なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

12月度その14:新たなUSGS観測所セット ➡ が決まりました、こんな感じになります、よろしく、です!

新たにオーロラ帯に属するBRW(ウトキアグヴィクと読む!?)を加え、USGS観測所セットが決まりました!

以下、ご紹介申し上げたく

 

お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m

 

 

 

図1:USGS観測所マップ

より、BRWはUSで最北の街です、ウトキアグヴィク - Wikipedia によれば、

アメリカ合衆国最北端の都市である。人口は4,373人(2013年推計)。住民の大部分が先住民族イヌイットであり、アラスカ州最大のイヌイット集落としても知られている。

なるほど〜

旧名称はバロー(英,Barrow)であったが、2016年12月1日、バロー市は公式名称を、イヌピアットの言語で「野生の根(根菜)を集める場所」を意味するウトキアグヴィク(Utqiaġvik)に改めた。 

根菜を集める場所(市場)ですか、なるほど〜

アラスカ最北部、ウトキアグヴィクを含む東西400km、南北150kmの領域には、楕円形の湖が無数に分布する。いずれも南の山脈から下ってきた過去の氷河が形成した地形である。湖の規模は長軸の長さが1kmから10km程度と変化に富むが、いずれも長軸の方向が北北西から南南東方向にそろっている。 

あっ、これ面白いです、何かあります!

コリオリの力ですかね、コリオリ力でこうなりますかね?

北極圏内に位置するウトキアグヴィクは1年を通して寒く、最も暖かい7月・8月でも平均気温が摂氏3-4度ほどにしかならない。冬の寒さは極めて厳しく、氷点下30度近くまで下がる。平均気温が摂氏0度を上回るのは6-8月の3ヶ月だけで、あとは氷点下である。また寒いため空気中の水分はほとんどなく、1年を通して降水量が少ない。

きびしい〜!

また北極圏内に位置することから、毎年5月10日から8月2日の85日間は太陽が沈まず、白夜となる。反対に冬は、11月18日から1月24日までの68日間にわたって太陽の昇らない日が続く。

凄いですね?凄すぎます・・・

 

 

それでは、まず、USGS観測点の位置マップを取ります

図2:USGS観測点の位置マップ

 

続いて、各観測点の磁力線高度マップです

ここで、BOUがLT12時頃に最小値を付ける理由をまとめておきます

図3:USGS観測点の磁力線高度マップ

高度150knから800kmに電離層(F層とF1/F2層)

電離層 - Wikipedia より、F層とF1/F2層を取りました

高度2,000kmから5,000kmにバンアレン内帯

ヴァン・アレン帯 - Wikipedia より、

ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいており、内帯と外帯との二層構造になっている。赤道付近が最も層が厚く、極軸付近は層が極めて薄い。内帯は赤道上高度2,000 - 5,000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い

文献により数値はバラけるのですが、ひとまずWikiで揃えます

F2層800kmより上部は外気圏と呼ばれ高さは10,000kmに及び 外気圏 - Wikipedia によれば、

外気圏の最外層は水素とヘリウムから構成されており、ジオコロナと呼ばれる

外気圏の最外層が水素とヘリウムですから、800kmから2,000km程度の所には未だ酸素や窒素などの電離されやすいガスもあるのだろう、と思います

 

さて、こうしてLT12時頃(正確にはLT11時頃か?)に太陽光により電離されたガスが磁力線に巻き付いて(ジャイロ運動)背景磁場を減衰させます

太陽がLT12時を過ぎれば電離は収まり、再び磁場強度は元に戻ります

これがLT12時頃に磁場強度最小値を付ける理由でした!

 

図4:BOU波形:2023-12-02_to_12-05UT:北緯40.1度

 

 

続いて新たに加えたウトキアグヴィク波形も加えます

図5:BRW波形:2023-12-02_to_12-05UT:北緯71.3度

 

参考の為、同じ時期のCMO波形も、

図6:CMO波形:2023-12-02_to_12-05UT:北緯64.9度


図5と図6、BRWとCMO、どちらもY軸は変動幅3000で揃えましたが、BRWの方が細かな振動が多いです

あッ、きりがないので、この辺で打ち切ります

 

 

 

 

以上、お付き合い頂き誠にありがとう御座いました

感謝です