なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

12月度その3:太陽黒点数の推移を追う ➡ 11月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!

太陽黒点数の推移を追う ➡ 11月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!

 

11月度黒点数に対する三鷹さんの見解が出ました(12/11)

11月黒点数グラフを再度アップ致しますと:

 

2015年12月〜2019年11月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。

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2019年11月は平均0.52個で、  北半球は0.52、  南半球では0.00

2019年10月は平均0.00個で、  北半球は0.00、  南半球では0.00

2019年09月は平均1.52個で、  北半球は1.52、  南半球では0.00

2019年08月は平均0.46個で、  北半球は0.46、  南半球では0.00

2019年07月は平均0.00個で、  北半球は0.00、  南半球では0.00

2019年06月は平均1.69個で、  北半球は1.69、  南半球では0.00

2019年05月は平均10.16個で、北半球は10.16、南半球では0.00

2019年04月は平均9.58個で、  北半球は9.58、   南半球では0.00

2019年03月は平均7.30個で、  北半球は6.83、   南半球では0.48

2019年02月は平均0.00個で、  北半球は0.00、   南半球では0.00

 

11月は僅かですが、北半球に黒点が出ました、が、南半球に出ませんとサイクル25は始まらない、と思います

尚、この12月でサイクル24が始まって満11年となりますが、、、

まだサイクル24は続いており、25は始まっていない、という状態でしょう

 

* これについて三鷹さんの見解は:

11月は新黒点望遠鏡による黒点観測を21日間実施できましたが、自動検出システムで捕捉できる黒点が出現したのはただ1日 (11月5日) だけでした 。NASAの太陽観測衛星Solar Dynamics Observatoryの観測では、この黒点は世界時で4日の6時頃から5日の10時頃まで北半球の緯度6度に見えていましたが、NOAAの活動領域番号は付きませんでした。黒点相対数の月平均値は0.52で、南北別に見ると北半球 0.52、南半球 0.00となりました。

三鷹さんの場合は地上観測ですので、全日測定の意味では限界がありまして、

黒点観測の中央局であるSILSOが発表している欠測のないデータでは、11月に黒点が見られたのは4日間で、この月に出現した活動領域はNOAA 12750 (南緯28度), 12751 (北緯6度), 12752 (南緯23度) の3つです。ここで注目したいのはNOAA 12750と12752で、これらは南半球の緯度20°以上に出現して次周期の磁場配列を見せる活動領域でした。

即ち、南半球に黒点チラッと出現したようで、結論として:

第25周期の磁場特性を持ち活動領域番号が付けられた黒点は、7月に出現したNOAA 12744に続いて3つとなり、このような活動領域が1カ月のうちに2つ出現したのは2018年4月以降では初めてのことです。次周期に属する黒点が最初に出現してから1年以上が経過しましたが、そろそろ第25周期の活動の上昇が見られるかが注目されます。

 

三鷹さん、今後とも観測と見解、よろしくお願い致します

 

 

以上です

 

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 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia