10月度その21 世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、磁場の起源を考える動きがあるようで・・・
世界の北方磁場強度シリーズ➡突然ですが、磁場の起源を考える動きがあるようで・・・
ネットを見ていたら日本物理学会誌さんの記事「宇宙のあらゆる階層に広がる磁場の起源」なる記事を見つけまして、、、
なかなか面白かったので、ご報告です
理研が発表(2021/10/5)した宇宙最強磁石星・マグネター新天体(想像図)、
です(本日の記事と直接の関係はありません)
お付き合い頂ければ幸いです
まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です
地表の磁場強度マップ2020年は:
ESAより地球全体を示せば、
当ブログの磁極逆転モデルは:
1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している
2.この1ビット・メモリーは書き換え可能、外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる
[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:
3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである
地磁気方向定義とは:
電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより:
上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina
電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より
[バンアレン帯 | 天文学辞典] によれば、
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2016年日本物理学会誌に掲載された、
宇宙のあらゆる階層に広がる磁場の起源
[https://www.jps.or.jp/books/gakkaishi/2016/05/71-05_70fushigi13.pdf]
によれば(著者は会誌編集委員会さん):
惑星、恒星、星間空間、銀河間空間といった宇宙のあらゆる階層に、磁場が普遍的に存在することがわかってきた。
なるほど
高エネルギーガンマ線から対生成した電子・陽電子対に磁場が作用し、伝搬に遅延が生じる。これを精密に検出した結果、最近では銀河間空間にさえも磁場があることがわかり、謎をよんでいる。
なるほど〜
磁場の根源を考えると、磁場の増幅などではなく、ゼロから新たにつくられる磁場がどうしても必要である、としています
で、この「ゼロから新たにつくられる磁場」のモデルはわからない(確定していない)ようです
最も面白かったのは:
磁力線は張力をもつので、磁力線方向の圧力pは負であり、これは暗黒エネルギーの1次元版である
としている点で、
張力というのは引く力であり、これが負であるとは押す力であり、この磁力線が宇宙全体に広がっているのであれば、それは宇宙を拡大膨張させる力であってダークエネルギーの1次元バージョンである、としている点です
磁場と考えると「点」になってしまうので、ここは周回する磁力線で考える方がよろしい(磁力線はかならず周回する、即ち有限平面が必要である)
すると磁力線は最低でも2次元平面を構成し、これが回転して3次元空間となり、もって宇宙全体を拡大膨張させるダークエネルギーとなる
と、短絡的な私の頭脳においては、
ダークエネルギーの起源が分かった!
それは宇宙を満たす磁力線の集合であり、初期磁力線はビッグバン時に生成され、その後、数多く生成されたマグネター磁力線が加わり、、、
磁力線とは空間そのものであるとしてよいから、空間から磁力線が湧いて来る?にしても、そのエネルギー源は何なんだ?となります
空間から磁力線が湧いて来れば、まさに「ゼロから新たにつくられる磁場」であって、これが現在起きているロングタームバーニング(初期のビッグバンでなく)という事でしょうか?であれば、そのエネルギー源はやはり真空のエネルギーである、もしくは現在宇宙は真空(無)そのものではないので(何故なら空間は存在する!)「空間の持つエネルギー」と言えます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です