なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

1月度その8:気になる点シリーズ➡琵琶湖にウナギはいるのか?

気になる点シリーズ➡琵琶湖にウナギはいるのか?

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

琵琶湖は600万年前〜500万年前から存在する古代湖なのですが、果たしてウナギはいるのか?が気に掛かったので追ってみました

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

結論から言うと、琵琶湖にウナギはいる、それもかなり大きなウナギである

順を追ってゆこう

 

[琵琶湖 - Wikipedia] より:

500万年以上前から存在する古代湖の1つで、世界で13番目に古い湖とも推定されている

湖底が最も深い水域は北湖の中央やや北寄りにあり、これまでに観測された最大水深は104.1mである。琵琶湖の湖底は1000年間に1mというペースで沈降している

 Lake biwa.jpg

By Global Land Cover Facility (GLCF):琵琶湖のランドサット画像、画面下側の細い部分が「南湖」、その上に大きく広がっているのが「北湖」と呼ばれる水域、魚類57種、貝類49種の生息が確認されており、琵琶湖固有種も多い

 

急がば回れ」ということわざの語源である現在の草津と大津の間を結ぶ「矢橋の渡し」という渡し舟があったものの、運休が多かったらしい。「もののふの矢橋の船は速かれど急がば廻れ瀬田の長橋」(急ぎなら瀬田の唐橋まで遠回りするほうが確実)という、室町時代の歌が出典。

なるほど〜

 

 

そこで [うなぎ - 産地レポート] より、滋賀・琵琶湖のウナギである

滋賀県の農家さんの中には、「昔は田んぼの水路に泳いでたなぁ」という思い出をお話される方もあり、大阪湾から淀川宇治川瀬田川、そして琵琶湖へと遡上していたのだと知ることができます。

 

但し、現在、琵琶湖にいるうなぎは、放流した稚魚が育ったものです

直径6cmや7cmの大物うなぎを「太もん」と呼ぶ

「琵琶湖では、他のうなぎの産地とは違って『太もん』がよく揚がるのと、生きている環境がいいのか、うなぎにクセや匂いがついてないと言われてますよ。」

かっては沢山のウナギが大阪湾から琵琶湖へ遡上していた訳です

 

 

そこで、[ニホンウナギ - Wikipedia] より、ウナギの回遊です

成魚が生息するのは川の中流から下流、河口、湖などだが、内湾にも生息している。細長い体を隠すことができる砂の中や岩の割れ目などを好み、日中はそこに潜んでじっとしている。夜行性で、夜になると餌を求めて活発に動き出し、甲殻類や水中昆虫、カエル、小魚、ミミズなどいろいろな小動物を捕食する。

エラの他に皮膚でも呼吸できるため、体と周囲が濡れてさえいれば陸上でも生きられる。雨の日には生息域を抜け出て他の離れた水場へ移動することもあり、路上に出現して人々を驚かせることもある。濡れていれば切り立った絶壁でも体をくねらせて這い登るため、「うなぎのぼり」という比喩の語源となっている。

なるほど〜

 

で、その生活史ですが:

海洋で産卵が行われ孵化した稚魚は淡水の河川で成長する。湖沼河川で5年から12年程度生活し性的な成熟が近づいた親魚は降海し産卵場所まで回遊する間に成熟する 

産卵場所の解明:

長らく正確な産卵場所は不明で、フィリピン東方海域とされていた時期もあるが、外洋域の深海ということもあり、長年にわたる謎であった。しかし、2006年2月、魚類学者の塚本勝巳らの研究チームが、ニホンウナギの産卵場所がグアム島マリアナ諸島の西側沖のマリアナ海嶺のスルガ海山付近であることを突き止めた

もうウナギは食べられない!? 謎多き生態の解明で食文化を守る(東京大学・青山潤准教授)2013/6/25 | WAOサイエンスパーク

[もうウナギは食べられない!? 謎多き生態の解明で食文化を守る(東京大学・青山潤准教授)2013/6/25 | WAOサイエンスパーク] さんより



ここで不思議なのは:

1.産卵を行うのはグアムやサイパン等のマリアナ諸島西側の深海である

卵から孵化した仔魚・稚魚は北赤道海流に乗り、やがて黒潮に乗って日本近海へ到達する

そこで、どうやって河口が分かるのだろう? 大阪湾が分かるのだろう? という事である(上図③の所)

親ウナギの記憶が継承されている、としか思えない

 

2.河口なり湖で5年から12年生活し、再び産卵の為にマリアナ諸島西側にゆくのだけれども、どうして方向が分かるのだろう? 卵から孵化して、まだ一度も旅をした事の無いルートを、である(上図④の所)、ちなみに東京ーグアムは2500kmある!

