10月度その9 世界の北方磁場強度シリーズ➡日本は沖縄の北方磁場変動3年が出ました、が・・・
世界の北方磁場強度シリーズ➡日本は沖縄の北方磁場変動3年が出ました、が・・・
沖縄OKIのデータ3年分をダウンロードし、北方磁場変動グラフを作成しました
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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沖縄の場合は国土地理院さん [データを見る - ダウンロード] よりデータをダウンロードしますが、確定値が2020年11月迄です、それ以降は暫定値で表示形式が確定値とは異なりトライを繰返したのですが、結局、確定値で表示する事としました
即ち、2017年12月〜2020年11月迄の3年間となります
沖縄OKI(北緯26度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
微増です、Y軸スケールは50nTピッチです
2017年12月から2020年11月迄の3年間です
北方磁場強度のベース値ですが、OKIは35KnTと他測定点に比べ最大の値となっています
沖縄OKI(東経127度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
OKI東経127度はグリニッジとの時差は約8.5時間で、
LT8.5時台に最小値、LT18.5時台に第2のピーク(ダブルピーク)
LT12.5時台に最大値を観測する
沖縄で初めて最大値ピークカウントが最小値ピークカウントを越えました!
最小値は分散し最大値は集中する事を示し、これは他の地区では観測されなかった事です
1年遅れで3年分のグラフを出す事になりますが、より低緯度のデータを見たくなります
もう少し探してみます、ホノルル北緯20度辺りが欲しいのですが、見つからないのです
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です