのみをカウントしています、従って最大値はだいぶカットされています(約13.5ヶ月409日分!)
HON西経158度はグリニッジとの時差約10.5時間で、
LT21.5時台に最小値、
LT12.5時台に最大値を観測しています
これは昨日GUAの結果は、LT18.5時台に最小値、LT10.5時台に最大値、でしたから似てると言えば似てるし似てないと言えば似てない、最大値に関してはGUA10.5時台とHON12.5時台と2時間差です
ここで最大値に関してはHONは409日ものデータ欠損がありますので注意が必要です
図1を見るとHONは2018年12月以降の約1年間は最大値異常データ期間となっています、磁気嵐か機器の故障か、これは他観測点との関連を見ていかないと分かりません
また最大値・最小値は極めて綺麗なシングルピークとなっています
まとめ:
1.どうも低緯度(0度〜30度)では磁気嵐でもあったのか異常数値を示すデータが多いのです(中緯度のCLF/OTT/MEA/VIC/KAKではこのような事はありませんでした!)
2.しかし低緯度のGUA北緯13.5度とHON北緯21度はLT10.5〜12.5時台に最大値を観測しておりこれは極めて興味深いです
3.そこで、次に南米フランス領ギアナのクールーKOU(何と北緯5.2度)のデータをグラフ化してみます(クールーは西経52.7度ですから、米国衛星GOES-16East西経75度との時差は約1.5時間です)
さて、フランス領ギアナの位置ですが、フランスのロケット発射基地(ギアナ宇宙センター)があるそうで、
By TUBS:
ここです ⬆
世界には知らない所ばかりです!
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その10 世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はグアムのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はグアムのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
グアムのデータですが、何とニュージーランド政府のサイトから入って行って見つけ3年間の北方磁場変動グラフを出しました(求めよ、さらば与えられん、です!)
ですが、データ欠損(異常)があります
しかし、グアムは北緯13度に位置しており、異常データはフィルターを掛け省いており、この位置は昨日の沖縄北緯26度に続いて貴重でして、極めて面白いグラフ結果が現れています
お付き合い頂ければ幸いです
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ESAより地球全体を示せば、
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1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
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極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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グアムGUAデータはINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロード出来ました、
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうです
ここから2018年10月2日より2021年9月30日迄3年間データをダウンロードしグラフ化しました
グアムGUA(北緯13度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
データ欠損(異常)がありますが、磁場強度は増加です
ベース値でGUA北緯13度は約36KnTと、昨日報告したOKI北緯26度の35KnTより少し強いです
グアムGUA(東経145度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
データ欠損(異常)があり、正常であれば3x365日=1095測定値が最大・最小各々にあるのですが、フィルターを掛けて最大は817日・最小を901日データにて表示しています
(しかし、異常データをすべてフィルター排除出来切れるものではありません)
GUA東経145度はグリニッジとの時差約9.5時間で、
LT18.5時台に最小値、
LT10.5時台に最大値を観測しています
何と、朝10時半台に最大値を観測するという、CLF/OTT/MEA/VIC/KAKが朝10時台から11時台に最小値を観測しているのとは正反対の結果となりました
また最大値・最小値は極めて綺麗なシングルピークとなっています
続いてホノルル(北緯20度)のデータがINTERMAGNETさんからダウンロード出来ますので、ホノルルでグラフを出してみます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
10月度その9 世界の北方磁場強度シリーズ➡日本は沖縄の北方磁場変動3年が出ました、が・・・
世界の北方磁場強度シリーズ➡日本は沖縄の北方磁場変動3年が出ました、が・・・
沖縄OKIのデータ3年分をダウンロードし、北方磁場変動グラフを作成しました
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
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1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
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電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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沖縄の場合は国土地理院さん [データを見る - ダウンロード] よりデータをダウンロードしますが、確定値が2020年11月迄です、それ以降は暫定値で表示形式が確定値とは異なりトライを繰返したのですが、結局、確定値で表示する事としました
即ち、2017年12月〜2020年11月迄の3年間となります
沖縄OKI(北緯26度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
微増です、Y軸スケールは50nTピッチです
2017年12月から2020年11月迄の3年間です
北方磁場強度のベース値ですが、OKIは35KnTと他測定点に比べ最大の値となっています
沖縄OKI(東経127度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
OKI東経127度はグリニッジとの時差は約8.5時間で、
LT8.5時台に最小値、LT18.5時台に第2のピーク(ダブルピーク)
LT12.5時台に最大値を観測する
沖縄で初めて最大値ピークカウントが最小値ピークカウントを越えました!
最小値は分散し最大値は集中する事を示し、これは他の地区では観測されなかった事です
1年遅れで3年分のグラフを出す事になりますが、より低緯度のデータを見たくなります
もう少し探してみます、ホノルル北緯20度辺りが欲しいのですが、見つからないのです
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です