1月度その1:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!
オゾン全量シリーズと名付けた新しいシリーズを続けています
何しろオゾン全量データのアップが早い!
これからオゾン全量シリーズを「月始めその1」に持って来る事とします
北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる
これが冬場にオーロラが多発する一因となっているのだろうか?
これを検証するために、まずは毎月のオゾン全量データを取ろう、という事です
現在、オーロラ帯の真夜中12時頃にオーロラが多発する原因は、夜間に広がるプラズマシートにおける磁気リコネクション・プラズマ爆発によるものである、が結論です
そしてオーロラ帯に属する観測点ではLT午後にマジェンタ最大第1ピークを迎える訳ですが、これはオゾン全量が原因だろう、と思っています
冬場に数値が大となるオゾン全量はオーロラ多発と関係はあるのか?を考察してゆきたい、と考えております
お付き合い頂ければ幸いです
データは気象庁さんの⬇これです 気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図
オゾンデータは2ヶ月前が最新です
図1:2023年11月の月平均オゾン全量・世界マップ
上図1よりカナダ北部2点に絞って、目視により数値を読み取っています
カナダ北部2点とは、北緯60°西経60°と北緯60°西経90°の2点です
図1の例で、数値を読み取りますと、2点におけるオゾン全量は:
北緯60°西経60°:(310+340)/2 = 325 緑なので
北緯60°西経90°:(310+340)/2 = 325 緑なので
となります
これを2023年2月から11月までグラフ化したものが、
図2:カナダ2点のオゾン全量の変化
こうなります、2025年2月までプロットする予定です
2023年1月は高緯度データが入っていなかったので、2023年2月からとしています
北半球高緯度冬場のオゾン全量は非常に多いのですが、それが春から夏になると急激に減少する(線形に減少する!)様子が分かります
何故、オゾン全量は北半球冬場に多いのでしょうか?そして、こうも綺麗に春から夏にかけて線形減少するのでしょうか?
9月まで減少し、10月で底を打ちました!
その辺りを、これからオゾン全量シリーズとして、追ってゆく事になります
そして、これが冬場のオーロラ多発と関係があるのか?の考察です
現時点ではオゾン全量とオーロラ多発にどのような相関があるのかは、全く検討が付きません!
コメントバック
リオ同志(id:ballooon)!
コメントありがとう御座います、感謝なのです
>今年もよろしくお願いします(*^^)
昨年中はたいへんお世話になりました!
今年もよろしくお願い致します
>去年の2月はだいぶ高い値だったようで、あと3ヵ月で同じくらいまで行くでしょうか?
いくと思いますが、2月の結果が出るのは4月ですので、だいぶ先になります
>来月(12月)の値が楽しみですね?
ですね〜!
>今日は風が強くて一気に寒くなりました。
全く、です(北風が)
震度7って、、、7以上強い震度は無かったの(定義外)では?
以上でした
コメバック終わり
以上、お付き合い頂きまして、ありがとう御座いました
感謝です!