なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/エルニーニョ/世界の地磁気変動を追っています

9月度その6 世界の北方磁場強度シリーズ➡フランスはシャンポンの北方磁場変動3年を加える!

世界の北方磁場強度シリーズ➡フランスはシャンポンの北方磁場変動3年を加える!

前回アップしたカナダの3地区にフランス・シャンポンラフォレCLFを加えました

日本の柿岡は毎月20日過ぎ頃の開示となりますので、ここで、一旦コメントを少し加えた記事をアップ致します

グラフ数が非常に多くなっております、結果を知りたい!と思われる方は最後のグラフヶ所をご参照下さい

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

まず、地磁気一般と当ブログモデルと電離圏一般です

地表の磁場強度マップ2020年

ESAより地球全体を示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20210826182214p:plain

IGRF-13より北極サイドを示せば、

f:id:yoshihide-sugiura:20210826182616p:plain

 

当ブログの磁極逆転モデルは:

1.地球は磁気双極子(棒磁石)による巨大な1ビット・メモリーである、地球内核は単結晶の固体鉄であって永久磁石として磁場方向を記憶している

2.この1ビット・メモリー書き換え可能外核液体鉄は鉄イオンと電子の乱流プラズマ状態であり、磁力線の凍結が生じ、磁気リコネクションを起こし、磁力線が成長し極性が逆で偶然に充分なエネルギーに達した時に書き換わる

[世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 ~ようやく手が届いた地球コア~ — SPring-8 Web Site] さんの図に説明追加させて頂ければ:

f:id:yoshihide-sugiura:20210407061301p:plain

3.従って地球磁極の逆転は偶然の作用であり予測不可でカオスである

 

当ブログの磁気圏モデルは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210422175415p:plain

 

極地電離圏における磁力線形状として:

f:id:yoshihide-sugiura:20210525070739p:plain

 

地磁気方向定義とは

f:id:yoshihide-sugiura:20210423042502p:plain

 

電離圏とfoF2とは [電離層(Ionosphere)について解説] さんより

f:id:yoshihide-sugiura:20210827173546p:plain

上図は昼の状態で夜から昼への移行モデルを示せば [Ionosphere - Wikipedia] より、By Carlos Molina

電離圏S4シンチレーションマップはオーストラリア政府 [SWS - Section Information - About Ionospheric Scintillation] より

f:id:yoshihide-sugiura:20210907163716p:plain

 

 

 

ここからが記事本文です

北方磁場強度のグラフは太陽が昇る順番、シャンポン➡オタワ➡ミーノック➡ビクトリアの順で提示致します

 

北方磁場強度の最小値と最大値3年間です

シャンポンCLFは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906190907p:plain

少しの増加です、Y軸ピッチは100nTです

 

オタワOTTは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906041230p:plain

磁場強度は急激に増加しています(地球磁場は全体で減少しているのに、です)

 

ミーノックMEAは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906044156p:plain

磁場強度そのものが他の2地区に比べ小さいです(約75%程度)MEAはカナダ北方磁場強度ピークに近いのでZ方向に引きずられている為と思われます

 

ビクトリアVICは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906061549p:plain

微増であり、Y軸は50nTピッチにしてあります、オタワと時差約1.5時間程度のビクトリアでこうも平坦になるのか、と思います、私には急激に磁場強度が増加するオタワが特異である、と思えます

 

北方磁場強度・最小値と最大値の観測時刻です

シャンポンCLFは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906191114p:plain

最小値シアン1帯、最大値マジェンタ2帯、でしょうか?

 

オタワOTTでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906041313p:plain

シアン1帯とマジェンタ1帯の2帯構造と言えるでしょう

 

ミーノックMEAでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906044236p:plain

シアン2帯とマジェンタ1帯になりました

 

ビクトリアVICでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906061617p:plain

シアン2帯とマジェンタ2帯の4帯構造となっています、私にはこれが標準であるように思えます

 

北方磁場強度・最小値と最大値の時刻別カウントです

シャンポンCLFは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906191305p:plain

シアン1ピークと何とかマジェンタ2ピークでしょう

 

オタワOTTでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906041339p:plain

極めて強い最小値シアンの単一ピークが見られます

 

ミーノックMEAでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906044306p:plain

最小値シアンが2ピークに分裂しました

 

ビクトリアVICでは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210906061636p:plain

最小値シアンと最大値マジェンタが各々2ピーク、全体で4ピークが出現しています

 

 

ここで、最小値がシャープなピーク特性を示す所から、最小値分析を進めています

シャンポンCLF・オタワOTT・ミーノックMEA・ビクトリアVICの最小値の時間別カウントは:

f:id:yoshihide-sugiura:20210907104711p:plain

こうなりました

凡例に各位置の北緯を示してあります(太陽の昇る順番は東から順にシャンポン➡オタワ➡ミーノック➡ビクトリアです)

最小値観測の現地時刻をピーク値の右に示してあります、30分単位で丸めての表示です、ミーノックとビクトリアは同時刻台に最小値を観測しています、この現地時刻は経度から別途計算した数値であり現地で使われている行政上の時刻とは異なります

 

シャンポンのピーク値が小さくシャンポンは全体として平坦化されています、バグか?と思い調べましたがバグではありませんでした

太陽が昇る順に最小値ピークが観測されるのはよいとして、カナダ3地区に比べシャンポンのピーク値が低い事が特徴です、シャンポンはカナダ3観測点に比べ最小値観測時刻が分散している、と言えます

シャンポンはビクトリアと同程度の北緯であり、北緯度そのものが原因ではありません

f:id:yoshihide-sugiura:20210907163716p:plain

しかし、冒頭にありますシンチレーションマップを見て頂けるとカナダ3地点は北極圏シンチレーションベルトに近く、CLFは遠い事が分かります

ここからシンチレーションベルトに近い地点では最小値がシャープに出て遠い地点ではブロードに分散するのではないか?と考えられます

このシンチレーションマップは例えばUTC1時間おきに観測した結果の合成です(詳細は載っていませんでしたが)

夜はD層とF層の2層で昼はそれが4層に拡大分離する電離圏ですから、夜昼を含めた地球全体が一様にシンチレーションを起こすハズがありません

しかしシンチレーションマップのサンプルは極めて少なく、2例しか見当たりませんでした、当ブログとしてはあるUTC時刻における地球半分程度のシンチレーションマップ(オリジナルデータ)が見たいのです(GPS衛星を使っているから地球全体は同時に見れないので!)

まだまだ色々と模索を続けると思いますが、時間はかかりますが、少しずつ分かって来ている感触があります

次は20日過ぎには柿岡KAKを追加致します

 

 

 

 

以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました

感謝です