7月度その11:地磁気と地震の相関を追うシリーズ ➡どう攻めるのか?⬅ 追記あり
地磁気と地震の相関を追うシリーズ ➡どう攻めるのか?⬅ 追記あり
* 以前、太陽磁場と地球磁場の間に在る磁気圏を追って、以下の記事をアップ致しました
[7月度その8:地球磁気圏を取り巻く電流は、こんなにも有るのか(スクショで画像添付!) ➡ 電離層電流は電離圏電子密度で表現? ➡ 地磁気にたどり着く! - なぜ地球磁極は逆転するのか?]
そこでは、地磁気と地震の相関を調べよう、という結論に至りました
ここで、地磁気データは気象庁・地震観測所さんのサイトにて公開されています
上記の記事では、地磁気データとして「K指数」なる一日の擾乱を示す指数を使いたい、としたのですが、地震との相関を調べようとするとK指数は細かすぎると思うようになり、公開されている素データから別途より簡素化された地磁気データを作成した方が良さそうだ、との結論に至りました
地磁気データの基本は、気象庁・地磁気観測所さんのサイトより:
F : 全 磁 力(地磁気の強さ) H : 水平分力(水平面内の分力) Z : 鉛直分力(鉛直方向の分力) D : 偏 角 (北からの方位角 東向きが+) I : 伏 角 (水平面からの傾き 下向きが+) X : 北 成 分(北向きの成分) Y : 東 成 分(東向きの成分)
であって、Xが北方向成分なのですが、これだけで充分だろう、即ち:
地磁気の北方向を向くベクトル成分のみを取り出す、それも一日単位で平均して
という事です
調べたいのは:
何時、M6.0以上が発生するのか?を予測したいのです、そのために数日単位での相関が出ないだろうか?
なのです
追記:07/31 15:45
一日の温度変化と比較すると分かりやすい、昼と夜で気温が変化するように地磁気も太陽の影響を受けて昼と夜で変化する、加えて、地磁気の場合は突然に変化が生ずる事がある、太陽フレアの影響である ⬅ 気温の場合はここまでは変化しない、せいぜい竜巻発生に伴う気温急降下程度であろう
地磁気の場合、その擾乱は通信障害を起こすので擾乱の度合を番号化して識別できるようにしている、クラス分けである、これを指数という、かなり細かく規定されているようで、これに首を突っ込んだら大変な事になる、と思った
地震の場合、昼に発生しやすく夜には発生しにくくなる、といった日変化はない、あるとすれば低気圧の時には発生しにくくなる、という印象を私は持っていますが、それであれば低気圧が過ぎ去って高気圧がやって来ると発生しやすくなるハズで、その相関を調べるのは別の話なのです
即ち、北方向成分との相関、東方向成分との相関、地球中心方向成分との相関、と分けて独立に吟味します、で、まずは北方向から調べよう、という事です、何が出て来るか? 楽しみです
* 上記の線にそりまして、8月から記事をアップしたいと考えております
よろしくお願い致します m(_ _)m
以上です