太陽磁極の逆転を追う ➡ MHDシミュレータ ➡ リーマン問題・Bx,By,Bzすべて変化させてみる!【追記】この走行は誤りでした!
* という訳で、前回で伝導電流がどの方向へ流れているのか?を考えるのは止めにして、磁束方向にバリエーションを付けてみる実験です。
理由は、太陽表面ではポロイダル磁場とトロイダル磁場が交錯しており、綺麗な単一方向の磁場という事はないのでは?と思えたからです。
いつまでもリーマンから抜け出せませんが、衝撃波管問題の外部環境と動作の方向を理解しておきたい、という気持ちが強いのです。
* 修正したソースは以下で、オリジナルは0.0:
if ( x(i) < 0.d0 ) then
! Brio & Wu (1988)
ro0 = 1.d0
pr0 = 1.d0
vx0 = 0.d0
vy0 = 0.d0
vz0 = 0.d0
bx0 = 0.75d0 ! here
by0 = 1.d0
bz0 = 0.75d0 ! here
else
! Brio & Wu (1988)
ro0 = 0.125d0
pr0 = 0.1d0
vx0 = 0.d0
vy0 = 0.d0
vz0 = 0.d0
bx0 =-0.75d0 ! here
by0 =-1.d0
bz0 =-0.75d0 ! here
endif
であり、Bx,By,Bzはすべてステップ入力である。
* 結果のBx, By, Bzのgifは以下の通り、時間はT=0, 1, 2の3点:
Bx:T=0でステップ入力、フラット応答!
By:T=0でステップ入力、その後過渡応答
Bz:T=0でステップ入力、その後過渡応答
* Bx, By, Bz どれも独特の応答を示した! これでなくっちゃツマラナイ。
・ まず、X方向の磁束成分はゼロとなる、という事は、やはり伝導電流はX方向へ流れている?などと、また電流の事を考えてしまいます。
・ Y方向とZ方向の磁束反応パターンの違いが面白い、理由を考えてみます。
【追記】この走行は誤りでした!
再度、走行させた所:
negative pressure at 152 1 P: -0.11253499909641997
というメッセージが出ている事を確認致しました。
負の圧力を検出した、との意味です。
gifが出てきたのは、それ以前のデータがあったからです。 走行前に過去データをすべて消去してから走行させるようにシェルを変更致しました。