なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

11月度その12:オゾン全量シリーズ ➡ 北半球高緯度カナダのオゾン全量を追う!

オゾン全量シリーズと名付けた新しいシリーズを続けています

 

北半球高緯度のカナダにおいては、オゾン全量が冬場に極めて多くなる

これが冬場にオーロラが多発する一因となっているのだろうか?

これを検証するために、まずは毎月のオゾン全量データを取ろう、という事です

現在、オーロラ帯の真夜中12時頃にオーロラが多発する原因は、夜間に広がるプラズマシートにおける磁気リコネクション・プラズマ爆発によるものである、が結論です

そしてオーロラ帯に属する観測点ではLT午後にマジェンタ最大値ピークを迎える訳ですが、これはオゾン全量が原因だろう、と思っています

 

冬場に数値が大となるオゾン全量はオーロラ多発と関係はあるのか?を考察してゆきたい、と考えております

 

 

お付き合い頂ければ幸いです

 

 

 

元のデータは気象庁さんのこれです 気象庁 | 月平均オゾン全量の世界分布図

オゾンデータは2ヶ月前が最新です

図1:2023年9月の月平均オゾン全量・世界マップ

上図1よりカナダ北部2点に絞って、目視により数値を読み取っています

カナダ北部2点とは、北緯60°西経60°と北緯60°西経90°の2点です

図1の例で、数値を読み取りますと、2点におけるオゾン全量は:

北緯60°西経60°:(310+280)/2 = 295 空色なので

北緯60°西経90°:(310+280)/2 = 295 空色なので

となります

 

これを2023年2月から9月までグラフ化したものが、

図2:カナダ2点のオゾン全量の変化

こうなります

1月は高緯度データが入っていなかったので、2月からとしました

北半球高緯度冬場のオゾン全量は非常に多いのですが、それが春から夏になると急激に減少する(線形に減少する!)様子が分かります

何故、オゾン全量は北半球冬場に多いのでしょうか?そして、こうも綺麗に春から夏にかけて線形減少するのでしょうか?

9月も減少しました!

その辺りを、これからオゾン全量シリーズとして、追ってゆく事になります

 

そして、これが冬場のオーロラ多発と関係があるのか?の考察です

現時点ではオゾン全量とオーロラ多発にどのような相関があるのかは、全く検討が付きません!

 

 

コメントバック

リオ同志(id:ballooon)!

コメントありがとう御座います、感謝!

 

>オーロラ帯3ヵ所のスペクトルは、夜中頃?にかなり大きく下(最低値)に振れるんですね~

???

あっ、スペクトルではなく、波形ですね?

確かに仰る通りです、気が付きませんでした!

真夜中に大きくダウンシュートする、という事実と、真夜中にオーロラが観測されやすい、という事実の相関は取れるのでしょうか?

少し考えてみます!

 

>オゾン全量、10月は増えるでしょうか?楽しみですね!

そうなんです、9月でまだ下がっていますから、今年は暑いので10月もまだ下るか?と思わせます

いずれにせよ2−3年分くらいのグラフを取らないと傾向は分からない、と考えています

 

以上でした

コメバック終わり

 

 

 

以上、お付き合い頂きまして、ありがとう御座いました

感謝です!