9月度その7 世界の北方磁場強度シリーズ➡最小値時刻とカウントのグラフから読み取れるもう一点とは!
世界の北方磁場強度シリーズ➡最小値時刻とカウントのグラフから読み取れるもう一点とは!
前回アップしたCLF・OTT・MEA・VICの最小値時刻とカウントのグラフから、もう一点読み取れる事項があります
ので、ご説明致したく、グラフ数が多くなりますので最終の最小値時刻とカウントのグラフのみをアップしております
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
現在、シャープなピーク特性を示す最小値から分析を進めています
シャンポンCLF・オタワOTT・ミーノックMEA・ビクトリアVICの最小値の時間別カウントは:
こうなっています
凡例に各位置の北緯を示してあります(太陽の昇る順番は東から順にシャンポン➡オタワ➡ミーノック➡ビクトリアです)
最小値観測の現地時刻をピーク値の右に示してあります、30分単位で丸めての表示です、ミーノックとビクトリアは同時刻台に最小値を観測しています、この現地時刻は経度から別途計算した数値であり現地で使われている行政上の時刻とは異なります
ここでもう一点、最小値ピーク観測時刻の特徴を述べれば:
ピーク値の観測時刻Tのプラスマイナス1時間のカウントを見ると、必ず上図のような動きとなっている事です、ピーク値観測時刻の1時間前の方が必ず1時間後よりカウント数大なのです
これは、CLF・OTT・MEA・VICすべてで観測されています
この原因もいずれ解明しなければなりません
あと、ダブルピーク現象がありました!
最小値の場合、MEAとVICにダブルピークが見られます、他のCLFとOTTでは特に見られません
これもいずれ解明しなければなりません
次は20日過ぎに柿岡KAKを追加致します
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です