11月度その10 世界の北方磁場強度シリーズ➡ビクトリアの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wと準リアルタイム波形3日間を比較する!
世界の北方磁場強度シリーズ➡ビクトリアの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wと準リアルタイム波形3日間を比較する!
ミーノックMEAの地磁気変動3年間とGOES-17Wとの波形3日間に続いて、ビクトリアVICをアップ致します
波形の観測期間は、UT11月2日05:53から5日05:53までの3日間、です
現在、
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16E、
の順番で地磁気変動と波形アップを進めております、計10ヶ所となります
今回はカナダのビクトリアVICです
花の都ビクトリアはブリティッシュコロンビアにありその州議事堂とGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
ここから本文です
1.ビクトリアVICと17Wの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図1:17WとVICを通過する磁力線パターンと緯度経度
VIC磁力線は高度2,279kmと電離圏のみならずバンアレン内帯の陽子ベルトを通過しています、バンアレン内帯の電子ベルト中心約3,000kmまでには至っていないと思われます
2.続いてビクトリア3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図2:ビクトリアVIC3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えています
VICの北方磁場強度はフラットです
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図3:ビクトリアVIC最小値最大値の観測時刻カウント分布
VICもUT18時台に強い最小値ピークが現れ(集中し)LT9.8時台となります、最大値もピークを持ちますが最小値ほどの集中ではありません、最も強く集中するのが最小値であるという特徴はOTTやFRDやMEAと同じです、現在の所SJGのみが最大値に最も強いピークを示します
3.GOES-17WとVICの準リアルタイム波形3日間グラフです
観測時間は、UT2021年11月2日05:53〜11月5日05:52までの3日間72時間です
図4:VICとGOES-17W波形グラフ3日間
VICの場合は何とかレンジ400nT内に収まりました
MEA北緯54.6度、VIC北緯48.5度、と緯度差は6.1度ですが変動幅は劇的に変わります(MEAの場合はレンジ2500nTで何とか収まったレベルですから)
VICと17Wの時差は0.9時間で約1時間です
まとめ:
1.このまま測定を続けます
2.こうなると、磁気嵐の最中における北極圏内観測点の波形を見てみたくなります
カナダにはこれがあります!
すぐにはやりませんが、、、でも、探しておきます、GOES16E磁力線の着地点付近で見つかればベストです
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その9 世界の北方磁場強度シリーズ➡ミーノックの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wと準リアルタイム波形3日間を比較する!➡修正あり!
世界の北方磁場強度シリーズ➡ミーノックの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wと準リアルタイム波形3日間を比較する!➡修正あり!
オタワOTT・フレデリックスバーグFRD・サンファンSJGの地磁気変動3年間とGOES-16Eとの波形3日間に続いて、ミーノックMEAをGOES-17Wとアップ致します
波形の観測期間は16Eが、UT11月2日05:52から5日05:51までの3日間、
17Wは、UT11月2日05:53から5日05:53までの3日間、で1分のズレがありました
これは16Eと17WのGOESデータをダウンロードする際に1分のズレがあった為です
現在、
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16E、
の順番で地磁気変動と波形アップを進めており、計10ヶ所となります
今回はミーノックMEAで、10ヶ所の中では最も北極圏に近い北緯54.6度で、衝撃的な結果となっています
カナダ・ミーノックのあるアルバータ州のジャスパー国立公園とGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
ここから本文です
1.ミーノックMEAと17Wの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図1:17WとMEAを通過する磁力線パターンと緯度経度
MEA磁力線は高度3,070kmと電離圏のみならずバンアレン内帯の陽子ベルトと電子ベルトを通過しています
2.続いてミーノック3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図2:ミーノックMEA3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えています
MEAは北方磁場強度が弱く最大値も最小値も散る(ブレる)傾向が見えます
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図3:ミーノックMEA最小値最大値の観測時刻カウント分布
今度はUT18時台に強い最小値ピークが現れ(集中し)LT10.5時台となります、最大値もピークを持ちますが最小値ほどの集中ではありません、最も強く集中するのが最小値である、というのはOTTやFRDと同じです
3.GOES-17WとMEAの準リアルタイム波形3日間グラフです
観測時間は、UT2021年11月2日05:53〜11月5日05:52までの3日間72時間です
図4:MEAとGOES-17W波形グラフ3日間
今までY軸高さを400nTに揃えていましたが、振り切れましたので、広げました、何と400nTから2500nTと6倍に広げてナントカ入りました
MEA北方磁場強度は磁気嵐に反応して極めて急速に減衰しています、減衰の程度はOTTを大きく越えます
衝撃的なのは17Wの値がマイナスに振れていることです!(MEAの方はマイナス13,000nTした結果がマイナスなので本来はプラス波形です、また16E波形ではマイナスは観測されなかったです)
これは高度35,786km上空で北方磁場強度が南向きになったことを意味しています
17W波形のみを取り上げて拡大すると、
図5:11/2-11/5磁気嵐3日間の17W北方磁場強度Hp
見やすくするため、17W南中時の12LTラインを緑で出しています
3日12LTでマイナス100に振れています!
