9月度その11:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!
オゾン全量シリーズと名付けた新しいシリーズです
北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる
これが冬場にオーロラが多発する直接的な原因である、が本ブログの提案なのです
そこで、これを検証するために、まずは毎月のオゾン全量データを取ろう、という事です
お付き合い頂ければ幸いです
元のデータは気象庁さんの⬇これです 気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図
オゾンデータは2ヶ月前が最新です
図1:2023年7月の月平均オゾン全量・世界マップ
上図1よりカナダ北部2点に絞って、目視により数値を読み取っています
カナダ北部2点とは、北緯60°西経60°と北緯60°西経90°の2点です
図1の例で、数値を読み取りますと、2点におけるオゾン全量は:
北緯60°西経60°:(310+340)/2 = 325 緑色なので
北緯60°西経90°: 340 黄色と緑色の境なので
となります
これを2023年2月から7月までグラフ化したものが、
図2:カナダ2点のオゾン全量の変化
こうなります
1月は高緯度データが入っていなかったので、2月からとしました
北半球高緯度冬場のオゾン全量は非常に多いのですが、それが春から夏になると急激に減少する(線形に減少する!)様子が分かります
何故、オゾン全量は北半球冬場に多いのでしょうか?そして、こうも綺麗に春から夏にかけて線形減少するのでしょうか?
その辺りを、これからオゾン全量シリーズとして、追ってゆく事になります
コメントバック:
Rio同志(id:ballooon)!
コメント感謝!
>カナダそれぞれの北方地磁気変動3年分、図2ですが、春夏秋冬の色の説明というかがなくなりました?
そうでしたっけか?
ま、凡例に載っているのでいいでしょう
>今年の冬はエルニーニョですか!暖冬でしょうか?
なんでしょうね?
>その10スペクトルまとめ
>わからないけれど何となく面白いです!
これはもう少し観測を続ける必要があります
>オゾン全量の変化
>これも面白いですね(*^^)?これから秋、冬とどうなっていくか楽しみです。
そうなんです、2−3年分をまとめてグラフ化したい、と考えています
以上でした
コメバック終わり
以上、お付き合い頂きまして、ありがとう御座いました
感謝です!