なぜ地球磁極は逆転するのか?

太陽黒点数/オゾン全数/エルニーニョ/太陽活動と米国日本の地磁気変動を追います!

磁気嵐

6月度その24:磁気嵐_北極域_地磁気変動 ➡ フェアバンクスCMOにアラスカ・ウトキアグヴィクBRWを加え、波形を取りました!

フェアバンクスCMO(北緯64.9度)にアラスカ・ウトキアグヴィクBRW(北緯71.3度)を観測点として加え、地磁気変動波形を取りましたので、ご報告です お付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します まず6月16/17/18/19/20日の柿岡K-indexグラフです 図1:柿岡…

6月度その23:私のミラー対称電流_説明は間違い! ➡ 反時計方向同相電流が正解 ➡ その根拠を示します!

私のミラー対称電流の説明が間違っていた件について、直前の記事: 6月度その22:北方磁場強度シリーズ ➡ 磁気嵐時フェアバンクスCMOの地磁気波形ダウンシュートの説明文が間違っていました!!! - なぜ地球磁極は逆転するのか? にて取り急ぎご連絡させ…

6月度その22:北方磁場強度シリーズ ➡ 磁気嵐時フェアバンクスCMOの地磁気波形ダウンシュートの説明文が間違っていました!!!

数日前にアップした 6月度その20:北方磁場強度シリーズ ➡ フェアバンクスCMO_LT0時ダウンシュートの謎を追う! - なぜ地球磁極は逆転するのか? ですが、私の説明文に完全なる誤りがありました! 大気のてっぺん50のなぜ|32.どうして電離圏には電流が流…

6月度その20:北方磁場強度シリーズ ➡ フェアバンクスCMO_LT0時ダウンシュートの謎を追う!

宇宙の徒然を語るブロガー「マサキリオ」(id:ballooon) さんと、柿岡にて3日連続K-index=4 (1部5を含む) が観測された時のフェアバンクスCMOダウンシュート地磁気波形に関するコメントのやり取りで、 「CMO3日目のダウンシュートが遅い、もっと早い時刻に…

6月度その19:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ アルヴェーン波と磁場の凍結について調べておこう!

まず、アルヴェーン波ですが、これが難しい!!! 例えば アルヴェーン波 - Wikipedia には アルヴェーン波とは、磁気流体波の一種で、ハンネス・アルヴェーンによって発見された。磁場中のプラズマの中を伝わる横波で、磁場と垂直に電流が流れたときに発生…

6月度その18:磁気嵐シリーズ ➡ 6月15日UT柿岡でK-index=4と5を観測、GOES衛星とUSGS各観測点の後半6月15/16/17日対応に入る!

6月15日UTに柿岡でK-index=4と5を観測しました 以下にその時USGS6月13/14/15日対応の記事をアップしています 6月度その16:磁気嵐シリーズ ➡ 6月15日UT柿岡でK-index=4と5を観測、GOES衛星とUSGS各観測点の対応に入る! - なぜ地球磁極は逆転するのか…

6月度その17:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ リングカレントの根源 ➡ 東から西に向かう電場Eとは、このことかッ!!!

リングカレントに関する記事を読むと「東から西へ向かう電場E」が当然暗黙の了解条件として語られます 例えば リングカレント - Wikipedia より、 リングカレントとは、惑星磁気圏の磁場に捕捉された荷電粒子がつくる電流で、赤道環電流とも言う。 と実に簡…

6月度その16:磁気嵐シリーズ ➡ 6月15日UT柿岡でK-index=4と5を観測、GOES衛星とUSGS各観測点の対応に入る!

6月15日UTに柿岡でK-index=4と5を観測しました USGSの観測上限が3日ですのでUSGSに関しては、 6月13/14/15日の3日間(X線は磁気嵐発生の2日前くらいに到着するので)と 6月15/16/17日の3日間(K-index磁気嵐の後で陽子線束が異常上昇する事があるので)…

6月度その15:北方磁場強度と磁気嵐に関係する ➡ 地磁気各観測点の地軸赤道上高度の磁力線高度も求め、マップを作っておこう

リングカレントが地軸赤道上を流れる事が明白となったので、磁気赤道上空(これが最高高度)のみならず、地軸赤道上の高度も求めてマップに記載しました お付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します 北磁極は北緯90度から7.3度傾いていますので、計算…

6月度その14:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ 電離圏に東から西に向かう電場が存在する理由が私なりに分かりました!

電離圏には東から西へ向かう電場が存在する、について理由が分かりました(私なりにですが、、、) ついてはご説明致したく お付き合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます まず、気象庁さん 地磁気観測所|基礎知識|空中電気 より 地球の大気中には…

6月度その13:磁気嵐と地磁気変動を考える時 ➡ リングカレントとは何かをシッカリ抑えておこう!

