なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

12月度その5:気になる点シリーズ ➡ 自己組織化・自己規則化につながる自己振動反応・BZ反応!

気になる点シリーズ ➡ 自己組織化・自己規則化につながる自己振動反応・BZ反応

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

私の、従来からの漠然とした疑問は「宇宙のエントロピー(ランダム性)は増大する」と言うけれど、銀河団や銀河系や太陽系や生命体はランダム性ではなく、自分で組織化または規則化しており自己組織化または自己規則化に向かっている結果ではないか?という事で、ここで単純な化学反応でBZ反応と呼ばれる「自己振動」する反応を取り上げたく

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

BZ反応(ベロウソフ・ジャボチンスキー反応)

[ベロウソフ・ジャボチンスキー反応 - Wikipedia] とは、

化学反応の系内に存在するいくつかの物質の濃度が周期的に変化する非線形的振動反応の代表的な例として知られている。この反応などの振動反応は平衡熱力学の理論が成り立たない非平衡熱力学分野の代表例である。

要するに、自然に放置しても自分で周期的に振動し始め、ここで周期的な振動とは規則化された動作なのであり、自分で規則を見つけて周期的動作を繰り返すので、自己組織化に通ずる動作なのである

 

 

具体的な例を動画でみてみよう:

[まるでアートのような美しい模様…「振動(BZ)反応」【美しすぎる化学】 - YouTube] さんより(0分51秒):

youtu.be

中央にハートを置くのは、初期外乱を与える種(シード)で、これによって外乱が発生した場所から振動を起こしやすくさせる為です

自然界では、これが「ゆらぎ・フラクタル」として与えられる事が多いのです、「ゆらぎ・フラクタル」が自己組織化もしくは自己規則化を生成する種(シード)になる、という事です

 

 

少し前になりますが、宇宙の徒然を語るブロガー「まさき りお(id:rio-masaki)」さんが、宇宙と脳の構造は似ている?という記事をアップされていましたが:

rio-masaki.hatenablog.jp

これも、宇宙と脳の自己組織化または自己規則化をつかさどる動作と初期原因たる「ゆらぎ・フラクタル」が同じ(似ている)からなのです、ですから似たような構造体が出来上がってしまうのです

 

 

所で [ベロウソフ・ジャボチンスキー反応 Belousov-Zhabotinsky(BZ) Reaction | Chem-Station (ケムステ)] によれば、

1951年BZ反応ソ連の化学者ベロウソフによって見出されたが、周期的な現象であることが認められなかったため受理されなかった。その後、1961年にジャボチンスキーが再発見した。

 Boris Pavlovich Belousovと Anatoly Zhabotinsky

という事なのですが、しかしベロウソフさん(左)、いいお顔をしておられます

そうでしたか、論文は受理されなかったのですか、、、

まぁ、得てして天才には有りがちな事ですが、天才過ぎましたですか

 

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、ありがとう御座います、感謝です