なぜ地球磁極は逆転するのか?

現在、太陽黒点数の推移を追っています

2020-09 10月度その1:太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国宇宙気象センターさんのグラフも添付!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国宇宙気象センターさんのグラフも添付!

  

 

 黒点観測は、三鷹太陽地上観測さん [1] が行っており毎月データが公開されていて、これをグラフ化したものです(著作権国立天文台に属します、NOAJは略称です)

 

 何故48ヶ月かと言うと、黒点数は13ヶ月平均を取って調べるからです、ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します、これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です、それを調べるには48ヶ月あれば充分だからです

 1645年〜1715年、黒点がほとんど出現しない時期があり [マウンダー極小期 - Wikipedia]  、そのうちの30年間で観測された黒点数はわずか50個(本来なら4〜5万個)でした、マウンダー極小期が明けてから黒点数はほぼ11年単位に増減を繰り返しており、明けた最初の11年をサイクル1として、現在はサイクル24の最終段階(黒点数最小期)に入っています

 現在は正に11年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります、この目で新太陽サイクル25が始まるのを見てみよう、が本ブログの目的です

 

2016年10月〜2020年9月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台

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2020年09月は平均0.00個、  北は0.00、  南で0.00

2020年08月は平均7.52個、  北は5.97、  南で1.55

2020年07月は平均9.00個、  北は1.22、  南で7.78

2020年06月は平均7.19個、  北は0.00、  南で7.19

2020年05月は平均0.55個、  北は0.00、  南で0.55

2020年04月は平均4.52個、  北は1.52、  南で3.00

2020年03月は平均0.55個、  北は0.00、  南で0.55

2020年02月は平均0.52個、  北は0.52、  南で0.00

2020年01月は平均4.60個、  北は2.40、  南で2.20

何と、9月の黒点数はゼロ!でした

 

米国宇宙気象センターさんのグラフです

私のグラフより全体が分かりやすく表示され、かつ、サイクル25の予測カーブが載っています

[Solar Cycle Progression | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] よりスクショしますと:

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2020年9月の黒点数を実測値 0.7(予測値2.6であった)としています、確認されたい場合は直接サイトでグラフ上にてご確認下さい、これは三鷹さんの実測値0.00とは大分ズレがあります

黒ブルーの■ラインが実測値、その下に見える紫ラインが13ヶ月移動平均(スムースラインと言う)、赤ラインが予測値

ISES実測値と三鷹さん実測値との数値のズレは、ISESは衛星による観測、三鷹さんは地上観測、から来るものと思われます、あと、ISESは世界標準時三鷹さんは日本標準時、ですので9時間のズレがあり、その間に太陽は自転しますので見える黒点数に差が出る可能性はありますが、これは微々たるものでしょう(太陽の自転周期は、黒点が多出する中緯度付近で約27日) 

 

 

 

ここで、9月度黒点数について、三鷹さんの見解が既に出ています

太陽全体での黒点相対数は、2020年1月から増加傾向が見え始めており、現在の太陽活動サイクルは第25周期です。

と言う訳で、2020年1月からサイクル25に入った、との事です

9月度の黒点数がゼロであった事については:

新しい活動周期の開始が確認できたとはいえ、極小からまだ9カ月しか過ぎておらず、このような時期に黒点が出なくなることは珍しくありません

との事で、終了が確認された第24周期の活動に注目すると:

第24周期は、継続期間は11年と平均的でしたが、太陽活動は低調な周期でした。

第24周期は、黒点数で見ると1世紀ぶり、近代的な観測手法が出揃った時代では最も活動度が低い周期となりました。

サイクル24は期間こそ11年と平均的な値でしたが、太陽活動そのものは近代的観測史上最低のサイクルであったようです

 

果たして、サイクル25はどうなるのでしょうか?