以前アップした11月3日から4日にかけてのGOESの波形は(NOAAサイトのスクショです)、
図6:GOES波形11月3日から4日にかけて
青が17Wなのですが、青のN(南中時)にマイナスにはなっていません(ダウンシューティングしていません)!
NOAAさんのグラフは、何らかの補正がかけられている可能性があります
まとめ:
1.NOAAさんのグラフにはマイナスに振れるダウンシューティングは現れていないのですが、ダウンロードしたデータをそのまま表示するとマイナスに振れており、ここはダウンロードデータを調べます(データエラーといったフラグが立っているのか?といった点です)
今後、VICやHONといった地点でも17W波形を出しますので、17W波形に補正がかけられるのであれば補正します
2.マイナスへのダウンシューティングを除けば、図5と図6青は同じグラフです
3.図4のMEA北方磁場強度が大きく減衰しているのは衝撃的でした(私には!)
北緯54度ともなるとオーロラが出てもおかしくない領域であり、バンアレン内帯の陽子ベルトと電子ベルトを通過して来る波形は磁気嵐時にこうなるのだ、ということでした
4.こうなると、磁気嵐の最中における北極圏内観測点の波形を見てみたくなります
カナダにはこれがあります!
修正:2021/11/09 04:30
ダウンロードした17Wデータを調べ、スクショしたNOAAさんグラフ図6と比較し、異常データと思われる部分が分かりましたので修正しました
結果、図4は、
修正_図4:MEAとGOES-17W波形グラフ3日間
となり、Hpがマイナス値となる異常部分はなくなりました
確認のため、修正された図5も出しますと、
修正_図5:11/2-11/5磁気嵐3日間の17W北方磁場強度Hp
となり、NOAAさんスクショ図6GOES-17 Hp(青)と同じ波形となりました!
今後、17W波形は異常データを検出した場合は修正したバージョンを使います(16Eも、ですが)
修正終わり
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その8 世界の北方磁場強度シリーズ➡サンファンの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!
世界の北方磁場強度シリーズ➡サンファンの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!
オタワOTT・フレデリックスバーグFRDの地磁気変動3年間とGOES-16Eとの波形3日間に続いて、サンファンSJGをアップ致します
波形の観測期間はすべて同じで、UT11月2日05:52から5日05:51までの3日間です
現在、
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16E、
の順番で地磁気変動と波形アップを進めており、計10ヶ所となります
今回は、サンファンSJGです
サンファン・スペイン統治時代の要塞遺跡とGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
ここから本文です
1.サンファンSJGの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図1:SJGを通過する磁力線パターンと緯度経度
SJG磁力線は高度260kmと昼間の電離圏F2の下層を通過する程度です
16E磁力線は高度35,786kmと高く表示していません
2.続いてサンファン3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図2:サンファンSJG3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えています
SJG磁場強度は微増です、データ欠損があります
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図3:サンファンSJG最小値最大値の観測時刻カウント分布
今度はUT15時台に強い最大値ピークが現れ(集中し)LT10.5時台となります、最小値もピークを持ちますが最大値ほどではありません、OTTやFRDに比べ最大値での集中化が現れた、といえます
3.GOES-16EとSJGの準リアルタイム波形3日間グラフです
観測時間は、UT2021年11月2日05:52〜11月5日05:51までの3日間72時間です
図4:SJGとGOES-16E波形グラフ3日間
現在、Y軸高さを400nTに揃えています
SJGの方が西経66.1度と16Eの西経75.0度より東に位置していますので、太陽が早く昇る方の南中時12LTを左側に出しています、両者の時差は約30分です
解析は改めてさせて下さい、でも一言だけ、磁気嵐のあいだ波形は逆相に近いように見えます(それに対し、平穏時は逆相?)