これも、親ウナギの記憶が継承されている、としか思えない

 

3.サケは川上で孵化し、川を下って海に出て、再びその川へ戻って来る、一度来たルートを戻るのである

しかし、ウナギは孵化して一度も旅をした事の無いルートを進むのである

不思議です

③に関して言えば、淡水のにおいを追っていたら偶然大阪湾に出て、淀川に出て、琵琶湖にたどり着いた、とも言える、大阪湾でなければならない理由はない、とも考えられる

しかし、④は全く分からない、日本の淡水ヶ所から2500km離れたマリアナ諸島を目指すのである

不思議です

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です

 

1月度その7:気になる点シリーズ➡チチカカ湖からアンデス文明を追ってみよう!

気になる点シリーズ➡チチカカ湖からアンデス文明を追ってみよう!

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

チチカカ湖は有名だけれども、何で有名なのか?が気に掛かったもので、ここからアンデス文明を追ってみよう

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

[チチカカ湖 - Wikipedia] によれば:

チチカカ湖

By Ursala Hudson:チチカカ湖

 

チチカカ湖と周辺地図

By es:Usuario:Haylli:チチカカ湖と周辺地図、中央下にIsla del Sol(太陽の島:インカ帝国の神殿と言われる島)と、その下に街Copacabanaが見える(コパカバーナはブラジルにある海岸線だが、チチカカ湖にもあったのだ)

 

チチカカ湖は、アンデス山脈のペルー南部とボリビア西部にまたがる淡水湖。標高は3810mほどである。「汽船などが航行可能な湖として世界最高所」と言われる。数少ない古代湖でもある。

標高3810mですから富士山より高く、アンデス文明はなにしろ高所に存在する

古代湖とはおよそ100万年以上存続している湖の呼び名。一般的に湖の寿命は数千年から数万年と言われている。これは、流入する河川からの堆積物で湖が埋め立てられるためである。しかし一部の湖は100万年以上の年齢をもち、なかには数百万年から2000万年以上の寿命を有する湖が存在する。このような湖を古代湖と呼ぶ。古代湖では水域が長期間に渡って存在するため、固有種と呼ばれるその湖に適応して独自の進化を遂げた生物による豊かな生態系が見られる。世界でも古代湖20箇所ほどでしか確認されていない

我々の知る古くて有名な古代湖は、まずバイカル湖2500万年以上の年齢)

チチカカ湖は、300万年の年齢

そして、何と琵琶湖が500-600万年の年齢で世界の古代湖に入っているではありませんか(知りませんでした!)

最も古い古代湖は、ザイサン湖と呼ばれるカザフスタンの湖で、何と6500万年以上の年齢(恐竜が絶滅した時を見ているのだ!)

By NASA:ザイサン湖(カザフスタン

 

チチカカ湖やその周辺には、先住民族が居住しており、トトラと呼ばれるを多数重ね合わせた浮島に居住している。

先住民族であるウル族が住むこうした浮島群はウロス諸島と呼ばれ、プーノ沖に大小100程度が集まり、約1500家族、5000人程度が暮らす。一部の島ではソーラパネルによる太陽光発電が行われている。

By Christophe Meneboeuf:トトラで作られたウル族の浮島

 

チチカカ湖に住む固有種の魚やなまずもあるのだけれども、唐揚げにして食するのだそうだが、名前を見てもイメージが湧かないので省きます

 

 

そうして [アンデス文明 - Wikipedia] である

アンデス文明とは、1532年のスペイン人によるインカ帝国征服以前に、ペルーを中心とする太平洋沿岸地帯およびペルーからボリビアへつながるアンデス中央高原に存在した文明。

メソポタミア文明エジプト文明インダス文明黄河文明といった文明と異なり文字は持たない

インカ帝国は文字を持たなかった(しかしメキシコで発展したマヤ文明は文字を持っていたので注意を要する)、ここで1532年と言えばシェークスピアの時代になる頃で、その段階で文字を持たない文明は組織上に弱かった、と想像される

By Chmouel:マチュ・ピチュ遺跡、15世紀のインカ帝国の遺跡だが、当時、その首都だったクスコは、さらに千メートル程高い3,400mの標高に位置する。

 

 

Wikiは、アンデス文明の大きな特徴として次の7点を挙げている

 

1.文字を持たない、代わりに「縄の結び目」で情報を記録していた

 

2.青銅器段階、鉄器を持たない、青銅器も広くは実用化されておらず、新石器段階に近かった(これでは、スペインとの戦争には勝てない!)

