９月度その１３ 世界の北方磁場強度シリーズ ➡ キャンベラCNBの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wとの波形3日間を比較する！
世界の北方磁場強度シリーズ ➡ キャンベラCNBの地磁気変動3年間を調べ、GOES-17Wとの波形3日間を比較する！
世界各観測点における北方磁場強度測定です
キャンベラCNB３年間磁場強度変動と24h統計グラフと３日間波形解析を行います
お付き合い頂ければ幸いです
ここから本文です
１．世界観測点マップと磁気赤道上の磁力線高度マップと先月測定のCyMaマップです
まず、世界まとめマップから全体の位置関係の把握です
図１：世界観測点マップ
中央横の緑ドットラインが、磁気赤道_2021です
図２：各観測点の磁気赤道上の磁力線高度マップ
陽子ベルト・電子ベルトの幅500kmは私の推測で変更の可能性があります
図３：先月８月測定（7月迄の）CyMaマップです
Cyは第１ピークがシアン、Maは第１ピークがマジェンダ、cyはシアンピークmaはマジェンダピークがある、▲は最小値シアン検出数ゼロ▲は最大値マジェンダ検出数がゼロ、を示します
２．キャンベラCNB３年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ
観測期間は、2019年9月2日から2022年8月31日の3年（365x3日）です
図４：
Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nTに揃えています
このグラフに表示された有効日データのみを使って24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフをとると、
図５：
凡例にあります「● ピーク数=1+2」は：
第１ピークはシアンで１ヶ所のみ、第２ピークはマジェンダで他にもう1ヶ所（合計でピーク数は3）
ピーク定義は、平均値を少なくとも２h連続して超えるパターンであって、かつ1hでも平均値を下回ればそのピークは脱出した、としています
CNBのCyMaマップはmamCymaとなり、先月の結果Macymaからズレました（中緯度としての典型モデルに戻りました）
CNBは不安定です！
３．キャンベラCNBとG17Wの波形3日間とFFT結果です
CNBがオレンジ、G17Wはシアンです
図６：
時差があります、オレンジ縦ラインとシアン縦ラインを重ねて頂いても、分かりません
図６の波形よりG17WのパワーFFTスペクトルを取ると、
図７：
24h成分が強烈に強いです
図６よりCNBのパワーFFTスペクトルを取ると、
図８：
24h>8h>12h>72hとなりました
まとめ：
１．測定を続けます
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)！
コメントありがとう御座います、感謝です
＞キャンベラはこれからもフラフラしそうですね
ですね〜、３年間の統計結果で、１ヶ月単位で値が入れ替わるのですから、かなり不安定です
でも南半球唯一の測定点ですから外せませんです
＞ホノルルの図6は、あれ？目がおかしい！と焦ってしまいました。
あ、オレンジの横ラインがYゼロ位置にあるのです
＞私にはシアンしか見えないって・・(;・∀・)なかったのですね！残念ですが安心しました。
はい、変化分を抽出していますので、すべて異常データ99999.0ですので変化分はゼロとなり、Y軸ゼロ位置に固定ラインとなって現れます
すみません、説明を入れれば良かったです
今後とも、よろすくお願いです
コメバック終わり
尚、地磁気データはINTERMAGNETさん [The INTERMAGNET Vision and Mission] 経由で各地磁気データを世界の各観測点さんからダウンロード、
GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています
ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です！
