なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

8月度その5:北方磁場強度シリーズ ➡ イエローナイフYKCの地磁気変動3年間を調べ、GOES-18Wとの波形3日間を比較する!

8月度からイエローナイフYKCが加わり、カナダ5観測点となります

そのイエローナイフYKCの3年間磁場強度変動と24h統計グラフと3日間波形解析です

YKCではG18Wとの波形比較をやります

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

はじめに

カナダ5観測点の位置関係と第1ピークがシアンかマジェンタかを示すマップです

図1:カナダ5観測点マップ

YKCはG16よりG18に近いのでG18との波形比較を取ります

 

1.イエローナイフYKC3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ

図2−1:2020年8月1日から2023年7月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ1000nT、縦幅全体で4000nT

 

磁場強度と黒点数の相関は最大最小の幅に出ると考えており、以下のグラフを取っています

図2−2:磁場強度最大最小と黒点数最大最小のグラフ

表示は、月単位に引き伸ばされています

黒点数最大値(オレンジ)の増加と伴に磁場強度最大値(マジェンタ)の相関は、それほど見て取れません(SNKもそうでした)

 

図2−1に表示された有効日データのみを使い、

図3:24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフ

凡例にあります「 ピーク数=1+1」は:

第1ピークはマジェンタでピークは1ヶ所のみ、第2ピークのシアンもピーク1ヶ所のみ(合計でピーク数は2)

ピーク定義は、平均値を少なくとも2h連続して超えるパターンであって、かつ1hでも平均値を下回ればそのピークは脱出した、としています

 

 

2.イエローナイフYKCとG18Wの波形3日間とFFT結果です

図4:YKCがオレンジ、G16Eはシアン

同相とも逆相とも言い難い

 

72h,36h,24h,12hのスペクトルを取っています

図5:上図の波形よりG18WパワーFFTスペクトル

G18も24hラインの独壇場

 

図6:YKCのパワーFFTスペクトル

同様に24hラインが非常に強いです

 

 

まとめ

観測を続けます

 

 

 

 

尚、OTT地磁気データはカナダ地磁気データさん [Digital Data from Canadian Magnetic observatories] からダウンロード、

GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています

ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です