 

3.金や銀の鋳造が発達していた

 

4.家畜飼育が行われていた、ラクダ科動物のリャマが荷運び用として、アルパカが毛を利用するために、また食用としてテンジクネズミ(クイ)が飼育されていた

アンデス文明において荷運びに使われたリャマ(ラクダ科)

 

5.車輪を考え付かなかった、シュメールが今から5000年前に発明した車輪である

 

6.ジャガイモやサツマイモ等を主な食料基盤とする、世界の四大文明メソアメリカ文明穀物を主要食料基盤として発展したのに対し、アンデス文明では、穀物の主要食料源としての価値は低く、穀物資源を主な食基盤とした文明ではなかった

穀物ではトウモロコシがあるが、チャチャと呼ばれる「酒の原料」として利用されていたことが確認されており、食用ではなかった

 

7.アンデス特有の生態学的環境と文化・文明の発展に深い関係が見られる、他の旧大陸の文明がすべて大河沿いに発展してきたのに対して、アンデスでは、山間部や高原地帯の果たした役割が非常に大きい

 

 

う〜む、文字を持たない、鉄器を持たない、車輪も持たない、ではスペインに勝てないでしょうね!

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です

 

1月度その6:気になる点シリーズ➡渡りとアネハヅルのヒマラヤ越えと、、、

気になる点シリーズ➡渡りとアネハツルのヒマラヤ越えと、、、

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

アネハヅルのヒマラヤ越えの「渡り」は有名だけれども、一般に「渡り」はどの程度のものなのだろうか?が気になったので追ってみました

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

[渡り - Wikipedia] より:

渡り(Migration)は、生物がその生息地を移動すること。その移動が周期的に規則正しく、主に季節的に陸上あるいは空中を移動する現象を渡りという。水中の生物の移動は一般に回遊と呼ばれている。

なるほど、英語ではマイグレーションと言うのですか、気が付きませんでした


渡りには、生物の一生のうち何回も同じ移動サイクルを繰り返す移動から、自分の生まれた場所に戻ってきてそこで死滅する一回だけの移動もあり、その移動パターンにはさまざまであることが観察されている。渡りをする生物は、鳥類、魚類、哺乳類にとどまらず、プランクトンなどの無脊椎動物、昆虫、両生類、爬虫類でも渡りが見られる。

そうですか「自分の生まれた場所に戻ってきてそこで死滅する一回だけの移動」もあり、なんですか

 

渡りの理由は主に三つある。ひとつめは食べ物。食べ物を求めて豊富な場所に移動する。ふたつめは、繁殖のためである。産卵のために回遊するサケなどの魚類やウミガメの移動はその典型である。クジラ類も繁殖のために移動することはよく知られている。三つめは、気候的要因である。食べ物の生産は気候に大きく影響されているので、ひとつめの要因の食べ物と大いに関連している。一般には厳しい気候条件を避けるために移動すると考えられている。

なるほど〜

 

 

方向定位:

生物が特定の方向に向かって間違わずに遠距離を移動する能力は生物の謎の一つであり、興味深い研究テーマである。

単細胞生物を含めた多くの生物が光に反応する光受容細胞をもっており、この機能を利用して移動の方向を定めていることが知られている。

ふむ

 

鳥類の方向定位は、太陽星座など天体を利用していることがさまざまな実験から分かっている。さらに鳥類は海岸線などの地形上の特徴ある線も移動に利用していることが観察されている。

魚類ではサケが母川回帰することはよく知られており、それは嗅覚を利用して生まれた川のにおいを記憶していることが分かっている。

ウナギはどうなんだろうか?

