なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

9月度その2:北方磁場強度シリーズ ➡ 初めに、G16E/G18Wのグラフをアップする!

世界各観測点における北方磁場強度測定です

 

まず、G16EとG18Wのグラフです

8月GOESの対象データは、UT9月4日から6日です、その間のNICTさんグラフ(foF2値,TEC値,K-index値)も提示してあります

この間、9月5日にかるい磁気嵐が発生しています

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

1.GOES-16E3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ

図1:2020年9月1日から2023年8月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nT

最小値はマイナスになるはずですがゼロで止まっています、これは元データがゼロになっている事を確認しています(従って、どうしようもありません)

 

図2:有効日データにおける最小値・最大値の出現回数_統計グラフ

凡例「 ピーク数=1+1」の意味は:

第1ピークはマジェンダであり、第2ピークはシアンである

ピークの定義は、平均値を少なくとも2h連続して超えるパターン、であって、1hでも平均値を下回ったらそのピークは脱出した、としています

 

 

2.GOES-18W3年間の北方地磁気変動と最大値最小値カウントグラフ

図3:2020年9月1日から2023年8月31日の3年(365x3日)

Y軸はピッチ100nT、縦幅全体で500nT

これも同様に最小値がゼロで止まる日があります

 

 

図4:有効日データにおける最小値・最大値の出現回数_統計グラフ

G16Eとの違いは、マジェンダでLT15時台(UT0時台)に急に凸となる動作です

 

 

3.GOES-16Eと18Wの波形3日間とFFT結果

G16がシアン、G18がオレンジ、です

変動成分のみを取り出しています、波形がマイナスに振れているデータではありません

図5:9月4日00時00分〜6日23時59分(UT)両観測点の波形

両波形とも、ほとんど乱れていません

 

図6:G16EのパワーFFTスペクトル

24h成分が強く出て、ほとんど乱れていません

凡例のレシオ表記が " " なのは、第1ピークがマジェンダ(最大値)側である事を示しています

 

図7:G18WのFFT解析結果、これもシアンで示します

同様です

 

 

4.NICTさんより

UT9月4日から9月6日の日本上空における電離層 [予報 | 電離圏領域 | 宇宙天気予報] を見ると、

図8:foF2値、TEC値、K-index値、日本上空、日付はグラフ下に記載

であり、9月5日にかるい磁気嵐があった事を示しています

 

 

 

コメントバック

Rio同志(id:ballooon)!

コメント、感謝です!

 

>Goesは磁気嵐でも乱れはなしですね?

そうですね〜、まぁ軽い磁気嵐でしたから、、、

72h成分が若干強く出てる程度、という事でしょうか?

 

以上でした

コメバック終わり

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です