赤道環電流(リングカレント)とは何か?どうして発生するのか?発生してどのような影響を及ぼすのか? 等々について、ここで一旦、落ち着いて調べておこうと思います という訳で、本日はリングカレントについて、の勉強です お付き合い頂けますよう、よろし…

6月度その12:北方磁場強度と磁気嵐に関係する ➡ 各観測点の磁力線高度を求めマップを作っておこう

北方磁場強度と磁気嵐に登場する米国と日本の各観測点について、磁気赤道上の磁力線高度マップを作る必要があります その為には、まず地軸座標上における各観測点の位置関係も知る必要があります そこで、本日は最終目標である磁気赤道上の磁力線高度マップ…

6月度その10:磁気嵐シリーズ ➡ 6月8日/9日/10日と3日間に渡りGOES衛星が観測した異様な陽子線束密度の上昇は何なんだ?! ⬅ 地上観測点にコロラド・ボルダーBOUとプエルトリコ・サンファンSJGとベイセントルイスBSLとグアムGUAを追加

地上観測点にコロラド・ボルダーBOUとプエルトリコ・サンファンSJGとベイセントルイスBSLとグアムGUAを追加しました! 最後の所にあります 6月7日9時から18時まで柿岡で観測されたK-index=4群について昨日、 6月度その9:磁気嵐シリーズ ➡ 磁気嵐レポ…

6月度その9:磁気嵐シリーズ ➡ 磁気嵐レポートは、こんな感じになります!

磁気嵐_発生時における処理シーケンスは次の通りとなります 1.気象庁さん発NICTさん経由で柿岡K-indexグラフが掲示される ここでK-index=4以上が在れば磁気嵐発生の可能性が高い 柿岡K-indexグラフの一番右側1日分24h内にてK-index>=4の磁気嵐が発生した…

6月度その3:磁気嵐シリーズ ➡ 6月3日UTに柿岡でK-index=5を観測、G16のX線電子陽子・各流束を測定します!

6月3日21時〜24時UTに柿岡で、K-index=5 が観測されています! そこで、5月31日から6月5日まで5日間、G16(X線流束・電子流束・陽子流束)測定結果をグラフ化しました お付き合い頂ければ幸いです m(_ _)m 図1:2024年5月31日から6月5日UTの柿岡KAK_K-index …

6月度その2:北方磁場強度シリーズ ➡ フーリエ解析を目的とした、6月度の準リアルタイム磁場強度を測定する4日間を決めておきましょう

6月度のエルニーニョ記事を書く前に、準リアルタイム北方磁場強度を測定する4日間を決めておきましょう NICTさん 予報 | 電離圏領域 | 宇宙天気予報 の柿岡K-indexグラフから決定します その前に北方磁場強度測定の経緯をまとめておきます 1.全世界の磁…

12月度その10:柿岡 K-index 磁気嵐シリーズ ➡ 2023年12月5日UT、柿岡でK-index=4が検出された際、観測されたBOUの謎?!

2023年12月5日UTに、柿岡でK-index=4が6時間に渡って検出されています 「12月度その9」で12月2日〜5日の、CMO, BOU, SJG, G16, G18の北方磁場強度波形を報告致しました その際、観測されたBOU波形が、ど〜しても謎なのです、私には! そこで、BOUの謎を…

12月度その9:柿岡 K-index 磁気嵐シリーズ ➡ 2023年12月5日UT、柿岡でK-index=4が観測されています、CMO, BOU, SJG, G16, G18の北方磁場強度波形を測定します!

2023年12月5日UTに、柿岡でK-index=4が6時間に渡って検出されました 「12月度その8」で、12月2日〜5日の、X線流束、電子流束、陽子流束、を報告しました 陽子流束にはシングルパイクが載っておりました 今回は、CMO, BOU, SJG, G16, G18の北方磁場強度波…

12月度その8:柿岡 K-index 磁気嵐シリーズ ➡ 2023年12月5日UT、柿岡でK-index=4が観測されました、G16X線流束, 電子流束, 陽子流束を測定します!

2023年12月5日UTに、柿岡でK-index=4が6時間に渡って検出されました ので、これを追う事にします お付き合い頂ければ幸いです まずは柿岡のK-indexグラフ、続いてG16のX線流束グラフ、G16の電子流束グラフ、G16の陽子流束グラフを取ります G16各グラフのY軸…

12月度その7:磁気嵐シリーズ ➡ 今後の進め方を考える・・・それは磁気嵐かつUS観測点!?

カナダ観測点が元の状態に戻らない事を想定して、今後の進め方を検討する必要があります カナダが駄目となると、もうUSしか残っていません USデータはUSGSという政府系サイトが運営しているのですが、なかなかアクセスが難しかったです!もっと簡単にアクセ…

12月度その5:X線スパイクと磁気嵐とオーロラ・シリーズ ➡ 磁気嵐を、もう一度勉強しておこっかな?

今ひとつ、分からなくなってしまいました! 図1:G16絶対値波形、2023年11月29日〜12月1日 磁場強度が異常増加したので、反作用として磁場強度を減衰させる方向に電流が励起され(流れ)、磁場強度が減衰した:12月1日正午UT頃、それは12月1日午前7時LT頃(G16…

12月度その4:X線スパイクと磁気嵐とオーロラ・シリーズ ➡ オーロラ・ジェット指数(AE指数)とは?

現在、低緯度オーロラを引き起こした23年12月1日のイエローナイフYKC地磁気変動グラフは未だ取れていませんが、前回の記事「12月度その3」でG16とG18の磁場強度減衰原因を、 G16とG18は時差4.1時間あり、これが全く同じUT時刻でダウンシュートしていると…