 

 

そうして [アネハヅル - Wikipedia] である:

アネハヅルは、現在確認されている鳥類の中では特に高々度、5000から8000メートルもの高さを飛ぶ鳥として知られており、ヒマラヤ山脈も越える渡りをする。

 アネハヅルの画像

アネハヅル:全長約90cmと、ツル科の中で小さい。 

 

アネハヅル / 歩く / モンゴル | RM 動画 HD 804-290-936 | Framepoolストック映像

アネハヅルの親子:モンゴルで

 

アネハヅルのヒマラヤ渡り:全体で4分11秒:

youtu.be

しかしですね〜、高度8000mですよ! 気温はマイナス50度

何でそんな苦労をしてまで、モンゴルからインドへ渡るのでしょうか?

それは、4000万年前までヒマラヤ山脈は無かったからです

[パンゲア大陸 - Wikipedia] よりパンゲア大陸を示すと:

By Baumst

であって、これが2億年前の姿であり、その後、分裂し、特にインド亜大陸は4000万年前にアフリカ南部から北上移動しユーラシア大陸に衝突してヒマラヤ山脈を形成したのです、それは今も続いています

 

未だヒマラヤ山脈が形成される前から「渡り」をしていたアネハヅル又はその祖先は、ヒマラヤ山脈が形成されてもずっと「渡り」を続けているのです、恐竜の直系の子孫である鳥類は約1億年前から「渡り」をしていた、と考えられます(恐竜そのものは、6500万年前に絶滅しましたが)

高度8000m、気温マイナス50度で、年に2回!

私は、これを思う時、少し悲しくなるのです

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です

 

 

 

1月度その5:気になる点シリーズ➡ナスとジャガイモとパンゲア大陸と、、、

気になる点シリーズ➡ナスとジャガイモとパンゲア大陸と、、、

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

 

前回書いた記事「 1月度その4:気になる点シリーズ➡ジャガイモやトマトの原産地ってアンデス山脈でしたよね?」にて、ナス・ジャガイモ・トマト・唐辛子はすべてナス科の植物である事に触れました

ここで、宇宙の徒然を語るブロガー「まさき りお(id:rio-masaki)」さんから:

ジャガイモとナスの花と似ていますね?

なるコメントを頂戴し、ここにフォーカスして考察を進めたいと思います

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

ナスから行きます:

ナスの原産地はインドの東部が有力であり、インドでは有史以前から栽培されていたと考えられている

ナスはナス科ナス属の植物で原産地など熱帯地域では多年草、ナスの花は:

 

 

ジャガイモ行きます:

ジャガイモの原産地はアンデス山脈で、紀元500年頃にはチチカカ湖畔で栽培されていたと考えられている

ジャガイモはナス科ナス属の多年草植物で、ジャガイモの花は:

By Keith Weller

確かによく似ています

 

 

どちらもナス科ナス属という事は:

両者の遺伝情報が近い、という事です

 

しかし、考えてみて下さい、インド東部とアンデス山脈と、この両地域に遺伝情報が近い植物が存在するという事は、何を意味するのでしょうか?

それは:

ナスとジャガイモはかって共通の祖先を持ち、やがて地域分離し、インド東部でナス、アンデス山脈でジャガイモ

に別途進化した事を意味しています

この共通の祖先植物を:

ナスジャ

と名付ける事とします

 

 

パンゲアの分裂とナスジャの存在:

ここで [パンゲア大陸 - Wikipedia] よりパンゲア大陸を示す:

By Baumst

これが2億年前の姿であり、2億年前から分裂を開始し、現在の姿となった

 

一方、[植物の進化 - Wikipedia] によれば、約1億3千年前に「花」植物が現れ始めた

これは既にパンゲアが分裂を始めて7千万年経過している

従って、植物「ナスジャ」がパンゲア上地域的に一箇所に集中し、そこからパンゲア分裂に乗ってインド東部とアンデス山脈へ移動したのであれば

植物「ナスジャ」は「花」型植物に進化する前の形態の植物

である、という事になる

 

 

結論:

2億年前、ナスとジャガイモの共通祖先である植物「ナスジャ」は、パンゲア大陸上でアンデス山脈からインド東部にまで広がっていた

この時、「ナスジャ」は未だ「花」型植物ではなかった

やがて2億年前にパンゲア分裂が始まり、「ナスジャ」は各々独立に「花」型植物としてインド東部(ナスへ)とアンデス山脈(ジャガイモへ)とで進化した

パンゲア上、アンデス山脈とインド東部との間にはアフリカ南部があるが、ここで「ナスジャ」は何らかの理由で進化しなかった(淘汰された)

という事になります

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です

 

 

 

1月度その4:気になる点シリーズ➡ジャガイモやトマトの原産地ってアンデス山脈でしたよね?