まとめ:
1.この調子で世界各地10ヶ所をアップ致します
2.目標は、最小値なり最大値が集中し強い単独ピークを示す原因を追うことにあります
3.今回、K-index6@柿岡が偶然にも観測されたので、3日間波形から太陽風による地磁気の影響についてまとめます
4.10ヶ所での測定が終えたら、各地の平均磁場強度と差分平均磁場強度のグラフをまとめます
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その7 世界の北方磁場強度シリーズ➡フレデリックスバーグの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!
世界の北方磁場強度シリーズ➡フレデリックスバーグの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!
オタワOTTの地磁気変動3年間とGOES-16Eとの波形3日間に続いてフレデリックスバーグFRDをアップ致します
波形の観測期間はOTTと同じで、UT11月2日05:52から5日05:51までの3日間となります
現在、
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16Eと、
の順番で地磁気変動と波形をアップしてゆきます、計10ヶ所となります
今回は、フレデリックスバーグFRDです
フレデリックスバーグで幼少期を過ごした米国初代大統領ジョージ・ワシントンとGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
ここから本文です
1.フレデリックスバーグFRDとGOES-16Eの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図1:GOES-16EとFRDを通過する磁力線パターンと緯度経度
FRD磁力線は電離圏を長く通過しますが、バンアレン内帯とは短いです
16E磁力線は、電離圏もバンアレン帯も横切る形で長く相互作用していません
2.続いてフレデリックスバーグ3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図2:フレデリックスバーグFRD3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えています
FRD磁場強度は増加ですが、OTTほどではありません
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図3:フレデリックスバーグFRD最小値最大値の観測時刻カウント分布
UT16時台に強い最小値ピークが現れ(集中し)LT11時台となります、最大値は分散します、この当りはOTTと同じです
3.GOES-16EとFRDの準リアルタイム波形3日間グラフです
観測時間は、UT2021年11月2日05:52〜11月5日05:51までの3日間72時間です
図4:FRDとGOES-16E波形グラフ3日間
現在、Y軸高さを400nTに揃えています
解析は改めてさせて下さい、でも一言だけ、磁気嵐のあいだ波形は同相に近いように見えます
まとめ:
1.この調子で世界各地10ヶ所をアップ致します
2.目標は、最小値なり最大値が集中し強い単独ピークを示す原因を追うことにあります
3.今回、K-index6@柿岡が偶然にも観測されたので、3日間波形から太陽風による地磁気の影響についてまとめます
4.10ヶ所での測定が終えたら、各地の平均磁場強度と差分平均磁場強度のグラフをまとめます
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その6 世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、DSCOVER衛星とラグランジュ点L1を調べました!
世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、DSCOVER衛星とラグランジュ点L1を調べました!
