なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/エルニーニョ/世界の地磁気変動を追っています

11月度その3 太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!

 

 

2017年11月〜2021年10月までの48ヶ月間の黒点数の推移とS&P500と恐怖指数VIXの推移を示します、月一の報告です

・ 黒点数はその月の一日当たりの平均値で、月初に前月値が国立天文台三鷹太陽観測さんから公開されています

・ 米国の株価指数S&P500とは、米国の代表的企業500社の株価から算出される指数、S&P500は数ある株価指数の中で特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されています

 米国の恐怖指数VIXとは、シカゴ先物30日のS&P500値から計算される乱高下を示す度合い、と言われますが(だから恐怖指数、値が大きいほど乱高下が激しい)、私も計算式もしくは詳しいアルゴリズムを知っている訳ではありません

・ S&P500は翌月初の始値を40.0で割った数字を表示しています、VIXも翌月初の始値で、ここで終値は11月1日の始値であり、どちらも月当たりの平均値ではありませんのでご注意下さい、値はYahooさんからどちらもダウンロードしています

f:id:yoshihide-sugiura:20211103224201p:plain

 S&P500は持ち直しました、VIXも11月初めには20を下回りました(S&P500が安定上昇するにはVIXは20を切らねばならない、と言われております)

 

 このまま上がったり下がったりを繰り返しながらS&P500は上昇するように思えますが、現在の上がり方は少し急進すぎるように思えます

今後の黒点数の増加傾向(即ち予測、です)はどうなっているのか?というと、米国海洋大気庁 NOAAさん [Solar Cycle Progression | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] より:

f:id:yoshihide-sugiura:20211103231150p:plain

となっています

25が太陽サイクル25で、実測折れ線グラフの一番右側が2021年10月の黒点実測値で、赤い曲線が予測カーブで、現在は予測カーブに近づいております(実測値が予測値を越えていた期間が続いていた、ということです)

黒点数予測カーブはこうなっているのですが、S&P500の方は?

さて、どうなるのでしょう?

 

 

 サイクル25は2019年12月に始まりました

サイクル24は2008年12月に始まりましたが、2008年9月にはリーマンショックがありました、サイクル25は2019年12月に始まりましたが、2020年3月には新型コロナによりS&P500は暴落し底値を付けています

 

 このままですとサイクル26は2030年12月に始まるのですが、その前後にも大きな株価暴落が来るのでしょうか?サイクルの始まる年月のプラスマイナス3ヶ月程度に暴落が来る、と言えるでしょうか?

 

さて、どうなるのでしょう?

 

 

尚、投資はすべて自己責任にてお願い申し上げます

 

以上です

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia

 

 

11月度その2 世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、大規模太陽フレアが発生したとのこと、GOESその他観測点の波形をとってみました!

世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、大規模太陽フレアが発生したとのこと、GOESその他観測点の波形をとってみました!

 

宇宙の徒然を語るブロガー「まさきりお(id:ballooon)さん」から昨日コメントを頂き:

10月29日頃、最大級の太陽フレアがありましたね!レベル5と言ってました。

とのことで、

「フレアにより放出されたコロナ(上層大気)のガスは、予想より遅く、10月31日夕方に地球へ到来。その後1日朝にかけ、中程度の地磁気が生じたほか、電離圏の乱れも観測された。日本では南方で短波通信に影響が出た可能性があるという。」

これは日本時間ですね

で、早速GOES-16Eとオタワとフレデリックスバーグとサンファン及び柿岡とキャンベラの波形3日間をとってみました

なかなか面白い結果が出ています、Rioさんコメント誠にありがとう御座いました!