気になる点シリーズ➡ジャガイモやトマトの原産地ってアンデス山脈でしたよね?

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

前から気になっていたのが、「ジャガイモやトマト」はアンデス山脈が原産地なのだけれども、何故だろう?もしくは他には無いのだろうか?でした

ので、今回はこの辺りを追ってみたいと考えております

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

アンデス山脈が原産地の作物

[アンデス山脈 - Wikipedia] によれば:

ジャガイモ

トマト

唐辛子

アンデス原産の作物とある(他にも知らない作物が沢山あるが、ここではこの3種に着目する)

 

各々について調べて見てみよう

ジャガイモ

[ジャガイモ - Wikipedia] より「アンデス山脈原産のナス科ナス属の植物」で、花は

By Keith Weller

 

トマト

[トマト - Wikipedia] より「アンデス山脈高原地帯原産のナス科ナス属の植物」で、花は

[ミニトマトの花が咲きました。脇芽はそのまま放置プレイ。 (*ノ▽ノ)イヤン - 葉ログ] さんより

 

唐辛子

[唐辛子 - Wikipedia] より「中南米原産のナス科トウガラシ属の植物」で、花は

鷹の爪の花

[唐辛子の花ってどんな花?花言葉から咲かない時の対処法まで、詳しく解説 - チリチリマガジン] さんより

 

何と、皆「ナス科」でした!!!

それでは「ナスは何処が原産なのか?」という疑問が自然と湧いてきます

[ナス - Wikipedia] より、ナスは「ナス科ナス属の植物」とあり、

原産地はインドの東部が有力である。インドでは有史以前から栽培されていたと考えられている。その後、ビルマを経由して中国へ5世紀ごろに渡ったと考えられており、多くの変異が生じていった

日本には7世紀から8世紀ごろに中国から伝わり、奈良時代から食されていたといわれ、東大寺正倉院の古文書で、「天平勝宝二年(750年)茄子進上」とあるのが日本最古の記録である

アンデス原産のジャガイモ・トマト・唐辛子とは独立に進化したように見えます

しかし

完全独立などと言う事は有り得ない!

でしょう?

この辺り植物の進化と分布(世界)は面白そうです、ただ、私は全くの素人です

最後に、ナスの花ですが

です

 

 

以上、お付き合い頂きまして、誠にありがとう御座いました

感謝です

 

 

 

1月度その3:気になる点シリーズ➡カイパー空中天文台ってカッコ良かったですよね?

気になる点シリーズ➡カイパー空中天文台ってカッコ良かったですよね?

 

 

現在、この黒点サイトでは、私事ですが忙しくなって来たもので「太陽黒点数の推移を追うシリーズ」のみを扱っております、数カ月前までは「木星衝合と巨大地震の相関を追うシリーズ」や「地磁気地震の相関を追うシリーズ」等もやったのですが、木星地磁気はかなりの集中力とエネルギーが必要で、とても現在の私の状態では扱えないのです

 

しかしながら、ベッドで寝っ転がっていると漠然と頭に浮かんで来る疑問がありまして、それは私にとっての未解決問題もしくは気に掛かる問題なのです

 

今回は、「そう言えばカイパー空中天文台ってのが在ったな、名前がカッコ良い、あれはその後どうなったのだろう?」と気になったので追ってみました

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

カイパー空中天文台

[カイパー空中天文台 - Wikipedia] とは:

カイパー空中天文台

カイパー空中天文台NASAが1974年から1995年まで運用していた航空機搭載の天体望遠鏡システム・空中天文台天文学者ジェラルド・カイパーにちなんで命名されている。

という事で、大気の影響を除く為に航空機に望遠鏡を搭載し、高空(成層圏)にて観測する訳である

主に赤外線分光による観測を目的としていた。

確かに、赤外線は大気成分により大きく吸収されてしまうから、高空(成層圏)での観測は有効でしょう

機主と主翼の間にある黒い窓の所から望遠鏡で観測する訳です

カイパー空中天文台は1997年に天王星の環を発見したほか、1988年には冥王星大気の観測に成功。そのほか、エッジワース・カイパー・ベルト天体の観測で大きな成果をあげている。

私は、大気の影響を除くには航空機に赤外線望遠鏡(分光器)を載せて、成層圏から観測すれば良い、という当たり前の話をいとも簡単に実行し成果を挙げてしまうアメリカの実行力が好きでした

所で、

 

 

エッジワース・カイパー・ベルト天体とは?