 

 

 

以上です

 

 本ブログにご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia

 

 

 

9月度その2:太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!⬅ 追記あり!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!⬅ 追記あり

 

2016年9月〜2020年8月までの48ヶ月間の黒点数の推移とS&P500と恐怖指数VIXの推移を示します、月一の報告です

・ 黒点数はその月の一日当たりの平均値で、月初に前月値が国立天文台三鷹太陽観測さんから公開されています

・ 米国の株価指数S&P500とは、米国の代表的企業500社の株価から算出される指数、S&P500は数ある株価指数の中で特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されています

・ 米国の恐怖指数VIXとは、シカゴ先物30日のS&P500値から計算される乱高下を示す度合い、と言われますが(だから恐怖指数、値が大きいほど乱高下が激しい)、私も計算式もしくは詳しいアルゴリズムを知っている訳ではありません

・ S&P500は翌月初の始値を40.0で割った数字を表示しています、VIXは翌月初の始値そのままで、ここで終値は9月1日の始値であり、どちらも月当たりの平均値ではありませんのでご注意下さい、値はYahooさんからどちらもダウンロードしています

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 S&P500とVIXを見ると順調に乖離しているように見えます、即ち、S&P500は上がり続け、VIXは下がり続ける、という事です、但し、VIXは20を下回って安定状態に入ると言われており、まだ暫く不安定な状態が続きそうです

 米国株はNASDAQを中心に好調で、SP500も8月には最高値を更新しています、が、VIXは30弱辺りの横ばい状態で、20以下にスグには落ちそうもありません

さて、どうなるのでしょう?

 太陽黒点数ですが、8月度は北半球の黒点数が増えて、南半球は元気がありませんでした、サイクル25が本格的に始まるには南半球の黒点数が増えませんと、、、

さて、どうなるのでしょう?

 

追記です:2020/09/04 07:52

米国在住のブロガーさんで ”人生は一度きり。もう一度、心に大輪咲かせましょう!” と仰る「(id:happy-mom)さん」が2020/09/04にブログをアップしておられ:

www.happyibaramichi.com

その中で、何故米国株がこんなに上昇するのか?について:

リーマンショックの時には、5年ぐらいかかったのに、今回は半年ちょっとでこのぐらいに持ち直したのだから、やっぱり前向きになれる、と株価に詳しいアメリカ在住の友人は言ってました。

前向きに」というのは、株式でもやはりとっても大切なキーワードだと思っています。

アメリカの株が伸び続けるのは、多分アメリカ人たちは日本人に比べて「前向きな」人たちが多いからじゃないでしょうか?

なるほど〜、そして:

専門家も、友人たちもみんなが

「今は、株は手放したらダメ。絶対にこのまま上向きになるから辛抱強く持ち続けること」

と言っていました。

としておられます、ウォーレン・バフェット氏についても素晴らしい記述ありますので、是非、ご覧になって下さい!

 

 

 

 

尚、投資はすべて自己責任にてお願い申し上げます

 

以上です

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia

 

2020-08 9月度その1:太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国宇宙気象センターさんのグラフも添付!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 直近48ヶ月のグラフ表示、米国宇宙気象センターさんのグラフも添付!

 

 

2020/09/02 三鷹さんから2020/08黒点数データが開示されましたので、月一のご報告です、今回、三鷹さんのデータ公開は9月2日と早かったのですが、米国ISESデータ公開は時差の関係でそれより遅く日本時間9月3日午前零時過ぎでした、従いまして今後このタイミング(毎月3日午前零時過ぎ)で記事をアップ致します、、、とか事前に原稿を書いておいて、念の為、米国ISESデータを日本時間2020年9月2日13:11に調べたら、何とアップされていましたので、公開致します

何か、三鷹さんも米国宇宙気象センターさんも、早いです!!!

