3月度その2:太陽黒点数の推移を追う ➡ 2月度黒点数に対する三鷹さん見解出る!
太陽黒点数の推移を追う ➡ 2月度黒点数に対する三鷹さん見解出る!
2020/03/18 三鷹さんから2020/02黒点数に対する見解が開示されましたので、ご報告です [ 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測 ]
ここで、2016年3月〜2020年2月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移、を再度上げておきます
三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。
2020年02月は平均0.52個で、 北半球は0.52、 南半球では0.00
2020年01月は平均4.60個で、 北半球は2.40、 南半球では2.20
2019年12月は平均0.61個で、 北半球は0.00、 南半球では0.61
2019年11月は平均0.52個で、 北半球は0.52、 南半球では0.00
2019年10月は平均0.00個で、 北半球は0.00、 南半球では0.00
2019年09月は平均1.52個で、 北半球は1.52、 南半球では0.00
これに対する見解は:
2月は新黒点望遠鏡による黒点観測を22日間実施できましたが、自動検出システムで黒点がとらえられたのはただ1日 (2月1日) だけでした 。黒点相対数の月平均値は0.50で、南北別に見ると北半球 0.50、南半球 0.00となりました。
であって、
このように新しい黒点の出現はありませんでしたが、一方でプロミネンスはいくつも現れています。その中には目立った形状の変化を見せるものがあり、その様子が太陽フレア望遠鏡による観測でとらえられていますので、ここで2つの観測例を紹介します。
本文では2例あるのですが、ひとつだけご紹介させて頂きます
2020年2月10日に太陽フレア望遠鏡で撮影された太陽のHα線全面画像。太陽像の右上にある白く塗りつぶされた円は、地球の大きさを表します。図の右側が太陽の西、上側が北にあたり、南東 (右下) 方向の青い四角形枠内にプロミネンスとフィラメントがあります。
右上に地球の大きさが示されていますが、プロミネンスがいかに巨大であるか分かります
プロミネンスと黒点との関係を私は詳しく知らないので、機会を見つけて調べてみます
いずれにせよ、結論は:
太陽全体での黒点相対数は現時点でも増加傾向を見せず、今サイクルと次のサイクルの境界となる極小期はまだ確定していません。
となります
三鷹さん、今後とも観測及び見解の方、よろしくお願い申し上げます
以上です
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・ 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
・ 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
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