[エッジワース・カイパーベルト天体 - Wikipedia] によれば、海王星より外側の天体で、オールトの雲や内オールトの雲よりは内側の天体、との事で単にカイパーベルト天体とも言い、

道長半径が約30 au~約50 auの天体を指す。

具体的には、冥王星族(海王星の重力影響を受ける冥王星と似たような軌道を持つ天体群、最近はこのように言う)や、キュピワノ族(40au〜50au軌道を公転する天体群で、海王星の重力影響は受けない)を言う

カイパーベルト天体 By WilyD

N(Neptune:海王星)の外側の天体群(青色や黄色)がカイパーベルト天体、XY軸はau

ちなみに、Jは木星、Sは土星、Uは天王星

Jの木星と同じ軌道上のグレー群は木星トロヤ群と呼ばれ、ここにも木星の重力影響を強く受ける天体群が存在しています(知りませんでした!)

 

 

カイパー空中天文台の後継機は?

それはボーイング747機に望遠鏡を搭載した機体でSOFIAと呼ばれ、2010年から運用が開始されています

飛行中のSOFIA。

By NASA photo / Jim Ross

 

SOFIA with open telescope doors.jpg

By Carla Thomas/NASA

これまたカッコ良いです!

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座います

感謝です

 

1月度その2:太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!

太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 黒点数とS&P500と恐怖指数VIXの推移を追う!

 

2017年1月〜2020年12月までの48ヶ月間の黒点数の推移とS&P500と恐怖指数VIXの推移を示します、月一の報告です

・ 黒点数はその月の一日当たりの平均値で、月初に前月値が国立天文台三鷹太陽観測さんから公開されています

・ 米国の株価指数S&P500とは、米国の代表的企業500社の株価から算出される指数、S&P500は数ある株価指数の中で特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されています

・ 米国の恐怖指数VIXとは、シカゴ先物30日のS&P500値から計算される乱高下を示す度合い、と言われますが(だから恐怖指数、値が大きいほど乱高下が激しい)、私も計算式もしくは詳しいアルゴリズムを知っている訳ではありません

・ S&P500は翌月初の始値を40.0で割った数字を表示しています、VIXは翌月初の始値で、ここで終値は1月1日の始値であり、どちらも月当たりの平均値ではありませんのでご注意下さい、値はYahooさんからどちらもダウンロードしています

f:id:yoshihide-sugiura:20210110075330p:plain

 S&P500とVIXを見ると順調に乖離しているように見えます、即ち、S&P500は上がり続け、VIXは下がり続ける、という事です、但し、VIXは20を下回って安定状態に入ると言われており、まだ不安定な状態が続きそうですが、20迄下げて来ている、とも言えます

 

さて、どうなるのでしょう?

 

 

 太陽黒点数ですが、サイクル25は2019年12月に始まった、とされており、12月度の黒点数は南半球にのみ現れました

サイクル24は2008年12月に始まりましたが、2008年9月にはリーマンショックがありました、サイクル25は2019年12月に始まりましたが、2020年3月には新型コロナによりS&P500は暴落し底値を付けています

 

● このままですとサイクル26は2030年12月に始まるのですが、その前後にも株価暴落が来るのでしょうか?サイクルの始まる年月のプラスマイナス3ヶ月程度に暴落が来る、と言えるでしょうか?

 

さて、どうなるのでしょう?

 

 

尚、投資はすべて自己責任にてお願い申し上げます

 

以上です

 黒点数の推移にご興味のある方は「読者」登録されますと、更新時にメッセージが届きますので、たいへん便利かと存じます。

 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。

 

免責:

本ブログにおけるデータハンドリングと解釈・プログラム作成・結果としての内容などに関し、本ブログ著作者はいかなる責任を負うものでもありません。

引用:

[1] 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測

[2] List of solar cycles - Wikipedia