なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

9月度その3:太陽黒点数の推移を追う ➡ 8月度黒点数に対する三鷹さん見解出る!

太陽黒点数の推移を追う ➡ 8月度黒点数に対する三鷹さん見解出る!

 

ここで、8月度の黒点数を再度報告致しますと:

2015年9月〜2019年8月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。

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2019年08月は平均0.46個で、  北半球は0.46、  南半球では0.00

2019年07月は平均0.00個で、  北半球は0.00、  南半球では0.00

2019年06月は平均1.69個で、  北半球は1.69、  南半球では0.00

2019年05月は平均10.16個で、北半球は10.16、南半球では0.00

2019年04月は平均9.58個で、  北半球は9.58、   南半球では0.00

2019年03月は平均7.30個で、  北半球は6.83、   南半球では0.48

2019年02月は平均0.00個で、  北半球は0.00、   南半球では0.00

でした

 

ここで、三鷹さん [国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測] の見解は:

8月は新黒点望遠鏡による黒点観測を24日間実施できましたが、このうちで黒点が見られたのはただ1日だけでした。黒点相対数の月平均値は0.46で、南北別に見ると北半球 0.46、南半球 0.00となりました。三鷹での観測では、3月以降は南半球の黒点相対数がゼロの状態が続いています。

しかし、磁場構造はあって:

極小期で黒点が見えなくても太陽には磁場があり、現在は北極域に正極 (N極)、南極域に負極 (S極) の斑点状磁場が集中しています。この時の太陽の磁場は、下図で説明されているように、棒磁石が描き出す磁力線に似た構造 (双極磁場) を見せます

 https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/activity/fig2_polarfield_201908.png

クレジット:国立天文台

太陽活動極小期に見られる大規模な双極磁場の模式図。矢印が付いた白い実線は磁力線を表しています。北極域に正極 (N極) 磁場、南極域に負極 (S極) 磁場があるときの様子を描いたもので、2019年現在の太陽極域磁場はこの極性配置になっています。

 

なるほど、北側にN極、地球と同じ方向ですね、これ、太陽と地球のN-S方向が揃っている11年と逆方向の11年では、気象とかに差が出るのですかね?

 

いずれにしても、結論としては:

太陽全体での黒点相対数は2019年付近で減少が止まっているように見えますが、今サイクルと次のサイクルの境界となる極小期はまだ確定していません

三鷹さん、今後とも観測の方、よろしくお願い致します

 

以上です

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 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia