1月度その15:気になる点シリーズ➡アユって回遊魚なんだ!➡追記:何とシシャモよ、お前もか!
気になる点シリーズ➡アユって回遊魚なんだ!
現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気と地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星や地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです
しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです
前回の記事で「サケの南限」を書いたのですが、南限である京都府の由良川はアユの漁場としても有名、とあり「あれ?アユも回遊魚なんだっけか?海に出るの?」と気になったので追ってみました
お付き合い頂ければ幸いです
[アユ - Wikipedia] メインで行きます!
アユは、キュウリウオ目に分類される、川や海などを回遊する魚である。
やっぱり回遊するんですね! で、キュウリウオって何だ?
キュウリウオ目は、アユ、シシャモ、シラウオ、ワカサギなどよく知られた釣魚・食用魚を含む88種が所属する。ほぼすべての種類は淡水魚か、あるいは海洋と河川を往復して暮らす。
ふむ〜、シシャモも川に上がって来る?➡まぁ、これは後回しですね
漢字の「鮎」は、中国ではナマズを指し、アユという意味は日本での国訓である。
中国語ではナマズですか、気を付けましょう、で、国訓って何だ?
漢字が本来表す中国語の意味ではなく日本独自の訓を当てるものを国訓という。たとえば、「鮎」は中国語では「なまず」であるが、訓は「あゆ」であり、「沖」は中国では「つく」(衝→簡化: 冲)などの意味であるが、訓は「おき」(海の沖)である。これらは漢字で日本語を表記できるようになったためにできたものである。
そうですか! 私、国語は大の苦手でしたから、真面目にやらなかった、で、今になって勉強です!
分布ですが:
北海道・朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、日本がその中心である。石についた藻類を食べるという習性から、そのような環境のある河川に生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも、日本の川に適応した魚である。
まぁ、そういう魚もいるでしょうね!
天塩川が日本の分布北限。中国では、河川環境の悪化でその数は減少しているが、2004年に長江下流域でも稚魚が発見された報告があるなど、現在も鴨緑江はじめ、東部の各地に生息している。台湾でも中部の濁水渓以北で生息していたが、現在は絶滅が危惧されている。
天塩川(てしおかわ)はココです⬇
日本でこれより北に川はあるのか?と問われても、それほどは無いのでは、と思えるほどの北の川です
一年魚である事:
何と一年魚でした! えっ?動物でライフ一年なんてあるの? 植物の一年草と同じ?
おぉ、、、その一生はセミやカブトムシよりも格段に短い!
アユの成魚は川で生活し、川で産卵するが、生活史の3分の1程度を占める仔稚魚期には海で生活する。このような回遊は「両側回遊」(りょうそくかいゆう)と呼ばれる。ただし、河口域の環境によっては、河口域にも仔稚魚の成育場が形成される場合もある。
産卵は:
親のアユは遡上した河川を流下し河川の下流域に降り産卵を行う。最高水温が20℃を下回る頃に始まり、最高水温が16℃を下回る頃に終了する。
天塩川はこの条件を満たすのでしょうね、宗谷暖流があるから大丈夫なのかな?
孵化は:
水温15℃から20℃で2週間ほどすると孵化する。孵化した仔魚はシロウオのように透明で、心臓やうきぶくろなどが透けて見える。
仔稚魚の時は:
仔魚は数日のうちに海あるいは河口域に流下し春の遡上に備える。稚魚期に必要な海底の形質は砂利や砂で、海底が泥の場所では生育しない。この頃から既にスイカやキュウリに似た香りがある。
キュウリに似た香りがあるからキュウリウオ? ⬅ 要調査です
遡上と成魚の時代は:
アユの遡上⬇
By Cory:川を上るアユ。多摩川調布堰にて。
4月-5月頃には体長5-10cm程度になり、川を遡上する。体が大きくなった若魚はえさの藻類が多い場所を独占して縄張りを作るようになる。
夏頃、若魚では灰緑色だった体色が、秋に性成熟すると「さびあゆ」と呼ばれる橙と黒の独特の婚姻色へ変化する。成魚は産卵のため下流域への降河を開始するが、この行動を示すものを指して「落ちあゆ」という呼称もある。
産卵を終えたアユは1年間の短い一生を終える。
うむ〜:
これを知ると、アユも食べられなくなります
業者の方々を妨害してはイケナイのですが、本「黒点サイト」読者の方々は、日本知性の真髄の方々のみが集結するのでして、従って読者数は極めて少なく、余計な心配でしょう
それでも食材として一点を挙げれば、それはアユ節で:
乾燥させた鮎節は和食の出汁として珍重される。また、鮎の干物からとった「水出汁」は、極めて上品。
私は、恐らくコレを食した事がない!
追記:何とシシャモよ、お前もか!
[シシャモ - Wikipedia] によれば:
シシャモは、キュウリウオ目に属する魚で、川で産卵及び孵化し海で成長後に川に戻る(遡河回遊魚)。日本固有種。
何と回遊魚であり、かつ、日本固有のものでした!
分布としては:
世界中でも北海道太平洋側の内浦湾から厚岸湾の沿岸地域にのみ分布する。産地としては胆振のむかわ町を流れる鵡川(むかわ)が有名である。
鵡川(むかわ)はココです⬇
シシャモは、産卵のために10月から12月にかけて河川へ遡上し、受精卵は、河川で発生を続け、翌年の4月から5月にかけて孵化する。仔魚は、直ちに降海し、約1年半の海洋生活を経て、成魚となって再び河川へ遡上する。
漁期は10月末からの約1カ月。遡上の為に沿岸に集まった魚を漁獲する。
まぁ、1年魚という事ではないようですが、それでもライフはそれほど長くはないです
沿岸に集まった魚を漁獲するので、海の魚、と思っていたのでしょう、私の場合
絶滅危惧種の数歩手前?という感じがします
そして:
漁獲高の減少のため、カラフトシシャモが「シシャモ」として食卓に上ることが多い(これはシシャモとは属が異なる)。安価に販売されることから、今日では単に「シシャモ」と言う場合カラフトシシャモを指すことが一般的である。
そうなんでしょうね! ウチの方のスーパーでは北海産シシャモ(瞬間、北海道産と見間違えますが、ノールウェイ産?)なんかも売ってますが、、、
加えて、何と:
身の味自体は雄の方が風味が良い。
ぎぇ〜、知りませんでした! これは日本知性の真髄たる「黒点サイト」読者様と本Wiki著者様とシシャモ漁業関係者様のみが知る秘密、になるのでしょうか!
でも、しかし、ウチの方のスーパーでは雄のシシャモなんて売っていませんけど!
以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました
感謝です