 

今回のニュース発信元NICTさん東京小金井市本部と、日本時間29日00:35に発生した太陽フレア(中央下の明るい部分)提供NASA

情報通信研究機構の本部=東京都小金井市 太陽観測衛星SDOが撮影した大規模な太陽フレア(表面の爆発現象。画像中央下の明るい部分)。日本時間29日午前0時35分に発生した(NASA提供)

です

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211020051426p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20211020052507p:plain

 

[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211024075540p:plain

南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています

 

 

ここから本文です

1.柿岡におけるK-indexと水平磁場成分Hのグラフ

NICTさん [ホーム | 宇宙天気予報センター] より

柿岡におけるK-Indexは、

f:id:yoshihide-sugiura:20211102120151p:plain

UT31日14時頃にK-indexがレベル5になる地磁気変動を観測した、とあります

K-indexとは、地磁気計で測定した地磁気の水平成分Hの最大変動nTを指数indexで表します

 

その時の柿岡における地磁気強度H成分(水平成分)のグラフは、

f:id:yoshihide-sugiura:20211102120543p:plain

であり、

UT31日14時頃に急速に地磁気減衰

していることが分かります ➡ 磁気嵐に遭遇した時は地磁気減衰なのです、これはまた別途まとめさせて頂きたい、と考えております

 

 

2.GOES-16EとOTT,FRD,SJGの波形グラフです

GOES-16EとOTT

f:id:yoshihide-sugiura:20211102202948p:plain

緑線がUT31日14時で、KAKでK-Index5が観測された時刻です

 

GOES-16EとFRD

f:id:yoshihide-sugiura:20211102203010p:plain

緑線がUT31日14時で、KAKでK-Index5が観測された時刻です

 

GOES-16EとSJG

f:id:yoshihide-sugiura:20211102203053p:plain

緑線がUT31日14時で、KAKでK-Index5が観測された時刻です

 

 

3.KAKとCNB波形グラフです

f:id:yoshihide-sugiura:20211103050622p:plain

Y軸はピッチ50nTかつ上下幅300nTで、すべての波形グラフを揃えています

緑線がUT31日14時で、KAKでK-Index5が観測された時刻です

 

 

まとめ:

1.OTTとFRDの波形は似ている、同経度で電離圏による作用が似ているからである

2.KAKとCNBの波形も似ていて、やはり同経度で電離圏による作用が似ているからである

3.一方、GOES-16EとSJGの波形も似ている

これは、GOES-16E高度35,786km磁力線とSJG高度260km磁力線は、ともに電離圏から外れていて作用が及びにくいからである

4.UT31日14時にKAKではK-Index5を観測し、磁場強度Hがシャープに減衰している

同時刻で、OTTとFRDの磁場強度Xも減衰、KAKとCNBの磁場強度Xも減衰している

これは太陽フレア爆発➡太陽風プラズマ➡磁気圏➡電離圏へ作用して、電離圏を通過する磁力線の磁場を弱めた結果である

一方、GOES-16EとSJGの磁力線は電離圏を通過していないから、太陽フレア爆発の作用はそれほど及ばず、磁力線は影響を大きく受けない、のである

5.今回、極めて大きなフレアの爆発であったようであるが、爆発で放出されたプラズマ塊が地球を直撃しなかったのであろう

KAKのK-Index5Minor storm)がそれを示している

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です

11月度その1 太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国NOAAさんのグラフも添付!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国NOAAさんのグラフも添付!

 

 

 黒点観測は、三鷹太陽地上観測さん [1] が行っており毎月データが公開されていて、これをグラフ化したものです(著作権国立天文台に属します、NOAJは略称です)

 

 何故48ヶ月かと言うと、黒点数は13ヶ月平均を取って調べるからです、ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します、これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です、それを調べるには48ヶ月あれば充分だからです

 1645年〜1715年、黒点がほとんど出現しない時期があり [マウンダー極小期 - Wikipedia、そのうちの30年間で観測された黒点数はわずか50個(本来なら4〜5万個)でした、マウンダー極小期が明けてから黒点数はほぼ11年単位に増減を繰り返しており、明けた最初の11年をサイクル1として、現在はサイクル25の時代に入っています