北方磁場強度シリーズでオタワを初め各地の磁場強度と準リアルタイム波形3日間を追い始めた最中ですが、ここで、米国DSCOVER衛星についてアップしておきます
タイミングを逸したくないものですので、、、
18世紀最大の数学者と称されるラグランジュさんとDSCOVER衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
ここから本文です
1.NICTさん [現況・トレンド | 地磁気擾乱 | 宇宙天気予報センター] によれば:
図1:11月3日から4日にかけて柿岡の地磁気錯乱K-index
K-index6(Major storm)を観測しています、そして、
図2:対応する柿岡の地磁気強度水平成分H
と、3日から4日にかけて水平成分Hは急速に減衰しています
この時、太陽風のプロトン流が大量に飛来していることが観測されており、
地上35,786kmでGOESがプロトン流を観測していました
しかし、上には上があって、地上約150万kmのラグランジュ点L1ではDSCOVER衛星が太陽風を観測していました
図4:DSCOVER衛星が観測した太陽風
時間軸はすべて揃っています、この図4は図1〜3をダウンロードした際にダウンロードしていたのですが、図が増えすぎてゴチャゴチャするのと説明出来ないので昨日はアップしなかった次第です
NICTさんが時間軸を含むグラフのフォーマットをすべて揃えているので非常に見やすくなっています
図4を上から下へ説明しますと:
1.Bz Btotal
Bzは磁場強度の垂直成分です、赤で示されています
正負がありますが、正は地球中心へ向かう方向、負は太陽へ向かう方向です(冒頭の「地磁気方向定義」をご覧ください)
L1は地球と太陽の中間にあって固定点ですので、これでいいハズです
Btotalは Bz + Bx + By です、黒で示されているベクトル和の長さです、これは正しかありません
2.By Bx
Byは東方成分が正で西方成分が負、Bxは北方成分が正で南方成分が負、です
東方・西方は地球から太陽を見て決定されるので、回転する地球から見て太陽が昇ってくる方向が東です、沈んでゆく方向が西です
北方は北極星のある方向です
どちらも正負があります
ここで、グラフ右側に "Blue: Toword Sun" と "Yellow: Away from Sun" とありますが、恐らくL1ポイント周辺のリサージュ軌道上の動きです(後述します)
本ブログで測定しているのは北方磁場強度XでBxに相当しますので紫です、ほとんどゼロ付近を振動していて4日後半には負(南向き)になっています、このXが南向きというのはGOESも含めて地上で観測されたことはありません!(本ブログ上では、の意味です)Wikiによれば:
地球のバウショックは約100 - 1,000kmの厚さで、地表から約9万kmの位置に存在する。
ですので、DSCOVER約150万kmというと、何とバウショックをはるかに越えた位置にあります!
3.Speed
太陽風の速度でしょう、プラズマ流ですから陽子と電子のミクスチャーです
4.Density
太陽風の密度です
5.Temperature
太陽風の温度です
今後、磁気嵐が観測された時には図1〜4をアップすることを検討しています
2.[ディープ・スペース・クライメイト・オブザーバトリー - Wikipedia] によれば:
DSCOVERは、太陽フレア、プロトン現象など太陽表面の変化を観測するアメリカ海洋大気庁(NOAA)の人口衛星(太陽周回軌道)である。
であって、
地球から太陽方向に約150万km離れた太陽-地球ラグランジュ点L1をリサージュ軌道を描きながら周回する。
L1点の回りを回転する軌道がリサージュ軌道で、これによってL1点で安定するようです
先程のTowrd SunとAway form Sunはこのリサージュ軌道で太陽に向かう時と太陽から遠ざかる時を示しているものと思われます
ラグランジュ・ポイントL1とは、
天体力学における円制限三体問題の5つの平衝解、すなわち天体と天体の重力で釣り合いが取れる「宇宙の中で安定するポイント」である。名はその存在を18世紀後半にオイラーと共に確認したラグランジュにちなむ。
By EnEdC: 図の黄色で示される天体を青色で示される天体が公転しているとき、L1, L2, L3, L4, L5 の点がラグランジュ点。ただし、L1とL2の天体からの距離は、両天体の質量比による。
黄色を太陽、青を地球とした時、
L1 は質量 M 1 と M 2 の 2 物体を結ぶ直線上で 2 体の間に存在する。
であって、
太陽 - 地球系の L1 は太陽の観測を行うのに理想的な場所である。この位置にある物体は決して地球や月に遮られることがないからである。
で、DSCOVERはこのL1ポイントに位置しています、すると、
By NASA/EPIC:地球の表面上を通過する月(2015年7月16日)
こんな画像も取れます!ちなみに月は約38万km上空にあります
L1とL2はM1とM2の質量比で決まり、太陽ー地球の場合はL1が安定点である、ということで安定点であるL1とL2が同時に成立することではない、と理解しました
またL1といえど絶対安定ではなく(要するに三体問題とは太陽と地球以外の第3の天体群による影響を考えるから三体問題で)安定を保つためにL1周囲を運動して微調整する必要があり、これがリサージュ軌道で、リサージュ軌道上で太陽に向かう時がToword Sunだと思います
「思います」というのは詳細を確認した訳ではなく、では詳細まで追うか?というと、もうそこまでは追いません
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その5 世界の北方磁場強度シリーズ➡オタワの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する・その2!➡修正あり!
世界の北方磁場強度シリーズ➡オタワの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する・その2!➡修正あり!