 

 

 黒点観測は、三鷹太陽地上観測さん [1] が行っており毎月データが公開されていて、これをグラフ化したものです(著作権国立天文台に属します、NOAJは略称です)

 

 何故48ヶ月かと言うと、黒点数は13ヶ月平均を取って調べるからです、ある月を取り上げた時、前方6ヶ月と後方6ヶ月を取り、合計13ヶ月の月平均を出します、これを月単位にスキャンし最小となる月が新しい太陽サイクルが始まる月です、それを調べるには48ヶ月あれば充分だからです

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 現在は正に11年に一度の太陽サイクルが切り替わる時であります、この目で新太陽サイクル25が始まるのを見てみよう、が本ブログの目的です

 

2016年9月〜2020年8月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移

三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台

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2020年08月は平均7.52個、  北は5.97、  南で1.55

2020年07月は平均9.00個、  北は1.22、  南で7.78

2020年06月は平均7.19個、  北は0.00、  南で7.19

2020年05月は平均0.55個、  北は0.00、  南で0.55

2020年04月は平均4.52個、  北は1.52、  南で3.00

2020年03月は平均0.55個、  北は0.00、  南で0.55

2020年02月は平均0.52個、  北は0.52、  南で0.00

2020年01月は平均4.60個、  北は2.40、  南で2.20

 

うむ〜、少し弱まりましたね、南半球に力がありません、、、

 

米国宇宙気象センターさんのグラフです

私のグラフより全体が分かりやすく表示され、かつ、サイクル25の予測カーブが載っています

[Solar Cycle Progression | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] よりスクショしますと:

f:id:yoshihide-sugiura:20200902130953p:plain

2020年8月の黒点数を実測値 7.6(予測値1.9であった)としています、確認されたい場合は直接サイトでグラフ上にてご確認下さい、これは三鷹さんの実測値7.52とは少しズレがあります

黒ブルーの■ラインが実測値、その下に見える紫ラインが13ヶ月移動平均(スムースラインと言う)、赤ラインが予測値

ISES実測値と三鷹さん実測値との数値のズレは、ISESは衛星による観測、三鷹さんは地上観測、から来るものと思われます、あと、ISESは世界標準時三鷹さんは日本標準時、ですので9時間のズレがあり、その間に太陽は自転しますので見える黒点数に差が出る可能性はありますが、これは微々たるものでしょう(太陽の自転周期は、黒点が多出する中緯度付近で約27日) 

 

 

 

8月度黒点数について、三鷹さんの見解が待たれます

三鷹さん、観測及び見解の方、よろしくお願い申し上げます

 

 

以上です

 

 本ブログにご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia

 

 

8月度その22:地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ 世界の磁力F地図を知る!

地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ 世界の磁力F地図を知る!

 

 地磁気データの一日における最大値と最小値の幅(差分)を取り4年に渡りグラフを取ると、年周期性が現れます(柿岡とキャンベラとシャンボンとオタワ)、これは特に東方向Y成分について顕著です、このシリーズはその謎(原因)を追うものです、本日は、米国海洋気象庁NOAAさんからの偏角D世界マップに加え磁力Fの世界マップをご紹介致します

尚、すべからく各国の地磁気データは商用には使えませんので、ご理解願います

 

 地磁気データの基本は、気象庁地磁気観測所さんのサイトより:

[地磁気観測所|基礎知識|用語の説明]

地磁気の各要素

で示され、地磁気ベクトルのX方向が北方向成分、Y方向が東方向成分、Z方向が鉛直方向成分となります、各々方向成分の磁場強度(大きさ)は、グラフ上長さで示されます

尚、今まで言葉の定義を曖昧なまま使っておりましたが、偏角(偏差とも言う)は上図のDで、Dを用いてY成分を決定します、偏角は符号を持ち、プラスが東回り(東偏)、マイナスが西回り(西偏)です

そしてFがその地点の磁力ベクトルです

 

 ここで米国海洋気象庁NOAAさんから偏角Dに着眼した世界等偏角マップをアップすると [World Magnetic Model | NCEI] より

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右下の赤領域と青領域の境にある1で示される小さな白ポチが南磁極、右上にある6で示される白ポチが北磁極、世界等偏角モデル2020マップ、赤が正で東方向回転、青が負で西方向回転、緑のラインは偏角ゼロ・ライン(東偏角と西偏角が釣り合っているラインで、この線上で方位磁石は真北を示します)

