北方磁場強度ですが、高緯度 < 中緯度 < 低緯度、になっています
USGS観測結果から分かりますので、7月18/19/20日観測結果をグラフにしてみました
図1:BRWの平均値をグラフ下部に示します
ここで平均値とは変動成分を示す上図Y軸0nTに対応する磁場強度です
従来この平均値は示しておりませんでしたが、今回表示するようプログラム修正しました
図2:CMOの平均値をグラフ下部に示します
図3:BOUの平均値をグラフ下部に示します
図4:BSLの平均値をグラフ下部に示します
図5:SJGの平均値をグラフ下部に示します
図6:GUAの平均値をグラフ下部に示します
そこでX軸を各観測点の平均値、Y軸を各観測点の磁気赤道上_磁力線高度としたマップを作成しますと、
図7:各観測点の磁力線高度 vs 磁場強度マップ
となります
高緯度 < 中緯度 < 低緯度のグラフになっています、実に綺麗な直線グラフです、GUAが少しハズれていますが、、、
参考の為、バンアレン内帯の幅と電離圏上限(これは熱圏上限と一致する)を、Y軸対応kmで示してあります
考察:
1.ここでは北方磁場強度のみを論じています
磁場強度について、高緯度 < 中緯度 < 低緯度、は自明なのでしょうか?
Y軸は磁力線高度を示していますが磁気緯度(の関数)と考えて下さい
X軸は平均磁場強度ですが各観測着地点における単位面積当りの磁束密度であって、磁力線高度における単位面積当りの磁束密度ではありません
従って、私にはとても自明とは思えないのですが、単に私が知らないだけという可能性も大いに有り得ます!
この件はまだネット上を調べておりませんので、これから調べます
2.調べて原因なり理由が判明すれば、それでオシマイ!
判明しなければ「何故だろう?」を考察する運びとなります!
3.尚、今回追加修正したグラフは、次回より常時提示致します
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です m(_ _)m