なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/エルニーニョ/世界の地磁気変動を追っています

2月度その4 エルニーニョ南方振動ELSOを追うシリーズ➡過去48ヶ月の太陽黒点数とエルニーニョ&ラニーニャの相関グラフを取り、ペルー沖の海面温度マップとオゾン全量マップを取る!

気象庁さんからエルニーニョ監視速報が発表されました(2/10)

 

そこで、エルニーニョ南方振動ELSOと太陽黒点数との相関を調べる目的で、2023年1月の太陽黒点数データからさかのぼること過去48ヶ月間とエルニーニョラニーニャ状態の季節(3ヶ月単位)を合わせてグラフ化しました

赤道海面からの上昇気流がもたらすオゾン分布に興味があり、ペルー沖の海面温度マップと月平均オゾン全量マップも取っています

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

気象庁さんの発表 2/10 [気象庁 | エルニーニョ監視速報] によれば:

1.2/10現在、まとめとして

  • 2021年秋から続いているラニーニャ現象は終息しつつある。

  • 今後、ラニーニャ現象は冬の終わりまでに終息して平常の状態になる可能性が高い(90%)。

  • その後、夏にかけてエルニーニョ現象が発生する可能性と平常の状態が続く可能性が同程度である(50%)。

とのことです

 

 

2.現在の発生確率リスト

図1:5か月移動平均値が各カテゴリー(エルニーニョ現象/平常/ラニーニャ現象)

従って、2023年1月はまだラニーニャであった事は確定せず、

2月は確率90%で平常、確率10%でラニーニャ

3月は確率90%で平常、確率10%でエルニーニョ、と予測されています

 

 

3.太陽黒点数とエルニーニョ/平常/ラニーニャのグラフ

本ブログでは各月毎に太陽黒点数を出し、エルニーニョであるかラニーニャであるかニュートラルであるかを季節単位でグラフ化しており、黒点数と共にグラフをアップします

エルニーニョラニーニャ・過去データは [エルニーニョ・南方振動 - Wikipedia] を参照しています:

図2:約4年分の最新ELSO状態リストWikiより)

2016年夏 - 2017年春 ラニーニャ 北海道を中心とした8月の長期的な大雨・豪雨
1951年に気象庁が統計を取り始めて以来、初めて東北地方の太平洋側に台風が上陸した(平成28年台風第10号)
また北日本では平年より7日 - 10日早い初雪・初冠雪を観測し、関東甲信越では2016年11月に初雪・初冠雪を観測した(関東甲信越で11月に初雪・初冠雪が観測されたのは1962年11月以来、54年ぶりとなる)
このほか、2017年1月中旬と2月中旬、3月上旬は日本国内(平成29年日本海側豪雪)のみならず、国外の多くで10数年に1度の北半球最大規模の大寒波が襲来した
2017年秋 - 2018年春 日本でこの冬(2017年12月〜2018年2月)の平均気温は約1°C程度低かった。そして冬の積雪は平年よりかなり多く(平成30年豪雪)、全国規模で寒冬となった
2018年秋 - 2020年春 エルニーニョ 2018年9月4日に近畿地方にかなり台風が接近して危険な暴風となった(平成30年台風第21号)。9月7日〜9月10日は秋雨前線が近づいて西日本では断続的に雨が降り続いた。冬はほぼ全国的に暖冬で、南西諸島は記録的暖冬、西日本や東日本でも顕著な暖冬となり、西日本の日本海側は記録的少雪となった
2019年5月〜7月は北日本を中心に記録的な長期高温・長期日照・長期少雨となった。7月中旬までは冷夏傾向だったが、2019年8月は平年並みか平年より高い夏だった。6月は南米で大量の雹が局地的に降り、欧州で長期的な異常高温になるなど異常気象が発生した
2019年12月から2020年2月にかけて日本では北日本を除き、2006年12月 - 2007年2月当時を凌ぐ記録的な大暖冬となった
2020年秋 - 2021年春 ラニーニャ 2020年初冬より日本国内を中心に、数年に1度の最大規模の大寒波が襲来し(奄美沖縄を除く)、12月14日から21日までの7日間の総降雪量が200センチ(2メートル)を超えた地点が数地点と、主に東日本と北日本の各日本海側、および山陰地方と九州北部の長崎を中心に記録的な大雪を観測した(令和3年豪雪)。特に2021年1月から2月中旬にかけて日本では北日本、および西日本の各日本海側を中心に、2006年1月 - 2月当時を上回る記録的な大厳冬となった(しかし2月後半は暖冬傾向だった)
2021年1月上旬には日本のみならず、中国や韓国などの東アジアや一部の北米、欧州でも数年に1度の最大規模の大寒波が襲来し、特にスペインの首都マドリードでは半世紀(50年)ぶりの大雪となった
2021年秋 -