柿岡は青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス8°

キャンベラは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス12°

シャンボンは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス2°

オタワは青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス12°

 

上図、緑で示される偏角ゼロ・ラインですが、南磁極1から出発して右上の2で外に出て、左上の3から再び現れて、下に移動し4から下に消えて、上の5から現れて、6の北磁極に至る1本のラインではないか?と思われます

 

 加えて、本日のテーマである磁力Fの世界マップ・バージョン2020.0です

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右上にある白い小さなXが北磁極、右下にある白い小さなXが南磁極、です

赤い線(等高線のように見える)が、Fの長さが等しい線です、今ひとつこの等磁力線の見方が分からないので、以下に過去400年間の磁力アニメを載せます

 

 以前掲載致しました、京都大学さんWDCサイト [地磁気全磁力のアニメーション] より、過去400年間の地磁気全磁力のGifアニメーションは:

http://wdc.kugi.kyoto-u.ac.jp/igrf/anime/16-20.gif

Credit:WDC for Geomagnetism, Kyoto

青が磁場は弱く、赤が強く、南米からアフリカにかけて磁力が弱い領域が広がっています

 

これらのマップを見て、少し唸ってみます

 

分かりずらい内容に、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました、感謝です m(_ _)m

 

 

以上です

 

8月度その21:地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ カナダ・オタワ地磁気の最大値マイナス最小値グラフを取る! そして考察は?

地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ カナダ・オタワ地磁気の最大値マイナス最小値グラフを取る! そして考察は?

 

 地磁気データの一日における最大値と最小値の幅(差分)を取り4年に渡りグラフを取ると、年周期性が現れます(柿岡とキャンベラとシャンボン)、これは特に東方向Y成分について顕著です(シャンボンだけは鉛直Z成分にも年周期性が現れています)、このシリーズはその謎(原因)を追うものです、本日は、観測点として新たに加えたカナダ・オタワについて最大値マイナス最小値(差分)グラフを取りましたので、報告です

尚、すべからく各国の地磁気データは商用には使えませんので、ご理解願います

 

 地磁気データの基本は、気象庁地磁気観測所さんのサイトより:

[地磁気観測所|基礎知識|用語の説明]

地磁気の各要素

で示され、地磁気ベクトルのX方向が北方向成分、Y方向が東方向成分、Z方向が鉛直方向成分となります、各々方向成分の磁場強度(大きさ)は、グラフ上長さで示されます

尚、今まで言葉の定義を曖昧なまま使っておりましたが、偏角(偏差とも言う)は上図のDで、Dを用いてY成分を決定します、偏角は符号を持ち、プラスが東回り(東偏)、マイナスが西回り(西偏)です

 

まず、柿岡(茨城)とキャンベラ(豪州)の位置関係ですが、南磁極(海の底)キャンベラ柿岡北磁極(カナダ北極圏の島)順でGoolge Earthにて位置を示すと:

f:id:yoshihide-sugiura:20200825125728p:plain

キャンベラの偏角は東偏で、赤で示しています

f:id:yoshihide-sugiura:20200825125752p:plain

私は、普通、マップデータは北から示すのですが、ここは地磁気・磁力線の方向に従ってマップを出しました、約束事ですが地磁気はN極から出てS極に至るとされており、南磁極にN極、北磁極に有るのがS極である、事に注意です

柿岡の位置は西偏でシアンの白枠で示しています

シャンボン ラ フォレとオタワと北磁極の位置関係を示します:

f:id:yoshihide-sugiura:20200825125813p:plain

シャンボンの位置は東偏(赤)、オタワは西偏(白枠シアン)です

 

地磁気の永年変化として「非双極子部分の西方移動」なるものがあり、北磁極は西方または北西へ(カムチャッカ半島へ向けて)約40km/年、南磁極も西方または北西へ(オーストラリアへ向けて)約10km/年で移動しています、これが西方移動です(移動の詳細方向と移動距離は常に変化しています)