 三鷹さんの見解は「2019年12月にサイクル25は始まった!」です

そして終了したサイクル24は約100年の近代的観測史上、太陽活動は最低であった、との事です、これから始まるサイクル25がより活動を弱まらせれば、そしてそれが連続すれば、やはり困った事になる訳で、その辺りを追う事に致します

 

 

2017年11月〜2021年10月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台

f:id:yoshihide-sugiura:20211101201620p:plain

2021年09月は平均 37.48個、 北14.95、南22.53

2021年09月は平均 45.75個、 北17.50、南28.25

2021年08月は平均 20.33個、 北10.39、南9.44

2021年07月は平均 28.32個、 北17.32、南11.00

2021年06月は平均 24.18個、 北12.88、南11.29

2021年05月は平均 17.88個、 北14.00、南3.88

10月の黒点数は9月より少し下がりました、南半球が下がっています!

 

NOAA(米国海洋大気庁)さんのグラフです

私のグラフより全体が分かりやすく表示され、かつ、サイクル25の予測カーブが載っています(但し、北半球・南半球の区別は三鷹さんだけです)

[Solar Cycle Progression | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] よりスクショしますと:

f:id:yoshihide-sugiura:20211102061230p:plain

2021年10月の黒点数を実測値 38.1(予測値21.8であった)としています、確認されたい場合は直接サイトでグラフ上にてご確認下さい、これは三鷹さんの実測値37.48に極めて近いです

黒ブルーの■ラインが実測値、その下に見える紫ラインが13ヶ月移動平均スムースラインと言う)、赤ラインが予測値

NOAAさん実測値と三鷹さん実測値との数値のズレは、NOAAさんは衛星による観測、三鷹さんは地上観測、から来るものと思われます、あと、NOAAさんは世界標準時三鷹さんは日本標準時、ですので9時間のズレがあり、その間に太陽は自転しますので見える黒点数に差が出る可能性はありますが、これは微々たるものでしょう(太陽の自転周期は、黒点が多出する中緯度付近で約27日) 

 下に1800年代からの黒点数グラフが出ています!

そして一番右側に、サイクル24と25が表示されています!200年のレンジで見ますとサイクル24と25は太陽活動が低下する時期、となっています

 

 

 

以上です

 

 本ブログにご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia

 

10月度その26 世界の北方磁場強度シリーズ➡柿岡とキャンベラは同緯度かつ同経度なので波形3日間を比較してみました!

世界の北方磁場強度シリーズ➡柿岡とキャンベラは同緯度かつ同経度なので波形3日間を比較してみました!

 

もちろん柿岡は北緯でキャンベラは南緯ですが、近いのです

磁力線には共役点が必ずあり、両者は互いに共役点ではありませんが、近いので両者の特徴には大いに興味があります

そこで調べてみました、ので、ご報告です

 

柿岡とキャンベラの位置です

f:id:yoshihide-sugiura:20211031191450p:plain f:id:yoshihide-sugiura:20211031191234p:plain

いつもデータをダウンロードさせて頂いているINTERMAGNETさん [Data Download] より、感謝です

 

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211020051426p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20211020052507p:plain

 

[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211024075540p:plain

南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています

 

 

ここから本文です

柿岡KAKとキャンベラCNBの緯度・経度と磁力線パターンを示します

図1:KAKとCNBの磁力線パターン

f:id:yoshihide-sugiura:20211031072512p:plain

非常に近い訳です

 

KAKの北方磁場強度変動3年間グラフです

図2:KAK磁場変動3年間グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211008012901p:plain

これは10月度の既報告グラフで、全体平均と差分平均を未だ入れていません

 

KAKの最大値・最小値の観測時刻分布3年間の統計です

図3:KAK観測時刻統計グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211008013154p:plain

UT01時台に強い最小値ピークです

 

CNBの北方磁場強度変動3年間グラフです

図4:CNB磁場変動3年間グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211031072721p:plain

何と、減少でした!少し驚きましたが、地球全体では減少なので、南半球では減少ポイントの方が多いのでしょうか?

