2月度その3:太陽黒点数の推移を追う ➡ 昨年12月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!
太陽黒点数の推移を追う ➡ 昨年12月度黒点数に対する三鷹さん見解が出る!
12月度黒点数に対する三鷹さんの見解が出ました(02/06)[国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 三鷹太陽地上観測]
そこで、12月黒点数グラフとその時の私の記事を再度アップ致しますと:
2016年1月〜2019年12月迄・48ヶ月間の太陽黒点数推移
三鷹太陽地上観測さん測定の月平均黒点数・48ヶ月(4年分)を表示(©国立天文台)。
2019年12月は平均0.61個で、 北半球は0.00、 南半球では0.61
2019年11月は平均0.52個で、 北半球は0.52、 南半球では0.00
2019年10月は平均0.00個で、 北半球は0.00、 南半球では0.00
12月は何と南半球に黒点が出て北半球ではゼロでした、これはこの48ヶ月間で始めて、です
いよいよサイクル25の始まり、のハズです
昨年の12月でサイクル24が始まって11年が経過しており、黒点周期の11年が裏付けられた、と思います
ただ正式発表は13ヶ月平均を取るハズなので、まだ半年位はかかると思います
* これについて三鷹さんの見解は:
12月は、三鷹の黒点観測日数18日間に対し17日が無黒点日でした 。月平均黒点相対数で見ると三鷹の観測では、全球で0.61、北半球が 0.00、南半球が 0.61 でした。フレアの発生数で見ても12月は非常に低調で、、、太陽の磁気活動は、引き続き2017年の終わりから続く極小期の水準を維持しています
であり、
この様に低調な太陽の磁気活動ですが、11月に引き続き次の太陽活動周期 (第25太陽活動周期) の立ち上がりを示唆する黒点群が2つ観測されました 。このうちNOAA AR 12753は、第25太陽活動周期の特徴を示すものとしては初めて1日程度を超えて存続した双極型の黒点群でした。
これが、そのNOAA AR 12753の写真です、左右に点が分かれて見えます
クレジット国立天文台
この第25太陽活動周期の特徴を持つ黒点群は、12月24日から26日にかけて3日間存続した (太陽フレア望遠鏡 連続光撮像装置)。
そこで、まとめとして:
一般に1つの太陽活動周期内での黒点群の出現緯度を見ると、活動周期の始まりでは比較的高緯度 (30度程度) に現れ、活動周期の終わりでは低緯度 (赤道付近) に現れる傾向があります。また各黒点群内での東西の磁極の並び順を見ると、北半球、南半球それぞれで周期ごとにほぼ決まった磁極の並びを示します。12月に出現した2つの黒点群は、第24太陽活動周期ではなく第25周期の特徴を示しています。この様な黒点はこの2年ほどで何度か現れているのですが、どれも1日程度以下の寿命を持つ短命で微小なものでした。今回のNOAA AR 12753のようにはっきりと数日間にわたり存続したのは初めてです。いよいよ第25太陽活動周期の特徴を持つ黒点群が安定して出始めているのかもしれません。
という事で、これはもうサイクル25は始まっていますね、次はいつ始まったのか?でして、13ヶ月移動平均を取りますので、私は2019年10月であった、となると予想しています、まぁ、株の底値と同じで過ぎ去ってから、あぁ、あそこが底値だったんだ、と分かるようなモンです
しかし、私は、活動周期の始まりで比較的高緯度に出現する、とは知りませんでした、面白いです、そして活動周期の終わりで赤道付近ですか、ふむ〜、何故だろう?
三鷹さん、今後とも観測と見解、よろしくお願い致します
以上です
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・ 本ブログ題名「なぜ地球磁極は逆転するのか?」と件名「太陽黒点数の推移を追う!」は内容に於いて一致しません。 これは、はてなブログ無料版を使っている上で成行き上そう成ってしまったからです。 これを回避するにはproに行くしかないそうです。 現在、proに移行する計画は無く、当面このままで行くしか無い状況です。 混乱させて大変申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
・ 尚、太陽の黒点に関する一般的な解説は、こちら: [太陽黒点 - Wikipedia]
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