なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

9月度その4:北方磁場強度シリーズ ➡ オタワOTTの地磁気変動3年間を調べ、24h最大最小カウント統計グラフを取る!

3日間の波形スペクトル(FFT)は、別途まとめて処理し結果を出す事としました

 

1.はじめに

カナダ5観測点の位置関係と第1ピークがシアンかマジェンタかを示すマップです

図1:カナダ5観測点マップ

 

 

2.オタワOTT3年間の北方地磁気変動

図2:2020年9月1日から2023年8月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で700nT

毎年夏に強度が増大する、OTTは季節変動が最も顕著です

 

磁場強度と黒点数の相関は最大最小の幅に出ると考えており、以下のグラフを取っています

図3:磁場強度最大最小と黒点数最大最小のグラフ

表示は、月単位に引き伸ばされています

黒点数最大値(オレンジ)の増加と伴に磁場強度最大値(マジェンタ)も増加する(相関がある)事が分かります

 

 

3.24h最大最小カウント統計グラフ

図3に表示された有効日データのみを使い、

図4:24時間の最小値・最大値出現時刻と回数の統計グラフ

凡例にあります「ピーク数=1+2」は:

第1ピークはシアンでシアンピークは1ヶ所のみ、第2ピークのマジェンダには2ヶ所ピークがある(合計でピーク数は3)

ピーク定義は、平均値を少なくとも2h連続して超えるパターンであって、かつ1hでも平均値を下回ればそのピークは脱出した、としています

 

測定を続けます

 

 

 

尚、OTT地磁気データはカナダ地磁気データさん [Digital Data from Canadian Magnetic observatories] からダウンロード、

GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています

ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です