なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

1月度その6:気になる点シリーズ➡渡りとアネハヅルのヒマラヤ越えと、、、

気になる点シリーズ➡渡りとアネハツルのヒマラヤ越えと、、、

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

アネハヅルのヒマラヤ越えの「渡り」は有名だけれども、一般に「渡り」はどの程度のものなのだろうか?が気になったので追ってみました

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

[渡り - Wikipedia] より:

渡り(Migration)は、生物がその生息地を移動すること。その移動が周期的に規則正しく、主に季節的に陸上あるいは空中を移動する現象を渡りという。水中の生物の移動は一般に回遊と呼ばれている。

なるほど、英語ではマイグレーションと言うのですか、気が付きませんでした


渡りには、生物の一生のうち何回も同じ移動サイクルを繰り返す移動から、自分の生まれた場所に戻ってきてそこで死滅する一回だけの移動もあり、その移動パターンにはさまざまであることが観察されている。渡りをする生物は、鳥類、魚類、哺乳類にとどまらず、プランクトンなどの無脊椎動物、昆虫、両生類、爬虫類でも渡りが見られる。

そうですか「自分の生まれた場所に戻ってきてそこで死滅する一回だけの移動」もあり、なんですか

 

渡りの理由は主に三つある。ひとつめは食べ物。食べ物を求めて豊富な場所に移動する。ふたつめは、繁殖のためである。産卵のために回遊するサケなどの魚類やウミガメの移動はその典型である。クジラ類も繁殖のために移動することはよく知られている。三つめは、気候的要因である。食べ物の生産は気候に大きく影響されているので、ひとつめの要因の食べ物と大いに関連している。一般には厳しい気候条件を避けるために移動すると考えられている。

なるほど〜

 

 

方向定位:

生物が特定の方向に向かって間違わずに遠距離を移動する能力は生物の謎の一つであり、興味深い研究テーマである。

単細胞生物を含めた多くの生物が光に反応する光受容細胞をもっており、この機能を利用して移動の方向を定めていることが知られている。

ふむ

 

鳥類の方向定位は、太陽星座など天体を利用していることがさまざまな実験から分かっている。さらに鳥類は海岸線などの地形上の特徴ある線も移動に利用していることが観察されている。

魚類ではサケが母川回帰することはよく知られており、それは嗅覚を利用して生まれた川のにおいを記憶していることが分かっている。

ウナギはどうなんだろうか?

 

 

そうして [アネハヅル - Wikipedia] である:

アネハヅルは、現在確認されている鳥類の中では特に高々度、5000から8000メートルもの高さを飛ぶ鳥として知られており、ヒマラヤ山脈も越える渡りをする。

 アネハヅルの画像

アネハヅル:全長約90cmと、ツル科の中で小さい。 

 

アネハヅル / 歩く / モンゴル | RM 動画 HD 804-290-936 | Framepoolストック映像

アネハヅルの親子:モンゴルで

 

アネハヅルのヒマラヤ渡り:全体で4分11秒:

youtu.be

しかしですね〜、高度8000mですよ! 気温はマイナス50度

何でそんな苦労をしてまで、モンゴルからインドへ渡るのでしょうか?

それは、4000万年前までヒマラヤ山脈は無かったからです

[パンゲア大陸 - Wikipedia] よりパンゲア大陸を示すと:

By Baumst

であって、これが2億年前の姿であり、その後、分裂し、特にインド亜大陸は4000万年前にアフリカ南部から北上移動しユーラシア大陸に衝突してヒマラヤ山脈を形成したのです、それは今も続いています

 

未だヒマラヤ山脈が形成される前から「渡り」をしていたアネハヅル又はその祖先は、ヒマラヤ山脈が形成されてもずっと「渡り」を続けているのです、恐竜の直系の子孫である鳥類は約1億年前から「渡り」をしていた、と考えられます(恐竜そのものは、6500万年前に絶滅しましたが)

高度8000m、気温マイナス50度で、年に2回!

私は、これを思う時、少し悲しくなるのです

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です