昨日アップしたオタワOTTとGOES-16E波形3日間ですが、UT11月3日から4日にかけてK-index6の磁気嵐が到来しているようで、1日遅らせて3日間波形を取り直します(磁気嵐を3日間の中間に取る為)
期間はUTで、11月2日05:52から5日05:51までの3日間となります
これに揃えて、
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16Eと、
の順番で波形をアップしてゆきます、計10ヶ所となります
まずはオタワOTTです
オタワのカナダ国会議事堂(世界遺産)とGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
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1.NICTさん [現況・トレンド | 地磁気擾乱 | 宇宙天気予報センター] によれば:
図1:11月3日から4日にかけて柿岡の地磁気錯乱K-index
K-index6(Major storm)を観測しています、そして、
図2:対応する柿岡の地磁気強度水平成分H
と、3日から4日にかけて水平成分Hは急速に減衰しています
この時、太陽風のプロトン流が大量に飛来していることが観測されており、
何と、GOESが観測していました、NICTさんがグラフを揃えて見やすくしています
今回は、10MeVを越えるエネルギーを持つプロトンが主流で50MeVを超えることはない、が分かります
図3にありますGOES16/75Wは西経75度に位置するGOES衛星16番の意味で、私はこれを東海岸にある16Eと称していますが、16Eは東経16度と読まれる可能性があるのですが、、、このまま続けます
これだけのプロトン流が飛来するとGOESの磁力計にも影響が出るでしょう
ちなみに柿岡でK-index5(Minor storm)を観測したUT31日14時にはプロトン流は飛来していません!
2.オタワOTTとGOES-16Eの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図4:GOES-16EとOTTを通過する磁力線パターンと緯度経度
OTT磁力線は電離圏とバンアレン内帯と長く相互作用しています
16E磁力線は電離圏もバンアレン帯も横切る形で長く相互作用していません
3.続いてオタワ3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図5:オタワOTT3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えます
OTT磁場強度は急速に増加しています
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図6:オタワOTT最小値最大値の観測時刻カウント分布
UT16時台に強い最小値ピークが現れ(集中し)LT11時台となります、最大値は分散します
4.GOES-16EとOTTの準リアルタイム波形3日間グラフです
観測時間は、UT2021年11月2日05:52〜11月5日05:51までの3日間72時間です
図7:OTTとGOES-16E波形グラフ3日間
6日9時にOTTデータが公開されました、ので急いでアップ、です
解析はまた後ほど、改めてさせて下さい、でも一言だけ、波形はやはり相反(逆相)しているように見えます
修正:2021/11/06 19:19 バグっていたので上図7を差し替えました、これにて図7の16E(オレンジ)は図8のGOES16 Hp(赤)と同じになります、図7は3日であり図8は2日であり図7の方が少し圧縮されて見えます
参考までに11月3日から4日にかけてのGOESの波形もアップしておきます
図8:GOES波形11月3日から4日にかけて
赤が16E、青が17W、Nが真昼、Mが真夜中、Hpは磁場X成分の意味です
ブログのグラフ観測時間と完全には一致しておりませんのでご注意下さい
まとめ:
1.ひとまず、この調子で世界各地10ヶ所をアップ致します
2.目標は、最小値なり最大値が集中し強い単独ピークを示す原因を追うことにあります
3.今回、K-index6@柿岡が偶然にも観測されたので、3日間波形から太陽風による地磁気の影響についてまとめます
4.10ヶ所での測定が終えたら、各地の平均磁場強度と差分平均磁場強度のグラフをまとめます
図が多くなったにも関わらず、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です
11月度その4 世界の北方磁場強度シリーズ➡オタワの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!追記あり!
世界の北方磁場強度シリーズ➡オタワの地磁気変動3年間を調べ、GOES-16Eと準リアルタイム波形3日間を比較する!追記あり!
