7月度その10:太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡太陽フレアと非熱的粒子?
太陽黒点数の推移を追うシリーズ ➡ 太陽フレアと非熱的粒子?
前回の「6月度黒点数に関する三鷹さんの見解」記事にて、太陽フレアをアップ致しましたが、その際Wikiを調べていて非常に興味深い内容を見つけましたので、本日は短くご紹介致します
Wiki [太陽フレア - Wikipedia] より:
太陽フレアとは、太陽表面における爆発現象のことである
By I, Brocken Inaglory
フレアの大きさは通常1~10万km程度であり、威力は水素爆弾10万から1億個と同等である。100万度のコロナプラズマは数千万度にまで加熱され、多量の非熱的粒子(10keV-1MeVの電子や10MeV-1GeVの陽子)が加速される。同時に衝撃波やプラズマ噴出が発生し、時おりそれらは地球に接近して、突然の磁気嵐を起こす。
非熱的粒子? 初めて聞いた、で、調べてみるとJAXAさんの用語解説
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/words/words-23104.html
に:
気体を構成する粒子の運動する速さは,全ての粒子で同じなのではなく,あるばらつきをもっている。粒子どうしが(衝突などの)相互作用をして平衡状態にあるとき,速さの分布は正規分布になり(熱的粒子),速さのばらつきの幅(標準偏差)は気体の温度として定義される。正規分布にある気体の一部の粒子が選択的に加速されたり,速い粒子が他の場所から飛び込んでくると,粒子の速さの分布には正規分布から外れている成分があらわれる。これを非熱的粒子とよぶ。
知らなかった! 気体の温度の意味もこれで分かった、標準偏差68%でしたか、少年老いやすく学成り難し、なのである!
以上です