10月度その10 世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はグアムのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
世界の北方磁場強度シリーズ➡太平洋はグアムのデータを見つけ北方磁場変動3年間グラフを出す!
グアムのデータですが、何とニュージーランド政府のサイトから入って行って見つけ3年間の北方磁場変動グラフを出しました(求めよ、さらば与えられん、です!)
ですが、データ欠損(異常)があります
しかし、グアムは北緯13度に位置しており、異常データはフィルターを掛け省いており、この位置は昨日の沖縄北緯26度に続いて貴重でして、極めて面白いグラフ結果が現れています
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
IGRF-13より北極サイドを示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
当ブログの磁気圏モデルは:
極地電離圏における磁力線形状として:
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
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グアムGUAデータはINTERMAGNETサイト [Data Download] よりダウンロード出来ました、
[INTERMAGNET] さんは、地磁気データを提供するサイトだそうです
ここから2018年10月2日より2021年9月30日迄3年間データをダウンロードしグラフ化しました
グアムGUA(北緯13度)の北方磁場強度最小値と最大値3年間です
図1:最小値と最大値3年間
データ欠損(異常)がありますが、磁場強度は増加です
ベース値でGUA北緯13度は約36KnTと、昨日報告したOKI北緯26度の35KnTより少し強いです
グアムGUA(東経145度)の北方磁場強度最小値と最大値の時刻別カウントです
図2:最小値と最大値の時刻別カウント
データ欠損(異常)があり、正常であれば3x365日=1095測定値が最大・最小各々にあるのですが、フィルターを掛けて最大は817日・最小を901日データにて表示しています
(しかし、異常データをすべてフィルター排除出来切れるものではありません)
GUA東経145度はグリニッジとの時差約9.5時間で、
LT18.5時台に最小値、
LT10.5時台に最大値を観測しています
何と、朝10時半台に最大値を観測するという、CLF/OTT/MEA/VIC/KAKが朝10時台から11時台に最小値を観測しているのとは正反対の結果となりました
また最大値・最小値は極めて綺麗なシングルピークとなっています
続いてホノルル(北緯20度)のデータがINTERMAGNETさんからダウンロード出来ますので、ホノルルでグラフを出してみます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です