なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

12月度その11 世界の北方磁場強度シリーズ ➡ 3年間の磁場測定、来月からこうなるの例をオタワOTTとクールーKOUで示す!

北方磁場強度_変動と太陽黒点数_変動の相関を見るため、

来月からこのようになります、を、オタワOTTとクールーKOUで示しました

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

3年間の変動は:

図1:OTTで

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で700nT

OTTでは明らかに夏場磁場が強く出る季節性変動が見られますが、これは後に出て来る図3の相関グラフでは明らかではありません

季節性変動の表示にはオリジナルの図1が適しています

 

図2:KOUで

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で700nT

図1OTTと図2KOUの2019.12見ると、明らかに変動幅はOTTの方が狭い

これが何故かはいずれ追う必要がありますが、2019年12月は黒点サイクル24が25に切り替わった月で(太陽サイクル終了月と次サイクル開始月は同じ月)、サイクル切替時の現象であるとすると、今後観測されにくくなります

 

北方磁場変動と太陽黒点変動との相関は:

図3:OTTの場合

2921年11月に黒点が急激に減少した時、磁場強度最小値も急激に最小値を下げたのは何故でしょう、偶然でしょうか?

図1を見ると1点だけ最小値を下げた観測日があります

平均ではありませんので、これがグラフ上に出てきます

ですが、OTTでは最小値が下にバラつきやすい傾向があります

 

図4:KOUの場合

図2と合わせてKOUでも最小値が下にバラつきやすい傾向が見られます

今回のグラフ化で、太陽黒点数の最大値ー最小値の幅が広がると、北方磁場強度の最大値ー最小値の幅も広がる、と言えると思いますが、最小値側が下げて幅を広げる傾向が中緯度でも低緯度でも見られるのは以外でした

 

磁場変動と黒点変動の相関に関する本格的な考察は、まだまだ、これからです

 

 

コメントバック:

リオ同志(id:ballooon)!

コメントありがとう御座います、感謝です

 

>2021年11月、黒点数とオタワの最小値が減ってますね?

そうなんです

黒点数が急減する➡最小値が急に下る

の原因は面白い所なのです

それがOTT(中緯度の上の方)には出てKOU(赤道直下)には出ない、のも面白いのです

OTTオリジナルのポイント表示グラフ(図1)では11月にシアンポイントが

ひとつ出ているだけですが、OTTカクカクグラフ(図3)では明確に反応が見られます

VICやKAKではどうなるのだろう?となります

 

>来年のどこかで黒点数がガクッと減ったとして、その時どうなるかが楽しみです!

全く、です

現在は異常に黒点数が増えていますから、急に落ちる事は間違いありません

この12月にも急減する可能性があります(分かるのは1月になってから、ですが)

 

>オタワは最大値が増えていて、最小値は微増・・
>クールーは最大値は微減で最小値が減っていたのだとわかりますね?

この辺りの原因考察には深いものがあります、ジックリ行きませんと・・・

 

>2019年12月の値だけ残したいですね?4点の丸とか(^^;)

2019年12月は、サイクル24➡25切り替わりの月ですね

4点の丸 ⬅ ?何ですか、これ?

天才の表現にはなかなか付いていけない所が、、、です

 

以上でした

コメバック終わり

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です