なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

1月度その3 世界の北方磁場強度シリーズ ➡ 初めに、G16E/G18Wのグラフをアップする!

世界各観測点における北方磁場強度測定の再開です

2023年1月5日よりGOES-17W衛星が18W衛星データに置き換わりました!

従って、大半のデータはまだG-17Wですが、今回よりG-18Wとしてアップしています

そこで、まずG16EとG18Wのグラフです

1月GOESの準安定データは、UT1月5日から7日です、その間のNICTさんグラフ(foF2値,TEC値,K-index値)も添付しています

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

1.GOES-16E3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ

図1:2020年1月2日から2022年12月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nT

 

図2:有効日データにおける最小値・最大値の出現回数_統計グラフ

凡例「 ピーク数=1+1」の意味は:

第1ピークはマジェンダであり、第2ピークはシアンである

低緯度ピーク数の特徴と同じです

ピークの定義は、平均値を少なくとも2h連続して超えるパターン、であって、1hでも平均値を下回ったらそのピークは脱出した、としています

 

 

2.GOES-18W3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ

このデータはまだG17なのですが、今回よりG18として表示します

図3:2020年1月2日から2022年12月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nT

 

図4:有効日データにおける最小値・最大値の出現回数_統計グラフ

G16Eとの違いは、マジェンダでLT15時台(UT0時台)に急に凸となる動作です

 

 

3.GOES-16Eと18Wの波形3日間とFFT結果

G16がシアン、G18がオレンジ、です

このデータは、完全にG18となります!

変動成分のみを取り出しています、現時点で波形がマイナスに振れている訳ではありません

図5:1月5日00時00分〜7日23時59分(UT)両観測点の波形

両波形ともに安定です

 

図6:G16EのパワーFFTスペクトル

24h成分が非常に強く安定しています

凡例のレシオ表記が " " なのは、第1ピークがマジェンダ(最大値)側である事を示しています

 

図7:G18WのFFT解析結果、これもシアンで示します

同様です

 

 

4.NICTさんより

UT1月5日から7日を含むの日本上空における電離層 [予報 | 電離圏領域 | 宇宙天気予報] を見ると、

図8:foF2値、TEC値、K-index値、日本上空、日付はグラフ下に記載

でありK-indexは、4日に赤とオレンジ(磁気嵐)がありますが、5-7日はグリーンで安定であった事が分かります

 

まとめ:

1.続いて各観測点のグラフ取得に入ります

おっと、その前に気象庁さんのエルニーニョ速報ですね、1/10にアップされると思いますので!

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です