3月度その9:コロナって何だっけ!
コロナって何だっけ!
コロナウィルスでなく、太陽コロナ、Wiki [コロナ - Wikipedia] より:
1999年8月11日の皆既日食時に観測されたコロナ
コロナは、太陽の外層大気の最も外側にある、100万度を超える希薄なガスの層である。
主な成分は水素原子が原子核と電子とに分解されたプラズマである。
6,000度程度の光球から遠く離れたコロナが100万度を超える温度まで加熱される機構(コロナ加熱)には不明な点が残っており、「コロナ加熱問題」と呼ばれている。
なるほど〜
2007年1月12日に人工衛星「ひので」がコロナ放出の瞬間を撮影した画像。
コロナは100万度以上の温度であるため、光領域よりはX線領域での放射の方が多い。大気がX線を吸収してしまうので、コロナの観測には宇宙空間の方が適している。
なるほど〜、コロナは放出されるのか! 常時漂っている訳でもないのだ
それにしても、いつも分からなくなるのが、100万度を超える希薄なガスの層、記述で、100万度の希薄なガス、とは何ぞや? Wiki [プラズマ物理 - Wikipedia] によれば:
プラズマでは温度を1粒子当たりの運動エネルギーで表示するのが非常に便利で、電子が1ボルトの電位差を通過して得られる運動エネルギーを用い、それを1eVと称し、100eVに加速されたプラズマ粒子群、といった記述になる
ここで1eVが約1万度に相当するのである!(但し、これはプラズマ状態のみでの話)
なるほど〜、各プラズマ粒子(ここでは水素原子核と電子)は100Vで加速された状態で、運動エネルギーとしては各粒子は100eVの値を持ち、これを再度Wikiでは温度変換して100万度、と称している訳だ
温度はエネルギーの次元を持っているけど、ここでは温度とは思わない方がよく、各粒子100eVの運動エネルギーを持つ状態ガス、と思えば良い訳だ!
あとは単位立方当たりの粒子数が提示されればよい訳で、太陽コロナでは1立方メートル当たり 10**14 個の粒子数と出ている、ちなみに0°C1気圧時の空気1立方メートルに含まれる分子数は 3x10**25個なので、コロナは空気よりかなり希薄なガスだけれども各粒子は100Vで加速されただけの運動エネルギーを持つ、という事になる
以上です
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・ 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
・ 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]
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