7月度その12:7月18/19/20日USGS高緯度バローとフェアバンクスの地磁気波形&パワースペクトルを取る!
続いて静穏な7月18/19/20日USGS高緯度のバローBRWとフェアバンクスCMO観測に入ります
図1:まず柿岡K-Index (7月18/19/20日含む)を再度、です
図2:バローBRW 北方磁場強度 変化分
図3:バローBRW 北方磁場強度 絶対値
図4:バローBRWパワースペクトル
バロー波形に大きな乱れはなく、24h成分が非常に強く出ています
図5:フェアバンクスCMO 北方磁場強度 変化分
図6:フェアバンクスCMO 北方磁場強度 絶対値
フェアバンクスCMO波形にも大きな乱れはなく24h成分が非常に強く出ます
まとめ:
1.USGS高緯度に関しては、7月1/2/3日と7月18/19/20日のパワースペクトル結果に大きな違いはありませんでした
静穏であればパワースペクトルは同じになる、と見てよいでしょう
2.参考までに7月1/2/3日のパワースペクトルを載せておきます
図8:バローBRWパワースペクトル(7月1/2/3日)
図9:フェアバンクスCMOパワースペクトル(7月1/2/3日)
24h成分以外の成分も少し立っています、波形が少し違うからです(以下、図10)
図10:フェアバンクスCMO波形(7月1/2/3日)
見た目で波形は違うように思えますがフーリエ解析すれば似ている(同型の範囲内)という事でしょう
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座います
感謝です m(_ _)m