太陽磁極の逆転を追う ➡ MHDシミュレータ ➡ リーマン問題を単一パルス入力に戻し長時間シミュレーションする!
* という訳で、S極ーN極ーS極の一次元ラインとは、太陽のポロダイル磁場を水平に切って、その一部直線を描画したものである、と解釈できます。
まぁ細かい事を言えば、多少の誤差はありますが、置いといて先に進みます。
* そこで、SーNーSの単一パルス入力に戻し、時間をT=0からT=99まで伸ばしてシミュレーションしてみました(従来はT=0から2、及びT=0から19迄です)。
100画像分のgif結果は:
T=0
T=4
T=4からT=5でマイナスS極側に逆転して:
T=5
その後、Y軸はマイナス値のS極が続き、N極プラス側に回復する事はありません:
T=24
T=49では中央が凸に膨らむがY値そのものはマイナスで:T=49
それが最終T=99まで続きます:
T=99
* しかし、電磁誘導の起電力という観点からは、変化する磁束に比例して起電力が生成されるから、プラスに変化した磁束かマイナスに変化した磁束かで、結果流れる電流の向きは正負どちらもあるでしょう。
ここで電流の流れる方向はX方向で、正負はX方向の正負、でいいのでしょうか? この辺りが今ひとつハッキリしません、私には。
最後まで、読みづらい内容、お読み賜りまして、誠にありがとう御座いました。
ここでは、以下の資料を常時参照しています:
MHDシミュレータソースコードとしては神戸大学・銭谷誠司先生開発のOpenMHD:
磁気流体力学の教科書としては、法政大学・松本倫明先生出筆中の:
[http://redmagic.i.hosei.ac.jp/~matsu/konan15/book.pdf]