なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

1月度その5:気になる点シリーズ➡ナスとジャガイモとパンゲア大陸と、、、

気になる点シリーズ➡ナスとジャガイモとパンゲア大陸と、、、

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

 

前回書いた記事「 1月度その4:気になる点シリーズ➡ジャガイモやトマトの原産地ってアンデス山脈でしたよね?」にて、ナス・ジャガイモ・トマト・唐辛子はすべてナス科の植物である事に触れました

ここで、宇宙の徒然を語るブロガー「まさき りお(id:rio-masaki)」さんから:

ジャガイモとナスの花と似ていますね?

なるコメントを頂戴し、ここにフォーカスして考察を進めたいと思います

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

ナスから行きます:

ナスの原産地はインドの東部が有力であり、インドでは有史以前から栽培されていたと考えられている

ナスはナス科ナス属の植物で原産地など熱帯地域では多年草、ナスの花は:

 

 

ジャガイモ行きます:

ジャガイモの原産地はアンデス山脈で、紀元500年頃にはチチカカ湖畔で栽培されていたと考えられている

ジャガイモはナス科ナス属の多年草植物で、ジャガイモの花は:

By Keith Weller

確かによく似ています

 

 

どちらもナス科ナス属という事は:

両者の遺伝情報が近い、という事です

 

しかし、考えてみて下さい、インド東部とアンデス山脈と、この両地域に遺伝情報が近い植物が存在するという事は、何を意味するのでしょうか?

それは:

ナスとジャガイモはかって共通の祖先を持ち、やがて地域分離し、インド東部でナス、アンデス山脈でジャガイモ

に別途進化した事を意味しています

この共通の祖先植物を:

ナスジャ

と名付ける事とします

 

 

パンゲアの分裂とナスジャの存在:

ここで [パンゲア大陸 - Wikipedia] よりパンゲア大陸を示す:

By Baumst

これが2億年前の姿であり、2億年前から分裂を開始し、現在の姿となった

 

一方、[植物の進化 - Wikipedia] によれば、約1億3千年前に「花」植物が現れ始めた

これは既にパンゲアが分裂を始めて7千万年経過している

従って、植物「ナスジャ」がパンゲア上地域的に一箇所に集中し、そこからパンゲア分裂に乗ってインド東部とアンデス山脈へ移動したのであれば

植物「ナスジャ」は「花」型植物に進化する前の形態の植物

である、という事になる

 

 

結論:

2億年前、ナスとジャガイモの共通祖先である植物「ナスジャ」は、パンゲア大陸上でアンデス山脈からインド東部にまで広がっていた

この時、「ナスジャ」は未だ「花」型植物ではなかった

やがて2億年前にパンゲア分裂が始まり、「ナスジャ」は各々独立に「花」型植物としてインド東部(ナスへ)とアンデス山脈(ジャガイモへ)とで進化した

パンゲア上、アンデス山脈とインド東部との間にはアフリカ南部があるが、ここで「ナスジャ」は何らかの理由で進化しなかった(淘汰された)

という事になります

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です