北半球では増加ポイントが多く、南半球では減少ポイントの方が多く、地球全体としては減少である、なんて事があるのでしょうか?

11月度からはこの図にありますように、全体平均と差分平均をグラフに入れます、Y軸ピッチは100nTに揃えます

 

CNBの最大値・最小値の観測時刻分布3年間の統計です

図5:CNB観測時刻統計グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211031073529p:plain

最小値観測ピークの方が強く、少し分裂していますが、UT01時台に最も強い最小値ピークが来ています、UT01時台はKAKと同じです

この辺りは、共役点に近ければ同様な観測統計グラフとなる、といえるのでしょう

 

KAKと17Wの準リアルタイム波形3日間のグラフです

図6:KAK-17W準リアルタイム波形グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211031072800p:plain

KAKでUT01時台はLT10時台となるのでLT10@KAKを入れてあります

 

CNBと17Wの準リアルタイム波形3日間のグラフです

図7:CNB-17W準リアルタイム波形グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211031072819p:plain

UT01時台はCNBでLT11時台となるのでLT11@CNBを入れてあります

 

KAKとCNB準リアルタイム波形3日間のグラフです

準リアルタイム横軸はグラフすべてUTで合わせてあります

図8:KAK-CNB波形グラフ

f:id:yoshihide-sugiura:20211031204711p:plain

KAKの方が北方磁場強度は約6,500nTほど強いです

参考のため両者のLT12時を入れてあります、両者の経度差異は約9.1度でこの程度の時差となります

両グラフは最小値ピーク波形において近いといえます

このグラフを出したいが為に長くなりました!

 

 

まとめ:

磁力線の共役性には強い興味があります

両者を比較してみますと(北方成分について、ですが)

1.磁場強度は増加(KAK)と減少(CNB)の違いがある

2.平均磁場強度はKAKの方が約6,500nT強い、これはCNB強度の28%にあたり、磁場強度では違いが出る

3.差分平均で違いは出ないだろう、但しこれは地球全体でそれほど大きな違いは出ないのではないか、と思われる

4.最大値最小値の観測時刻統計については、どちらも最小値に強いピークを示し、かつ、どちらもUT01時台に最も強いピークを示す意味で同じである

5.両者の波形は似ている、似ているとは最小値波形が似ているのである

今後、この辺りを詰めて行きます

 

 

 

10月度はこれにて終了です

長い間お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です

10月度その25 世界の北方磁場強度シリーズ➡フレデリックスバーグなる場所を見つけ、地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較しました!

世界の北方磁場強度シリーズ➡フレデリックスバーグなる場所を見つけ、地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較しました!

 

フレデリックスバーグなる北緯38.2度西経77.4度の観測点を米国バージニア州で見つけ、地磁気変動3年を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較しました

場所としてはオタワの南、サンファンの北、に位置することになります

 

1862年南北戦争激戦地であったフレデリックスバーグの戦いとGOES衛星、

Battle of Fredericksburg, Dec 13, 1862.png f:id:yoshihide-sugiura:20211027223310p:plain

です

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211020051426p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20211020052507p:plain

 

[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211024075540p:plain

南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています

 

 

ここから本文です

1.まずフレデリックスバーグFRD3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです

f:id:yoshihide-sugiura:20211028225024p:plain

データも揃っていて、増加です、但し、直近で減少に転じているようにも見えます、これは観測を続けていれば分かります

 

24時間の最小値・最大値出現時刻と回数をプロットすると、

f:id:yoshihide-sugiura:20211028225344p:plain

となります

最小値ピークが強くあらわれる(集中する)中緯度型であってオタワと似ています(最大値は分散します)、最小値ピーク観測時刻UT16時台は、FRDでLT11時台でこれもオタワと同じです