従いまして、柿岡へは北磁極、キャンベラへは南磁極が近づきつつあり、シャンボンは目の前を北磁極が横切り、オタワは北磁極が遠ざかる位置関係、となります

 

 ここで米国海洋気象庁NOAAさんから偏角Dに着眼した世界等偏角マップをアップすると [World Magnetic Model | NCEI] より

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右下の赤領域と青領域の境にある1で示される小さな白ポチが南磁極、右上にある6で示される白ポチが北磁極、世界等偏角モデル2020マップ、赤が正で東方向回転、青が負で西方向回転、緑のラインは偏角ゼロ・ライン(東偏角と西偏角が釣り合っているラインで、この線上で方位磁石は真北を示します)

柿岡は青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス8°

キャンベラは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス12°

シャンボンは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス2°

オタワは青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス12°

 

上図、緑で示される偏角ゼロ・ラインですが、南磁極1から出発して右上の2で外に出て、左上の3から再び現れて、下に移動し4から下に消えて、上の5から現れて、6の北磁極に至る1本のラインではないか?と思われます

 

 それではオタワの地磁気変動グラフX/Y/Z成分の1日当り最大値マイナス最長値、2020/07/31を最終日とする2年間(365日x2)です

カナダのデータは2017年8月〜12月に27日間のデータ欠損があり、ダウンロード出来ませんでしたので、2年分にて解析を進めます

北方向X成分です

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何と、X成分で年周期性振動が現れました、X成分での検出は初めてです、やはり夏場に変動幅は大きく、冬場に小さくなっています、変動幅は約50nT程度でしょうか、小さいです


東方向Y成分です

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Y成分にも年周期性振動が出ています、マイナス象限なので注意が必要ですが、他の場所と同様に夏場に変動幅は大きく冬場に小さくなっています、変動幅は約70nT程度でしょう

 

鉛直方向Z成分です

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Z成分に年周期性は明確には出ませんでした、メタンハイドレートの海底から湧き出るメタンガス気泡の如し、です

 

 さて、考察です

磁極が近づいて来ようが(柿岡、キャンベラ)、遠ざかろうが(オタワ)、前を横切ろうが(シャンボン)、常にY成分は観測点の夏場に差分最大値を示し、冬場に差分最小値を示す

この事から原因は磁極の移動速度が磁極夏場に大となるのでは無く、夏場には太陽の日照時間が長くなるので、電離層電流等に影響を与え磁場が強くなるからである、そして、この事は北半球と南半球で磁場の強さが異なる事を意味している(各々夏場で強くなる)

と、まぁ、このような結論に至りましたです、最後の「北半球と南半球で磁場の強さが異なる」は正しいのでしょうか? これが次の疑問となります、何故なら磁力線は南磁極から出て北磁極へ至り、途中で増えるとか消えるとかはしないからです、それとも磁気リコネクションが起きているのでしょうか?

 

 

長い事、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました、感謝です m(_ _)m

ひとまず結論が出ましたので(強引に出しましたので)、地磁気シリーズはこれにて一旦終了致しますが、引き続き月1回のペースで各地のY成分差分等を報告して参ります

 

以上です

 

8月度その20:地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ カナダ・オタワを観測点に加える!

地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ カナダ・オタワを観測点に加える!

 

 地磁気データの一日における最大値と最小値の幅(差分)を取り4年に渡りグラフを取ると、年周期性が現れます(柿岡とキャンベラとシャンボン)、これは特に東方向Y成分について顕著です(シャンボンだけは鉛直Z成分にも年周期性が現れています)、このシリーズはその謎(原因)を追うものです、本日は、観測点として新たにカナダ・オタワを加えた報告です

尚、すべからく各国の地磁気データは商用には使えませんので、ご理解願います

 

 地磁気データの基本は、気象庁地磁気観測所さんのサイトより:

[地磁気観測所|基礎知識|用語の説明]

