なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

4月度その19:メキシコと木星衝合シリーズ ➡ メキシコ4年間のM6.0以上を追う!

メキシコと木星衝合シリーズ ➡ メキシコ4年間のM6.0以上を追う!

 

新シリーズとして、メキシコからカリブ海で発生するM6.0以上と木星衝合の相関を追っています

この黒点サイトの読者さまは、もう一つのサイトである地震の予測マップをご存知ない方もおられるので、現状を簡単にまとめますと、

 

世界で発生するM6.0以上と木星衝合の相関を追った時に分かった事は:

中国/朝鮮半島/台湾と相関があるように見える

メキシコ/カリブ海と相関があるように見える

でした、そして日本では、西域(関東から九州にかけて)で相関があります(日本の場合は、地震の予測マップ [地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム] で常時報告しています)

 

木星衝合とは:

http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/CFC7C0B1C5B7BEDD.png

太陽地球木星 と並ぶのが衝、地球/木星の距離は約5au

木星太陽地球 と並ぶのが合、地球/木星の距離は約7au

ここで、衝や合の時にM6.0以上の地震が多発する(即ち、相関がある)地域があって、それが顕著に見えるのが日本の西域であり、そこで世界レベルで簡単に調べたら、中国/朝鮮半島/台湾とメキシコ/カリブ海でも相関がありそうだ、となったのです

 

考えられる原因は?

私は、電子レンジ効果、であると考えています

木星は電波源であり、2.4GHzの電波を発しており、2.4GHzは電子レンジの周波数帯で、電子レンジとは陶器を貫通して食品内部の水分を加熱膨張させるものであり、木星からの2.4GHzは地球の陸地を貫通し断層帯にある超高圧下の水分を加熱膨張させ爆発し、巨大地震発生のトリガとなっている、とするものです  これを電子レンジ効果、と称しています

 

本当なの???

と思われる事でしょう、、、それを調べるには、まずは相関が在るのか無いのか?をより正確に測定する必要があり、ここでUSGSアメリカ地質調査所)のデータをアクセスし世界レベルでの地震データを取得する必要があり、これを開始致しました

 

メキシコ4年間のM6.0以上とは?

 まず、追い方ですが、USGSアメリカ地質調査所)のデータベースをアクセスし、指定範囲と表示期間と表示マグネチュードを指定します:

指定範囲  北緯20°から5°、西経100°から80°、の範囲

表示期間  2016年4月1日〜2020年3月31日までの4年間(UTS:世界標準時ベース)

表示指定  M6.0以上(深さ指定はせず)

結果はUSGSのグラフィックに表示されますが、これは外部にエクスポートできませんで、Google Earthの中間ファイルが生成されますので、外部画像ファイルが必要な場合はすべてGoogle Earthでの操作となります

 

測定結果:

結果、23個のM6.0以上が検出されました

以下、Google Earthのスクショ結果を提示致します、23ヶ所の発震が表示されています、指定範囲の少し外側にピンクで枠を入れてあります、指定範囲を超えて発震マークがあるのは、USGSが指定範囲の多少外側までの発震を表示するからです、これとは別にUSGSからは地震データそのものもCSV形式でダウンロードしていますが、これは指定範囲内データのみです

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この表示期間内には、2017年9月8日発震のチアパス地震M8.2や2017年9月19日発震のメキシコ中部地震M7.1(どちらも衝合期間内の発震)が示されています

ここで、衝と合、それぞれは48日+1日+48日=97日で、衝から次の衝までは約400日で、この間に衝と合は各々1回づつ計2回ありますから97X2=194日で、約50%弱が衝合期間となります

 

以下、23発震について衝合期間との関係を時系列で表示したグラフです、三本川の中心が衝または合で、5auが衝、7auが合、であり、川の幅は97日となっています

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23発震の衝合期間内_発震数は14、発震確率は  61% でした

それほど高くありません、相関はあるか?と問われれば、少し苦しい所です(やはり正規分布標準偏差の面積である、68%は欲しい所です)

 

今後の進め方:

 まず、以前調べた結果ですが:

[2020-01-25 修正あり 地震の予測マップと時系列予測グラフ 26日の地震列島は, 釧路沖と五島列島と奄美大島でM3.X! 解説:木星の衝合とM6.0以上地震の相関を探る・その6・北中南米カリブ海の巨大地震を追う! - 地震の予測マップと発震間隔ヒストグラム]

であり、これを、まとめますと(この段階ではUSGSはアクセスしておりません):

Wiki [地震の年表 - Wikipedia]より、18年間に発震した北中米カリブ海M6.0以上の8件をマニュアルで入力し調べた所、内7件が衝合期間内に入っており発震率は7/8で  87.5% という結果でした

Wikiですので、被害の大きかった地震が取り上げられており、それは陸地直下型が多く、木星の衝合期間と重なりやすい、が考えられます

もしくは、今回の評価期間4年は短すぎる、も考えられます

前回の調査では2010年のハイチ地震M7.0陸地直下型が入っていました(Wikiですので当然ですが)、今回はキューバの一部まででハイチは入っていません、この辺りも検討する必要がありそうです

 

 まずは評価期間なり対象領域を拡げる辺りを次に検討しようか?と考えています、評価期間を4年間としたのは、日本の西域_時系列については現在4年間で調べているからで、特にこだわる必要性はありません、またハイチを外したのは領域は長方形で指定しますので、ハイチまで入れると南米が入ってくるので、まずは除いて処理しよう、とした事によります

少し考えてみます、まずは今回、第一報のご報告という事で、、、

今後とも、よろしくお願い致します

 

 

 

 

以上です

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 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

 

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia