4月度その16:ノーベル賞シリーズ ➡ PCR法の発明!
ノーベル賞シリーズ ➡ PCR法の発明!
本日は、化学分野であり、現在、新型コロナウィルスで話題となっているPCR法の発明で、 [ポリメラーゼ連鎖反応 - Wikipedia] からの引用です
PCR(ポリメラーゼ・チェイン・リアクション)法は、DNAサンプルから特定領域を数百万〜数十億倍に増幅する、一連の反応またはその技術である
DNAポリメラーゼと呼ばれる酵素の働きを利用して、一連の温度変化のサイクルを経て任意の遺伝子領域やゲノム領域のコピーを指数関数的(連鎖的)に増幅することで、少量のDNAサンプルからその詳細を研究するに十分な量にまで増幅することが目的
なるほど〜
DNA二重らせん構造の一部を、三次元立体構造で表現した図
今日では、PCR法は生物学や医学を始めとする幅広い分野において、遺伝子解析の基礎となっており、現在は、DNAだけでなくRNAの定量も可能で、細菌やウイルスによって引き起こされる感染症の、高感度で迅速な診断に役立っている
1983年にキャリー・マリス(米国)によって発明された、マリスは1993年にノーベル化学賞を受賞
化学分野は、私はあまり得意ではなく、PCR法の限界とか欠点をまとめたいのですが(知りたいのですが)、上手く出来ないので、専門家さんによるダイレクトな資料をご紹介します:
忽那賢志さん:感染症専門医。感染症全般を専門とするが、特に新興再興感染症、輸入感染症の診療に従事し、水際対策の最前線で診療にあたっている(記事は個人としての発信)で3月6日付けの記事:
[今日から新型コロナPCR検査が保険適用に PCRの限界を知っておこう(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース]
大事なのは事前確率(原文そのママ)
検査をするときに大事なのは「この患者さんがどれくらいその疾患らしいか」を評価することです。
全く症状がない人や、数日続いているだけの風邪の症状がある人の検査をしても、今の流行状況では偽陽性が多くなります。
一部の報道では「PCR検査をより多くの人に行うべきだ」とする論調を見かけますが、新型コロナウイルス感染症らしくない人が検査をしても、かえって混乱を招くことになりえます。
より詳しくは、直接記事をご参照下さい
もう一つ、ご紹介させて下さい、スウェーデン在住で現在はスウェーデンのコロナ対応をレポートして下さっている (id:globaljourney) さんの最新ブログです、驚愕すべきスウェーデンのコロナ実情が述べられています:
以上です
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・ 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
・ 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
免責:
本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。
引用:
[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測
[2] List of solar cycles - Wikipedia