太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 6月度黒点数に関し、三鷹さん見解出る!!
7月22日に「6月度の黒点数」に関して三鷹さんの見解が公開されましたので、アップさせて頂きます、詳細は、[国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測] をご参照下さい
その前に、先日報告した4月度の黒点数を再度アップ致します:
2016年7月〜2020年6月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移
三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。
2020年06月は平均7.19個、 北は0.00、 南で7.19
2020年05月は平均0.55個、 北は0.00、 南で0.55
2020年04月は平均4.52個、 北は1.52、 南で3.00
2020年03月は平均0.55個、 北は0.00、 南で0.55
2020年02月は平均0.52個、 北は0.52、 南で0.00
2020年01月は平均4.60個、 北は2.40、 南で2.20
以下、三鷹さんの見解(抜粋)です:
太陽フレアの発生は先月より落ち着き、NOAA のGOES衛星による観測ではX線強度でCクラス以上のフレアは発生せず、Bクラスのフレアが12回確認されました。このうち、6月9日の 3:11 UT (日本標準時 12:11) に活動領域 NOAA 12765 (下図) で起こったB1.5 フレアを太陽フレア望遠鏡で観測できました。このフレアにともなって動くフィラメントがとらえられましたので紹介します。
クレジット:国立天文台
ここでフィラメントが右下へ移動する様子が分かります
クレジット:国立天文台
Bクラス・フレアというのはX線で測定した際、Aクラスが最も強く、その次のクラス、という事だそうです
また動画が掲載されていますので、興味のある方は是非ご覧になって下さい(10Mありましたのでアップはアキラメました)
サイクル24と25については:
太陽全体での黒点相対数は現時点でも安定した増加傾向を見せず、第24周期と次の第25周期の境界となる極小期はまだ確定していません。
との事です
三鷹さん、ありがとう御座いました
今後とも、観測ならびに解説の方、よろしくお願い致します
以上です