9月度その17 世界の北方磁場強度シリーズ ➡ 世界まとめマップを作成する!
世界の北方磁場強度シリーズ ➡ 世界まとめマップを作成する!
世界各観測点における北方磁場強度測定で、世界まとめマップの報告です
低緯度におけるオゾン定量分析は現在プログラム検討中で、まだ時間がかかります
今月から観測点を10地点に絞りましたので、まとめマップも10地点となります
お付き合い頂ければ幸いです
ここから本文です
1.世界観測点マップと磁気赤道上の磁力線高度マップです
まず、世界まとめマップから全体の位置関係の把握です
図1:世界観測点マップ
中央横の緑ドットラインが、磁気赤道_2021です
図2:各観測点の磁気赤道上の磁力線高度マップ
陽子ベルト・電子ベルトの幅500kmは私の推測で変更の可能性があります
図3:3年間_X成分の平均値と差分平均値のマップ9月です
図4:3年間_第1ピーク観測時刻LT統計結果のマップ9月です
第1ピークのみでなく、全ピークに着眼した分布(但し全体を見る為に抽象化した)が次に示すCyMaマップです
2.3年間24h統計分布からのまとめマップです
図5:今月(9月)のCyMaマップです
▲がシアンゼロ時間帯、▲がマジェンダゼロ時間帯です
解析対象は、低緯度KOU/GUA/SJG/HONの4点に絞り、すべてMacyパターンとなります
3.3日間波形FFT解析からのまとめマップです
FFT結果は、2022年4月からの履歴と平均です
図6:低中緯度グループのFFT結果
72h/24h/12h/8hの各成分強度をそのまま縮小してアップしています
強度10^9が指標となるようで、グリン線で表示しています
図7:中高緯度グループのFFT結果
中高緯度ではCMOがスケールアウトしています
まとめ:
1.CyMaマップ低緯度Macyパターンに関する定量解析(オゾン分子の存在に基づく)では、なかなかアイディアがまとまりませんで、時間がかかっています
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)!
コメントありがとう御座います、感謝です
>だいぶスッキリしましたね
ありがとう御座います、10観測点くらいが丁度いいかと、14観測点は多すぎましたです
>図4のキャンベラの第一ピーク14時くらい?と見直してみたら、、、
>、、、3つのピークが行ったり来たりしそうです
ですね〜、3年間の1月単位の統計結果で不安定という事は、消え去る1ヶ月と新たに加わった1ヶ月と、合計2ヶ月の差分が影響してピークが入れ替わる、という事になります
ですから、不安定ですね〜!
>図6は、全体的にだんだん24hが一番になってくるんだなあ・・と思いました。
なるほど〜、比較的安定した3日間を採るように心がけていますので、安定した3日間では24h成分が強く出る、と言える可能性があります
不安定な3日間(磁気嵐のある)ですと72h成分が強く出る、となりますね
以上でした
コメバック終わり
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です!