9月度その10:北方磁場強度シリーズ ➡ カナダ3日間波形スペクトルの結果をまとめる!
3日間波形とスペクトルに関するまとめです
まとめとして、24h/12h/8h各成分の強度グラフを抽出しました
そこから何が読み取れるか?です
お付き合い頂ければ幸いです
1.9月4日から6日まで各観測点の3日間波形とスペクトル
図1.1:OTTとG16波形
図1.2:OTTスペクトル
図2.1:SNKとG16波形
図2.2:SNKスペクトル
図3.1:YKCとG18波形
YKCのオレンジラインはゼロに張り付いており、エラーデータであった事が分かる
YKCはスペクトル分析に使えない
図4.1:IQAとG16波形
図4.2:IQAスペクトル
図5.1:RESとG16
図5.2:RESスペクトル
2.各観測点の24h/12h/8h成分のグラフを取る
但し、YKCは除く
図6:24h成分強度比較
図7:12h成分強度比較
図8:8h成分強度比較
考察:
さて、ここから何が読み取れるのだろう?
ひとつ参考になるのは3年間の最大最小_差分平均である
図9:3年間の差分平均(緑ライン)
差分平均とは、一日には必ず最大値と最小値が存在する
その差分(最大値ー最小値)の平均(従って3年分の平均)を示しているのである
従って差分が大であるほど振動が大きい、となる
IQAが最も振動が大であり、OTTが最も静かである(これは3年間平均)
図6,7,8も同様な結果を示している(これは3日間観測)
特に図7の12h成分ではIQAが極めて強い、この辺りがIQAの振動を大きくしている可能性がある
今月YKCはデータが取れなかったが、来月YKCのデータを見てみたい
尚、地磁気データはカナダ地磁気データさん [Digital Data from Canadian Magnetic observatories] からダウンロード、
GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています
ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です