5月度その21:太陽磁極の逆転を追う ➡ MHDシミュレータ ➡ 一次元リーマンのダブルパルス応答!【追記】磁束Y成分を考察する!
太陽磁極の逆転を追う ➡ MHDシミュレータ ➡ 一次元リーマンのダブルパルス応答!【追記】磁束Y成分を考察する!
* という訳で、今度はダブルパルス入力について、一次元リーマン応答を見てみよう。
* 圧力(Pressure)
* 密度(Density)
* 磁束Y成分(By)
* という訳で、これも結果が正しいかどうか?チェックする必要がある。
どうやってチェックするのか? 不連続面と衝撃波の伝搬を詳しく調べてみる。
【追記】磁束Y成分を考察する!
* ここで上図から磁束のY成分Byについて考えてみる。 縦軸を見ると中央に0.0があり、上部がプラス値、下部がマイナス値となっている。 プラス値は、我々観測者にとって磁束が飛び出してくる方向で、これをN極とも言う。 マイナス値は、磁束が吸い込まれる方向で、S極とも言う。 ここで横軸X全体についてのプラス・マイナスを考えた時、その総和はゼロ、である。 磁束は途中で追加分が飛び出てもいけないし、過剰な吸い込みがあってもならず、出し入れの総和はキチッとゼロでなければならない。
しかし、横軸Xのgifを部分的に見れば、飛び出し優勢な領域と吸い込み優勢な領域とに分けられる。 これは、磁束がある時空間で分離したりマージされたりする動作を行なっている事を意味している。 ある部分的な時空間では、N極優勢、S極優勢、が生ずるのである。
* ここで太陽の黒点を見てみよう。 基本的には黒点は対で現れ、それはN極とS極である。 複数の黒点対が出現している、英文Wiki [Sunspot - Wikipedia] より多少複雑なケースを見ると(2011年):
Credit:NASA
である。
何だか、段々、面白くなってきました。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとう御座いました。