2月度その4:太陽黒点数の推移を追う ➡ 1月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!
太陽黒点数の推移を追う ➡ 1月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!
1月度黒点数に対する三鷹さんの見解が出ました(02/21)[国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測]
そこで、1月度黒点数グラフとその時の私の記事を再度アップ致しますと:
2016年2月〜2020年1月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移
三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。
2020年01月は平均4.60個で、 北半球は2.40、 南半球では2.20
2019年12月は平均0.61個で、 北半球は0.00、 南半球では0.61
2019年11月は平均0.52個で、 北半球は0.52、 南半球では0.00
2019年10月は平均0.00個で、 北半球は0.00、 南半球では0.00
2019年09月は平均1.52個で、 北半球は1.52、 南半球では0.00
2019年08月は平均0.46個で、 北半球は0.46、 南半球では0.00
おぉ〜、1月は何と南半球と北半球にバランス良く黒点が出ました!、両方に出たのは10ヶ月ぶりの事です
* これについて三鷹さんの見解は:
太陽活動は極小期で、1月にはフレアの発生はありませんでした。しかし、黒点観測を行った20日間のうち黒点が観測された日が8日間もありました 。これは最近半年以上なかったことです。月平均黒点相対数は、三鷹の観測では全球で4.6、北半球が 2.4、南半球が2.2と、昨年6月以降では最大となっています。
ふむ〜
1月に現れてNOAAによる番号がついた黒点群は、NOAA 12755、12756、12757の3つでした。NOAA 12755 (図1) は、1月2日頃に南東リムに出現しました。1月2日頃に南東リムに出現した、緯度おおよそ35度の高緯度の黒点群です。太陽フレア望遠鏡の赤外マグネトグラフによる光球磁場観測では、磁場のS極 (図1の青い等高線) が西 (右)、N極 (赤い等高線) が東 (左) に見えています。,,,
これらは共に今までの黒点周期サイクル24の磁場の並びとは逆で、「次の周期には、前の周期とは磁場の極性が逆転する (天文学辞典) 」というヘール・ニコルソンの法則に従えば、これら黒点群は次の周期であるサイクル25の黒点と考えられます。
図1. 2020年1月5日に太陽フレア望遠鏡で撮影された連続光像でのNOAA 12755。白枠内は黒点群の拡大像で、この黒点群は太陽面の南東 (左下) 側に出現した。連続光像に赤外マグネトグラフ観測による磁極の分布を重ねて描画してあり、赤い等高線が光球磁場のN極、青がS極を表す。太陽面を横切る白い曲線は太陽の赤道を表し、図の右側が太陽の西にあたる
なるほど〜、ヘール・ニコルソンの法則ですか、尚、まだサイクル24に属する黒点も出現しているようですが、
11月、12月に引き続きサイクル25の黒点群が出現を続けており、いよいよ新しいサイクルが立ち上がりつつあることがうかがえます。
という事です
三鷹さん、今後とも観測と見解、よろしくお願い致します
以上です
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・ 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
・ 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
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