2022年1月上旬には日本(令和4年豪雪)のみならず、海外のパキスタンでも記録的な大雪となった 

また、2022年12月には北米で大寒波が襲来し、記録的な大雪となった。 

2021年春(3月〜5月)まではラニーニャ状態である、としています

2021年夏(6月〜8月)はニュートラルでした

2021年秋(9月〜11月)には、再びラニーニャ状態に入った

 

黒点数は [国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測] さんデータです

図3:黒点数vsELSO各状態グラフ

マジェンダが太陽南半球の黒点数、シアンは太陽北半球の黒点数、で横軸は年月

その上に高さ5固定で、ブルーがラニーニャ状態の月、オレンジがエルニーニョ状態の月を上乗せしています

2023年1月はまだラニーニャ確率50%ですが、ラニーニャとしています

 

NOAAさんより直近1月までの黒点数観測結果と今後サイクル25の予測を示せば、

図4:NOAAさん太陽黒点観測と予測

であって、黒点活動1月は超増大傾向でしたが、ラニーニャ確率50%でした

 

 

4.ペルー沖の海面温度マップと平均オゾン全量マップ

気象庁さん [気象庁 | 海面水温実況図] より、ペルー沖の海面温度マップ2/11を取ると、

図5:海面水温実況図(部分) 2023/2/11(JST

ペルー赤道沖の海面水温は30°近くと見られ、だいぶ温かくなっているように思います

確かに、これですとラニーニャ終息か、を思わせます

 

気象庁 [気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図] さんより2022年12月(これが最新)の平均オゾン全量マップを示すと、

図6:2022年12月の平均オゾン全量マップ(m atm-cm)

赤道帯と北米のオゾン全量は減少傾向で、日本上空でも大きく減少しました

と申しますのも、

図7:2022年11月の平均オゾン全量マップ(m atm-cm)は、

となっています

これは赤道帯と北半球におけるオゾン全量の季節依存性です、いずれオゾン全量シリーズで取り上げたい、と考えております

 

 

コメントバック

リオ同志(id:ballooon)!

お忙しい中でのコメントありがとう御座います、感謝です

コメバックが遅れ、申し訳ありませんでした

 

>これ初めてでしたっけ?

はい、初めてです

>いつから図1は出してましたっけ?

あ、スミマセン、私もよく覚えていません

 

黒点数がドーンと落ちてエルニーニョなるか!?

はい、既にペルー沖海面温度はだいぶ上昇しているので、そうなると思います

あ、ただエルニーニョになる前にいったん平常(ニュートラル)状態になる、という事でしょう

これが世界の気候にどのような影響を与えるのか?は重要です

 

ラニーニャエルニーニョ振動が世界気象に強く影響を与える

その結果、世界経済に影響を与える(石油やガスや小麦の価格を振動させる)

その結果、米国の株式指数S&P500に影響を与える

結論として、太陽黒点数の増減がS&P500に影響を与えている

これが現在の私の推論なのですが、S&P500とラニーニャエルニーニョの何らかの振動グラフを比較した方が両者の相関がハッキリ現れるか、と考え始めています

 

以上でした

コメバック終わり

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です!