本来ならここでエルニーニョと黒点数のグラフを出す順番なのですが、気象庁さんから毎月10日頃にエルニーニョ速報が出され、それをウェザーニュースさんがアップされますので、ウェザーニュースさんのアップを待ってから黒点数との相関グラフを出すことにしました
ので、世界の北方磁場強度シリーズの再開です
本日はオタワOTTとなります、全体平均値と差分平均値をグラフに添付しています
アップ順番としては:
オタワOTT➡フレデリックスバーグFRD➡サンファンSJGをGOES-16Eと、
ミーノックMEA➡ビクトリアVIC➡ホノルルHONをGOES-17Wと、
柿岡KAK➡グアムGUA➡キャンベラCNBをGOES-17Wと、
シャンポンラフォレCLFをGOES-16Eと、
の順番で波形を出してゆきます、全部で10ヶ所となり10日かけてアップして参ります
波形は16Eなり17Wはすべて同じ3日間波形で、適用されるX軸の3日間時刻は:
GOES-16Eも17Wも2021-11-01T09:17から2021-11-04T09:16(UT)、
と同じUT時間の3日間です
波形グラフではLocalTimeをすべてLT12時ラインで出すように変更しています
まずはオタワOTTです
オタワのカナダ国会議事堂(世界遺産)とGOES衛星、
です
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
南緯30度西経60度を中心とするブラジル磁気異常では、地磁気が弱く内帯の端は高度200km程度まで降下しています
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1.オタワOTTとGOES-16Eの磁力線パターンと緯度経度を確認です
図1:GOES-16EとOTTを通過する磁力線パターンと緯度経度
OTT磁力線は電離圏とバンアレン内帯と長く相互作用しています
16E磁力線は電離圏もバンアレン帯も横切る形で長く相互作用していません
2.続いてオタワ3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフです
図2:オタワOTT3年間北方磁場強度変動グラフ
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えます
OTT磁場強度は急速に増加しています
このグラフに現れたデータのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図3:オタワOTT最小値最大値の観測時刻カウント分布
UT16時台に強い最小値ピークが現れ(集中し)LT11時台となります、最大値は分散します
3.GOES-16EとOTTの準リアルタイム波形3日間グラフです
X軸の観測時間は、2021年11月1日09:17〜11月4日09:16までの3日間72時間です
図4:OTTとGOES-16E波形グラフ3日間
何とUTで3日から4日にかけて、磁力計が異常に変動しています
最初の2日間は16EとOTTで最大値最小値が反対逆相に出ていますが(これが通常)、3日目は同相で変化しています(これは異常!)16EとOTTどちらが異常なのかは少し考えないと分かりません!
NOAAさん元データ [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] から今とった3日間グラフの16Eと17Wを示しますと(時間軸は進んでいますので異なります、ご注意を)、
となっています、赤が16Eで青が17W、Mが0時の真夜中Midnight、Nが12時の昼間Noon、LocalTimeです
特に17Wの変動大です、何があったのでしょうか?それとも通常の変動範囲内なのでしょうか?
まとめ:
1.ひとまず、この調子で世界各地10ヶ所をアップ致します
2.目標は、最小値なり最大値が集中し強い単独ピークを示す原因を追うことにあります
3.10ヶ所での測定が終えたら、各地の平均磁場強度と差分平均磁場強度のグラフをまとめます
追記:2021/11/05 15:00
UT11月3日から4日にかけてGOES16EとOTT磁場変動が乱れていますが、磁気嵐があったようです
[現況・トレンド | 地磁気擾乱 | 宇宙天気予報センター] の地磁気錯乱を見ますと、
柿岡のK-indexが:
6(Major storm)にまで上がっています
柿岡地磁気水平成分Hの方は:
と4日に急速減衰しています
NOAAさんよりGOES16Eと17Wの波形3日間を見ますと:
であり、この波形は11月2日から5日ですので、この3日間の波形ですべて揃えます
OTTも取り直します、が、オタワ5日のデータが現時点で未だ公開されていません!
公開され次第OTTから取り直しアップ致します
上の柿岡K-index図で左側 K-index5 の所UT31日14時が前回報告した太陽フレア磁気嵐による地磁気錯乱で、この時はKAKとCNBの地磁気に急速減衰がありましたがGOESに大きな変動はありませんでした
ですが、今回K-index6では違います、GOESでも異常変動が見られます
ここはジックリ世界10ヶ所で追ってみます
現在は太陽サイクル25で、その黒点数が上昇する時期なので太陽フレアやコロナ質量放出が発生しやすく、磁気嵐による地磁気錯乱が観測されやすい時期にあたる、といえるのでしょう
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です