地磁気の各要素

で示され、地磁気ベクトルのX方向が北方向成分、Y方向が東方向成分、Z方向が鉛直方向成分となります、各々方向成分の磁場強度(大きさ)は、グラフ上長さで示されます

尚、今まで言葉の定義を曖昧なまま使っておりましたが、偏角(偏差とも言う)は上図のDで、Dを用いてY成分を決定します、偏角は符号を持ち、プラスが東回り(東偏)、マイナスが西回り(西偏)です

 

まず、柿岡(茨城)とキャンベラ(豪州)の位置関係ですが、南磁極(海の底)キャンベラ柿岡北磁極(カナダ北極圏の島)順でGoolge Earthにて位置を示すと:

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キャンベラの偏角は東偏で、赤で示しています

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私は、普通、マップデータは北から示すのですが、ここは地磁気・磁力線の方向に従ってマップを出しました、約束事ですが地磁気はN極から出てS極に至るとされており、南磁極にN極、北磁極に有るのがS極である、事に注意です

柿岡の位置は西偏でシアンの白枠で示しています

シャンボン ラ フォレとオタワと北磁極の位置関係を示します:

f:id:yoshihide-sugiura:20200825125813p:plain

シャンボンの位置は東偏(赤)、オタワは西偏(白枠シアン)です

 

地磁気の永年変化として「非双極子部分の西方移動」なるものがあり、北磁極は西方または北西へ(カムチャッカ半島へ向けて)約40km/年、南磁極も西方または北西へ(オーストラリアへ向けて)約10km/年で移動しています、これが西方移動です(移動の詳細方向と移動距離は常に変化しています)

従いまして、柿岡へは北磁極、キャンベラへは南磁極が近づきつつあり、シャンボンは目の前を北磁極が横切り、オタワは北磁極が遠ざかる位置関係、となります

 

 ここで米国海洋気象庁NOAAさんから偏角Dに着眼した世界等偏角マップをアップすると [World Magnetic Model | NCEI] より

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右下の赤領域と青領域の境にある1で示される小さな白ポチが南磁極、右上にある6で示される白ポチが北磁極、世界等偏角モデル2020マップ、赤が正で東方向回転、青が負で西方向回転、緑のラインは偏角ゼロ・ライン(東偏角と西偏角が釣り合っているラインで、この線上で方位磁石は真北を示します)

柿岡は青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス8°

キャンベラは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス12°

シャンボンは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス2°

オタワは青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス12°

 

上図、緑で示される偏角ゼロ・ラインですが、南磁極1から出発して右上の2で外に出て、左上の3から再び現れて、下に移動し4から下に消えて、上の5から現れて、6の北磁極に至る1本のラインではないか?と思われます

 

 それではオタワの地磁気変動グラフX/Y/Z成分の1日1時間当りの平均値、2020/07/31を最終日とする2年間(365日x2)です

カナダのデータは2017年8月〜12月に27日間のデータ欠損があり、ダウンロード出来ませんでしたので、2年分にて解析を進めます

北方向X成分です

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X方向磁場強度はこの2年で微減しています


東方向Y成分です

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Y成分は年周期振動が見られますが、問題は右肩下がりになっている事で、マイナス象限ですので絶対値は上がっており、西方向成分の磁場強度は増大しています、西方向成分の磁場強度増大はオタワが初めてです

 

鉛直方向Z成分です

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何と、鉛直Z方向磁場成分も増加しています、これもオタワが初めてです

 

 結果として、Y方向(西)成分とZ方向(鉛直)成分が時間と共に増加していました、他の場所はすべて磁場強度は減衰していましたが、オタワのような場所もあるのですね

次に最大値マイナス最小値の差分を取ってみます、それから考察を加えます

 

お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座います、感謝です m(_ _)m

 

 

以上です

 

8月度その19:地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ フランス・シャンボン ラ フォレ最大値マイナス最小値の差分グラフを取る!

地磁気の年周期性を追うシリーズ ➡ フランス・シャンボン ラ フォレ最大値マイナス最小値の差分グラフを取る!