 

 

2.次にFRD磁力線を求め、GOES-16Eとの準リアルタイム波形3日間グラフを取ります

f:id:yoshihide-sugiura:20211028225816p:plain

FRD磁力線高度は1,307kmです

1,307kmというと電離圏は完全に突き抜けて戻って来る高さです、北緯38.2度なので共役点が南緯38.2度であるとすればブラジル磁気異常の南緯30度上空を通過しています、従ってバンアレン帯の内帯端を通過しているものと思われます

 

波形グラフ3日間は、

f:id:yoshihide-sugiura:20211028231310p:plain

16EとFRDの時差は約8分でゼロ時間としてよろしい

16E最大値観測時にFRD最小値を観測する逆相スタイルでOTTと同じです

 

 

 

まとめ:

1.ブラジル磁気異常の中心値である南緯30度西経60度に対し、オタワOTT西経76度・フレデリックスバーグFRD西経77度・サンファンSJG西経66度・GOES-16E西経75度、と波形グラフが揃いました

 

2.OTTとFRDは16E最大値観測時に最小値を観測する逆相型、SJGは最大値を観測する同相型、でした

 

3.これにクールーKOU西経53度を加えます(11月度になりますか?現在データ公開が止まったままです)が、恐らくSJGと同じ同相型になるでしょう

 

4.電離圏バンアレン帯を磁力線が通過する着地点では16Eに対して逆相、電離圏バンアレン帯との相互作用が薄い着地点では16Eに対して同相、になるものと思われます

16Eそのものが電離圏バンアレン帯と相互作用は薄いと考えられ、この辺りから最大値と最小値の同相逆相と観測時刻の特徴に関するメカニズムが分かって来るものと思われます

 

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です

10月度その24 世界の北方磁場強度シリーズ➡サンファンの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!

世界の北方磁場強度シリーズ➡サンファン地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!

 

以前、サンファンの北方地磁気変動3年間を追ったのですが、データが飛んでいて止めた経緯があります

しかしサンファン北緯18.1度西経66度の西経66度は、ブラジル磁気異常地点南緯30度西経60度に西経で近く、ここはあきらめきれずに有効なデータのみでグラフを出してみました

 

プエルトリコの港街サンファン世界遺産)とGOES衛星、

f:id:yoshihide-sugiura:20211015182640p:plain f:id:yoshihide-sugiura:20211027223310p:plain

です

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211020051426p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20211020052507p:plain

 

[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211024075540p:plain

南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています

 

 

ここから本文です

1.まずサンファンSJG3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです

f:id:yoshihide-sugiura:20211027224159p:plain

何と増加でした!

2019年10月から2020年9月までが飛んでいますし、2021年初めも飛んでいますが、増加であることは間違いのない所でしょう(平均値は、このグラフに現れた点のみの平均を取っています)

ここで、このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数をプロットすると、

f:id:yoshihide-sugiura:20211027224543p:plain

となり、カウント総数は3年間1095日の約2/3となっています

最大値と最小値のカウント数は同じ程度ですが、少し最大値ピークの方が高い傾向を示しています

最大値ピーク観測時刻UT15時台は、SJGでLT10.5時台となります

 

 

2.そこでSJG磁力線を求め、GOES-16Eとの準リアルタイム波形3日間グラフを取ります

f:id:yoshihide-sugiura:20211027225235p:plain

SJG磁力線の高度は260kmと低く、GOES-16E高度35,786kmは出していません

260kmというと通常ですと電離圏F2層をかすめる高さ(昼間)です、北緯18.1度なので共役点は南緯18.1度であるとすればブラジル磁気異常の南緯30度には届いていません

 

波形グラフ3日間は、

f:id:yoshihide-sugiura:20211027230222p:plain

最大値に関して同相な波形を示しています、OTTが逆相となったのに対し正反対の波形(最大値に関して、です)となりました

16EとSJGの時差は約0.5時間です

 

