11月度その13:気になる点シリーズ ➡ 縄文時代とはどんな時代?
気になる点シリーズ ➡ 縄文時代とはどんな時代?
現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気と地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星や地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです
しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです、そこで本日は以前から気になっていた、
縄文時代とはどんな時代?
についての記事をアップさせて頂きたく、お付き合い頂ければ幸いです、何回かに渡ってアップする予定です
1.縄文時代とは?
[縄文時代 - Wikipedia] によれば:
縄文時代は、新石器時代に相当する時代である。旧石器時代と縄文時代の違いは、土器と弓矢の発明、定住化と縦穴式住居の普及、貝塚の形成などが挙げられる。
始期と終期については多くの議論があるが、まず始期に関しては一般的に16,000±100年前と考えられている。終期は概ね約3,000年前とされる(諸説あり)。
この16,000年前に始まり3000年前に終えた、というのは重要である、何故ならその間に最終氷河期が終えて(約10,000年前)地球は温暖化し海面が急上昇した時代に被るからである
なるほど〜、稲作は弥生時代ですか、とすると縄文時代は何を食べていたのか?という疑問が湧いて来るが、追々分かって来るでしょう
まず火焔型土器:
深鉢形土器(火焔型土器) 伝新潟県長岡市馬高出土。把手部分に典型的な鶏頭冠形が見える。(東京国立博物館蔵)
火焔型土器は、縄文時代中期を代表する日本列島各地で作られた土器の1種。燃え上がる炎を象ったかのような形状の土器を指す。装飾的な縄文土器の中でも特に装飾性豊かな土器である。
そして縄文土器:
By Chris 73
縄文土器(縄の文様がついている。)
大分、印象が違います
2.縄文時代の遺跡一覧
[縄文時代の遺跡一覧 - Wikipedia] に日本全国における縄文遺跡がリストされていました
この一覧はすべての縄文遺跡を網羅するものではない。
と注意書きがあり、リストが挙がっているのですが、それをグラフにしてみました
左から、沖縄・九州地方(オレンジ)、四国・中国地方(ピンク)、近畿地方(パープル)、中部地方(ブルー)、関東地方(明るい緑)、東北・北海道地方(深い緑)、に分かれています、各地方トップを数字と名称で示しています
何と、埼玉が最大で29箇所、続いて大阪の27箇所、となっています、私は漠然と東北地方に縄文遺跡が多いのでは、と思っていたのですが、完全に間違っていました
海に囲まれていない埼玉で29箇所、海に囲まれている千葉に来ると10箇所になってしまう、それが海に面している大阪で27箇所、、、この辺りは原因があるのでしょうね
また内陸県の長野で16箇所、回りに特出して岡山は10箇所、広い北海道と同じで宮城は15箇所、、、これも原因があると思われます
このグラフから分かるのは、
縄文遺跡は日本全国に分布している、沖縄・九州・中国・四国は少ない傾向を示しているが
という事でしょう
九州・中国・四国は水田稲作が他の地方より早く伝わり、縄文時代が短かった(弥生時代が早く始まった)可能性はあると思います
以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました