11月度その24:北方磁場強度シリーズ ➡ GOESは、Xray Fluxの測定も行っていた!
11月25日に磁気嵐が柿岡Kインデックスで確認されています
図1:Kインデックス@柿岡
25日にK=5が連続しています
調べてみたらGOESはXray Flux測定も行っている事が分かりました!
そこで早速Xray Fluxデータをダウンロードしグラフ化してみました
図2:NOAAサイトのXray Fluxグラフ
サイトのグラフはG16のLong(長波長X線)上とG16のShort(短波長X線)下が示されていましたが、ダンロードデータにはG18のLongとShortしかありませんでしたので、G18のShort(0.05-0.4nm)を選んでグラフ化しました
観測期間は11月23日〜25日の3日間です
尚、あまりにゴチャゴチャするので、Xray Fluxはまずこれ単体で報告致します
お付き合い頂ければ幸いです
図3−1:23日〜25日のXray Flux波形
これまた初日23日と24日に変動が集中です
その意味ではElectron Fluxに近い動作、に見えます
G18の経度は137°ですのでUTとの時差は、9.13時間です
この時差を考慮してイエローナイフYKCやフォートチャーチヒルFCCの地磁気変動との相関を調べなければいけません
またY軸ですが、単位はWatts/m^2であって、これをMev表示するといかほどになるのか?も調べる必要があります
図3−2:図3−1のXray Fluxスペクトル
24h成分や12h成分や8h成分といった常識的な成分はそれほど強く出ませんでした
一番強い成分は、Idx=6の14.4h成分です
尚、地磁気データはカナダ地磁気データさん [Digital Data from Canadian Magnetic observatories] からダウンロード、
GOESデータはNOAAさん [GOES Magnetometer | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center] からダウンロードしています
ここに皆々さま方に深く感謝申し上げます
以上、お付き合い頂き、誠にありがとう御座いました
感謝です