6月度その8:北方磁場強度シリーズ ➡ それッ再開!と思いましたが、、、まぁ聞いて下さい、読んで下さい!
北方磁場強度シリーズの再開です!
今回はカナダ観測点が正常に戻ったので、カナダに絞ります
と思いカナダ観測点をアクセスしたのですが、
またもやデータアクセス不能!
に陥りました
ほんの数日前にアクセス出来てデータも更新されている事を確認したばかりだというのに・・・
今回アクセス出来たページには、盛んに:
商用に使ってはならない!
とありました
1.私はアフィリエイトをしておらず商用に使っているつもりは全くないのですが、無料版はてなブログを使用している関係上、広告宣伝が一つ入ります
この収入は私ではなくはてなさんに入るのですが、カナダから見るとそれは分からない、はてなの広告収入も含めてこれは商用使用である、と解釈された可能性があります
2.本ブログはコピープロテクトをしておらず、グラフ等は自由にコピーしまくれます
本ブログをリンクするなりグラフをコピーするなりして商用目的に使っているケースがあるのかもしれません(私は知りませんが・・・)
それをカナダサイドが見つけていて「こいつが震源地だ!」と思われた可能性があります
3.いずれにせよカナダは約1年前にデータ更新されない状況に陥り、その後アメリカ観測点に切り替え、私はこの半年間ブログを休んでいて、再びブログを再開し数日前にカナダデータアクセスを確認できたのが、ここに来て再びアクセス出来なくなった、という事は「目を付けられている」と解釈するのが妥当でしょう
従ってカナダへのアクセスは中止します
4.ではアメリカ観測点だ、という事でアメリカ拠点をアクセスしたのですが、重くなっていて忍耐できる時間内にデータダウンロードできません(今回一度もダウンロードできませんでした)
では日本観測点だ、柿岡だ、父島だ、という事なのですが日本の地磁気観測点のデータ公開は前月末までが最新なのです
これですと磁気嵐があった時の地上磁力線の変化をリアルタイムに観測できません
カナダもアメリカも直ちに観測可能なのです
5.もう北方磁場強度測定は諦めるか、と思ったのですがたった一つだけリアルタイムに地磁気データをアクセス出来る(出来ている)サイトがありまして、それがGOES衛星なのです
そこでGOES衛星観測による北方磁場強度測定に切り替える事としました
本日はどのように切り替えてゆくか、についてご説明申し上げたく
お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m
1.GOES衛星とは?
図1:GOES衛星

GOESは、1975年から利用を続けているアメリカ合衆国の静止気象衛星シリーズである。通常は気象衛星として紹介とされるが、気象だけでなく太陽からのX線など、地球を取り巻く環境を広く観測する人工衛星である。GOESはアメリカ航空宇宙局(NASA)が開発と打上げを担当し、アメリカ海洋大気庁(NOAA)によって運用されている。GOESは、基本的にアメリカ大陸上空の東西に1機ずつ配置され、西経75度にGOES-Eastが、西経135度にGOES-Westが配置されている。
現在は西経75度にG16、西経137.2度にG18が配備されています、静止衛星なのでどちらも地軸赤道上空です
1975年からの利用、と申しますからもう50年近く観測活動を続けています、凄いですね〜、アメリカですね!
GOES衛星による地磁気観測データは7日間に渡るリアルタイムデータで、24hで区切ると6日間が最大となります
例えば、6月3日〜8日UTまでの6日間に渡る地磁気北方成分磁場強度の変化は、変動分のみを抽出すれば、
図2:G16(シアン)とG18(オレンジ)北方磁場強度、変動分を表示

こうなります
G16波形を絶対値で取れば、
図3:

G18波形を絶対値で取ると、
図4:

となります
このGOES波形6日分を6日に一回ダウンロードして連結させてゆく、という作業を昨年末までやっておりました
目標は3年分を連結させて解析してみたかったからです
昨年12月段階での評価記事より抜粋紹介させて頂きますと、
12月度その19:3年間北方磁場強度_変動シリーズ ➡ 柿岡KAKとG16とG18の3年間北方磁場強度変動を追い、24hヒストグラムも取る! - なぜ地球磁極は逆転するのか?
G16/2020年12月1日〜2023年11月30日3年間について約2年チョットまで連結させており、
図5:G16の1日当り最大値と最小値の推移

この最大値と最小値を観測した時刻を24hヒストグラムとしてまとめたのが、
図6:G16最大値最小値の観測時刻24hヒストグラム解析

です、UT16時半頃、LTで丁度11時の時間帯に最大値を第1ピークとして観測しています
G18についても同様に観測出来ていて、
図7:G16の1日当り最大値と最小値の推移

であって、最大値最小値の24hヒストグラムは、
図8:G18最大値最小値の観測時刻24hヒストグラム解析

と、似たように最大値が第1ピークとなっています
まとめ:
長くなりました、まとめます
1.地上の地磁気観測点へのアクセスは諦めざるを得ないでしょう
従ってGOES衛星のデータを使って北方磁場強度の変化なり推移を調べる事にします
その為には6日程度間隔でGOESデータを3年分ダウンロードする必要があり、昨年末まで2年少々続けましたが、2024年1月〜5月末までは中断しました(6月1日から再開しています)
従って、その間はデータ空白で処理をし、GOES観測を続け、解析を続けます
2.図5と図7のオレンジ平均線は右下がり直線となっており、これがこのまま続けば100年などと言わず数十年でオレンジ平均線は0nTラインと交わりマイナス領域に入ります
これは地磁気が逆転する事を意味します!
この逆転時期を出来得る限り正確に予測したいのです、その意味で図5と図7は非常に興味深いのです
3.それに対し、図6と図8はそれほど面白くない!
24hヒストグラムで面白いのは地上観測結果のヒストグラムなのです
図9:カナダで取り上げた地上観測点5点

この5点について各々3年分のデータをダウンロードし24hヒストグラムを取ると、マジェンタで示すシアノリークスSNK/イエローナイフYKC/イカルイトIQAは第1ピークが最大値側に来るのです、G16/G18と同じなのです
それに対しシアンで示すオーロラ帯を外れたオタワOTT/リゾルートRESでは第1ピークが最小値側に来るのです
24hヒストグラムにおける最大値個数と最小値個数は同じです、1日一回の最大値と最小値ですから
それが、例えば最大値側に第1ピークが来るという事は、最大値側は最小値側よりシャープな分布曲線となる事を意味します
それが、G16/G18とSNK/YKC/IQAが同じ最大値側が第1ピーク!
G16/G18の高度は35,786km、例えばYKCの磁力線高度は約5,800km、であるにも関わらず、です
オーロラ帯を外れるOTT/RESでは最小値側が第1ピーク!
これは偶然ではなく必然であり、何らかの理由があります
ですが、これはこの辺で止めます・・・
4.それにしても、、、やはり地上観測は諦めきれない、ので、アメリカ・フェアバンクスCMOでもう一回トライしてみます!
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です m(_ _)m