 

まとめ:

1.サンファンはデータが飛ぶので統計上信頼性に欠けるかな?とは思ったのですが、3日間の波形であれば問題ないだろう(データが飛んでいなければ)と思ってプロットしてみた次第です

2.結果は16Eと最大値に関して同相となりました

SJG西経66度と16E西経75度は約0.5時間の時差と近く、波形の比較が容易です(目視で、の意味です)

私の推論では、SJG磁力線ルートは電離圏プラズマとの相互作用は少なくかつバンアレン帯の影響はないだろう、ということになります(OTTと比べて、ですが)

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です

10月度その23 世界の北方磁場強度シリーズ➡ブラジル磁気異常(南大西洋磁気異常:SAA)を英文Wikiから調べる!

世界の北方磁場強度シリーズ➡ブラジル磁気異常(南大西洋磁気異常:SAA)を英文Wikiから調べる!

 

先日、南米で異常に地磁気が弱くなっているブラジル磁気異常(南太平洋磁気異常:SAAともいう)について述べましたが、もう少し詳しく、と思い英文Wikiを調べました

 

 

ブラジル人が多く暮らす島根でブラジル人の主食「キャッサバ・イモ」の収穫が本格化した、

とのNHKニュース(10月26日13時33分)です

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20211020051426p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20211020052507p:plain

 

[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば

f:id:yoshihide-sugiura:20211024075540p:plain

 

 

 

ここから本文です

 

英文Wiki [South Atlantic Anomaly - Wikipedia] によれば:

 

図1:2020年における地磁気強度マップ

By Christopher C. Finlay, Clemens Kloss, Nils Olsen, Magnus D. Hammer, Lars Tøffner-Clausen, Alexander Grayver & Alexey Kuvshinov

であって、ブラジルは異常に地磁気が弱いことがわかります、だいたい南緯30度西経60度付近にボトム強度22,000nTが観測されます

 

ブラジルで地磁気が弱い原因は、自転する地軸と地球磁気双極子の磁気軸とが一致しないことが原因(11度ズレているとの事)だそうです

図2:南米上空200kmにまで接近するバンアレン内帯の図

f:id:yoshihide-sugiura:20211027074117p:plain

By Marko Markovic

ブラジルで地磁気が弱い結果、バンアレン帯はブラジル上空200kmの位置まで降下しています(通常、バンアレン陽子内帯は1,000km程度から始まりまり中心は高度2,000kmにあります)

であれば、反対側では地磁気強度は増加してもよさそうに思えます

南緯30度西経60度の反対側は、北緯30度東経120度が位置し、それは中国の黄海から東シナ海にかけてです

黄海地磁気が異常に増加しているとは聞きませんが、柿岡が増加しているので黄海でも増加でしょう、柿岡の地磁気増加原因はバイカル湖北部地磁気強度ピークの異常増加にあります

 

図3:北極圏の地磁気マップ・バイカル湖北部強度ピーク位置(IGRF-13)

ここは北緯60度東経100度とだいぶ離れてはいます、がバイカル湖北部強度ピークは年々増加しかつその位置は南下しています

これがブラジル地磁気異常に対応している可能性はあります

 

ここで地球全体として地磁気は減衰しており、SAAを中心に見れば、

図4:1840年から2020年までのSAA中心における地磁気強度変化

By Cavit

であって、右切片22μTは図1の22,000nTに対応しています

 

地球全体では [地磁気双極子モーメントの永年変化] より、

図5:地磁気ダイポールモーメントの変化

f:id:yoshihide-sugiura:20211027100646p:plain

となっています

図4と図5は非常に似ていますが、少し異なるのとY軸の単位が異なります

いずれにせよ、地球地磁気全体は減衰している、地球全体の減衰カーブはSAAにおける減衰カーブと一致する、と言えます

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です