 

 地磁気データの一日における最大値と最小値の幅(差分)を取り4年に渡りグラフを取ると、年周期性が現れます(柿岡とキャンベラ)、これは特に東方向Y成分について顕著です、このシリーズはその謎(原因)を追うものです、本日は、観測点として追加したフランス・シャンボン ラ フォレの最大値マイナス最小値の差分グラフを取ります

尚、すべからく各国の地磁気データは商用には使えませんので、ご理解願います

 

 地磁気データの基本は、気象庁地磁気観測所さんのサイトより:

[地磁気観測所|基礎知識|用語の説明]

地磁気の各要素

で示され、地磁気ベクトルのX方向が北方向成分、Y方向が東方向成分、Z方向が鉛直方向成分となります、各々方向成分の磁場強度(大きさ)は、グラフ上長さで示されます

尚、今まで言葉の定義を曖昧なまま使っておりましたが、偏角(偏差とも言う)は上図のDで、Dを用いてY成分を決定します、偏角は符号を持ち、プラスが東回り、マイナスが西回りです

 

まず、柿岡(茨城)とキャンベラ(豪州)の位置関係ですが、南磁極(海の底)キャンベラ柿岡北磁極(カナダ北極圏の島)順でGoolge Earthにて位置を示すと:

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私は、普通、マップデータは北から示すのですが、ここは地磁気・磁力線の方向に従ってマップを出しました、約束事ですが地磁気はN極から出てS極に至るとされており、南磁極にN極、北磁極に有るのがS極である、事に注意です

今回追加した、シャンボン ラ フォレと北磁極の位置関係を示します:

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地磁気の永年変化として「非双極子部分の西方移動」なるものがあり、北磁極は西方または北西へ(カムチャッカ半島へ向けて)約40km/年、南磁極も西方または北西へ(オーストラリアへ向けて)約10km/年で移動しています、これが西方移動です(移動の詳細方向と移動距離は常に変化しています)

従いまして、柿岡へは北磁極、キャンベラへは南磁極が近づきつつあり、シャンボンは目の前を北磁極が横切る位置関係、となります

 

 ここで米国海洋気象庁NOAAさんから偏角Dに着眼した世界等偏角マップをアップすると [World Magnetic Model | NCEI] より

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右下の赤領域と青領域の境にある1で示される小さな白ポチが南磁極、右上にある6で示される白ポチが北磁極、世界等偏角モデル2020マップ、赤が正で東方向回転、青が負で西方向回転、緑のラインは偏角ゼロ・ライン(東偏角と西偏角が釣り合っているラインで、この線上で方位磁石は真北を示します)

柿岡は青ライン領域で、2020年の偏角約マイナス8°

キャンベラは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス12°

シャンボンは赤ライン領域で、2020年の偏角約プラス2°

上図、緑で示される偏角ゼロ・ラインですが、南磁極1から出発して右上の2で外に出て、左上の3から再び現れて、下に移動し4から下に消えて、上の5から現れて、6の北磁極に至る1本のラインではないか?と思われます

 

 それではフランス・シャンボン ラ フォレの地磁気変動グラフX/Y/Z成分の1日の最大値マイナス最小値(差分)、2020/07/31を最終日とする4年間(365日x4)です

北方向X成分です

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これは、、、明確な周期性というのは難しい、です


東方向Y成分です

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磁場の符号は正なので東向きベクトルとなっています(赤領域なので、こうなります)年周期性が出ました、差分としては約60nT程度でしょうか、元々偏角がプラス2°と小さいのでY成分は出にくいのですが、シッカリと出ています

 

鉛直方向Z成分です

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何と、Z成分でも年周期性が現れました、差分は約25nT程度と非常に小さいのですが、明確に現れています、柿岡やキャンベラでは観測されなかった年周期性振動です、恐らく鉛直Z方向で年周期性振動を検出した、というのも世界で始めてでしょう(World First Detection ですね、Theを付かないとイケナイ?)

 

 原因と次に何をすべきか?については少し考えてみます

 

お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座います、感謝です m(_ _)m

 

 

以上です