1月度その19:エルニーニョ南方振動ELSOを追うシリーズ➡48ヶ月と48シーズンの黒点数vsELSOグラフを作成した!
エルニーニョ南方振動ELSOを追うシリーズ➡48ヶ月と48シーズンの黒点数vsELSOグラフを作成した!
早速ですが、エルニーニョ南方振動ELSOと太陽黒点数との相関を調べる目的で、48ヶ月と48シーズン(季節・3ヶ月単位)のグラフを作成しました
つきましては、
お付き合い頂ければ幸いです
エルニーニョ&ラニーニャ・データは [エルニーニョ・南方振動 - Wikipedia] を参照します
黒点数は [国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測] さんより公開されたデータを使います
シーズン・データは3ヶ月単位となりますので、直近では2020年11月に2020年秋シーズンの終了をもって、2020年12月始めに三鷹さんより公開される11月迄の黒点数データから作成可能となります
そこで、現在を2020年12月上旬として作成したグラフを示します:
48ヶ月グラフ⬇
Dec_19が太陽サイクル24の終了とサイクル25が開始した月
48シーズングラフ⬇
Dec_19がサイクル25開始月なので、Wtr_19が相当する
Dec_08がサイクル24開始月なので、Wtr_08が相当する
考察:
太陽サイクルの切り替わる月は、黒点数が13ヶ月移動平均で最小となる月であり、太陽活動は低下している、としてよい
従って、太陽サイクル切り替わり時期は:
太陽放射熱は弱く貿易風も弱く海面はインドネシア方向に強く押される事がなく、ペルー沖では深層から冷水が上昇する力も弱く、結果としてインドネシア方面の暖水がペルー沖に押し寄せて、エルニーニョ状態となる、又は、エルニーニョでもラニーニャでもない平常状態となる
この程度が現時点における考察結果です
48シーズングラフは、2021年3月上旬に2021年冬(2月)迄の48シーズングラフを提示するのが直近の予定となります
以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
感謝です