8月度その14:エルニーニョ南方振動ELSOを追うシリーズ:エクアドル沖のガラパゴス諸島近傍の海面温度変化を測定する!
エルニーニョ南方振動ELSOを追うシリーズとして、新たにエクアドル沖の海面温度の変化を測定グラフ化し、追加する事としました
最終的には黒点数の推移と合わせて、黒点数の変化と海面温度の変化の相関、を見てみようという事です
従いまして、月単位で4年間の変化をグラフ化する、が最終目標となります
今回この記事は説明の為、独立した記事としておりますが、来月よりエルニーニョ記事に組み込まれます
お付き合い頂ければ幸いです
測定する場所としては、赤道(北緯0°)西経90°の地点1点のみとしました
図1:2023年8月10日(JST)における北緯0°西経90°における海面温度
この日2023/08/10のこの地点の海面温度は26度になります
温度の測定は、右のカラー・バーから目視により読み取っています
25度の黒線が出ていますので、これがガイドになります
所で、北緯0°西経90°地点は、ガラパゴス諸島の近傍(北東)に当ります
図1北緯0°西経90°地点の左下に小さく出ている白い点が、ガラパゴス諸島です
エルニーニョ・ラニーニャは、大局的にはペルー沖の領域における海面温度の高低を指し示しますが、ここでは南米沖赤道直下の1点の海面温度変化を測定する事とし、それはガラパゴス諸島近傍であり、ガラパゴス諸島はエクアドル領内ですのでエクアドル沖としています
2023/08/10のみの測定ですが、グラフプロットすると以下の如くとなります
図2:N0°W90°海面温度の変化
まだAug23の1点のみですが、毎月測定点を増やしてゆきます
気象庁さんのエルニーニョ速報が毎月10日ですので、毎月10日頃の海面温度をプロットしてゆくことになります
今後、エルニーニョ・シリーズにはこのようなグラフ・プロットが追加されます、という記事でした
以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました
感謝です!